学歴獲得の不平等
- 『学歴獲得の不平等: 親子の進路選択と社会階層』
- 勁草書房
- 2023年02月16日頃
- ISBN: 9784326251698
-- 学歴獲得の不平等 | 楽天ブックス学歴獲得の機会は本当に平等か?学歴が社会経済的地位の獲得にどのような意味を持ってきているのかも含めて今日的な視点で再検証する。学力格差、進路選択、子育て実践、高等教育の費用負担、社会階層論のいずれの領域にも貢献を目指す意欲作。
-- 学歴獲得の不平等 | 楽天ブックス学歴獲得の機会は本当に平等か?学歴が社会経済的地位の獲得にどのような意味を持ってきているのかも含めて今日的な視点で再検証する。学力格差、進路選択、子育て実践、高等教育の費用負担、社会階層論のいずれの領域にも貢献を目指す意欲作。
-- 日本史の政治哲学 | 楽天ブックス世界史の日本的なあらわれが日本史なのではない。世界の影響を受けつつも、日本の歴史自体のなかに、その発展や変化の要因は内在している。邪馬台国の時代から平安、鎌倉、江戸、明治を経て敗戦から再生に至る国家を形づくった「政治哲学」の分析を通じて、また西洋思想との対比をしながら、日本の発展史を描ききる。
-- ディープフェイクの衝撃 | 楽天ブックスディープフェイクとは、人工知能(AI)の技術を用いて合成された、本物と見分けがつかないほどリアルな人物などの画像、音声、映像やそれらを作る技術のことである。大統領が敵国への降伏を呼びかける動画が拡散されたり、ある企業のCEOの偽音声を用いた詐欺事件が発生するといった事例が生まれる一方、画像生成AIを用いて作成された絵画が米国の美術品評会で優勝するなど、アートやエンターテインメントの分野にも大きな変革が生じる可能性がある。ディープフェイクを生み出す原理や社会への影響などを平易に解説し、共存せざるを得ない未来に向けて知っておくべきことを語る。
-- WORLD WITHOUT WORK | 楽天ブックス本書は、現代における最大の経済的試練の一つをテーマとしている。迫り来る驚くべき技術革新によって、働いて稼ぎを得るということを全員が全員行なえるわけではない世界が来たら、その先はどうするのか。イギリスの新進気鋭の経済学者が、来たるべき“所得分配国家”“資本分配国家”“労働者支援国家”を描きだす。『フィナンシャル・タイムズ』ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー、『フォーチュン』ベストブック、英『タイムズ』ベスト・ビジネスブック。
-- 友情を哲学する | 楽天ブックス「友情」の多様性をとらえるヒントは哲学にある。哲学者たちが考えた友情観を人気漫画を例に解説!
-- 「おふくろの味」幻想 | 楽天ブックス肉じゃが?ポテサラ?オムライス?「おふくろの味」の正体とはー?無性に食べたくなる時もあれば、揉め事の火種にもなる。誰もが一度は聞いたことがあるのに正体不明の「味」の謎ー。
-- 哲学がわかる 懐疑論 | 楽天ブックス真理と正しさへの関心が失われると、懐疑はたちまち過激なものとなり、相対主義へと姿を変える。フェイクニュース、陰謀論…、危機の時代と言われる今だからこそ、正しく疑うための哲学を身につけよう。極端で過激な懐疑論と程度をわきまえた健全な懐疑論はどこが違うのか。「これぞ!哲学」と唸らせるような説得力ある議論とともに、一人ひとりが懐疑の本質を心得たうえで自信を持って生きること、謙虚に生きていくことの大切さを伝える。
-- ナチズムの美学 | 楽天ブックス何によって民衆はナチズムに魅惑されたのか。本書は、第二次世界大戦後につくられた映画・小説等を中心に言説分析を行うことにより、ナチスに魅入られた大衆心理の意外な正体を暴きだす。『地獄に堕ちた勇者ども』『リリー・マルレーン』『ブリキの太鼓』『ヒトラー、あるいはドイツ映画』等の作品中に、記憶と想像力によって再構成された第三帝国の姿。そこから照射されてくるのはキッチュと死という二要素の「完全な綜合」であり、それこそが第三帝国の美学の本質であると、ホロコースト研究の大家である著者は喝破する。ナチズム研究にいまなお影響を与え続ける古典的名著。
-- リップマン 公共哲学 | 楽天ブックスなぜ西洋民主主義社会は独裁と世界大戦を防止することができなかったのか?民主主義を危機と病から再生させる思想。「公共哲学」という言葉を初めて用いてその原型を提示した予言的警告の書。私たち自身の時代を考えるための生きた思想書、待望の新訳!
-- 明治・大正・昭和の時代劇メディアと時代考証 | 楽天ブックス多くの記録が残され、我々の身近な人々が生きていた明治・大正・昭和。現在に近い時代を考証する困難性はどこにあるのか。そして、史実に沿うノンフィクションにおいても時代考証が求められるのはなぜか。近現代史とノンフィクションにおける考証実務や作品の考察から、虚構と現実の間を埋めるという重要な役割を持つ「時代考証」がもつ可能性の広がりを考える。
-- 「ひきこもり」と「ごみ屋敷」 | 楽天ブックス日本だけではない。若者だけではない。共通性と違いから初めて見える処方箋。国内外での臨床経験と、精神医学の知見を踏まえつつ、当事者と向きあい、社会に問いかける洞察の書。
-- 捏造と欺瞞の世界史 下 | 楽天ブックス奇跡のような偉大な業績や救世主の武勲。人びとが信じてしまいたい「歴史」ほど魅力的なものはない。そこに熱狂が生まれ、古今を問わず、指導者や国家は「力」を得てきた。
-- 捏造と欺瞞の世界史 上 | 楽天ブックス宗教の祖から歴史的偉人、国家の威光をいろどる「史実」は、どのように生まれ、拡大していったのか。「物語」を求める人間の性が生み出した「歴史」の本性を見つめ直す。
-- メディアの生成 | 楽天ブックスメディアの近未来を予測するとき、ラジオの歴史から学ぶことは多い。20世紀が幕を開けた頃、電波を用いたコミュニケーション領域=無線は、最新のニュー・メディアだった。そこから徐々にラジオ放送が産業として編成され、マス・メディアとして確立し、日々絶え間なく放送される番組が人々の生活文化を形成していくことになる。本書は20世紀初頭から半ばまでのアメリカにおけるラジオの動向を通じ、メディアが経験した地殻変動や、近代社会における文化の諸相に迫る。インターネット登場前夜に書かれた名著に、新章を増補した待望の文庫版。
-- 社会学の力〔改訂版〕 | 楽天ブックス理論を学ぶうえで最も重要な概念と命題をセレクト、「寛容」「集合的記憶」「ケアの倫理・ケイパビリティ・社会的厚生」「制度化と同型化」「モビリティーズ」を追加し、さらに充実。
-- 就活の社会学 | 楽天ブックス就職活動の背景にある構造と仕組み。なぜ大学生は「やりたいこと」や熱意を問われ、語るようになっていくのか?労働市場媒介者が果たす役割と大学生の状況の定義を明らかにし、就職情報サービスと彼らの行為によって成り立つ「就活」の仕組みを解明する。
-- 強欲資本主義は死んだ | 楽天ブックス「古い資本主義」の混迷を回顧し、「新しい資本主義」を展望する!いま経済と政治を混乱させているのは、個人主義の行き過ぎであり、自己中心的思考の蔓延である。「私が生み出したものはすべて私のもの」であり、「私が正しいのだから私に従え」と主張する。どちらも「私がすべて」である。こうした過剰な個人主義が経済格差と政治の機能不全をもたらした。必要なのは独善的リーダーでも、株主主権の強化でも、国家による中央集権化でもなく、地域コミュニティや多様な中間組織の再生だ。マイケル・サンデルらは市場競争がコミュニティを破壊するというが、資本主義とコミュニティは共存し、「共創」できる。その処方箋を本書は提示する。
-- 惑星都市理論 平田 周(編) - 以文社 | 版元ドットコムコロナウイルス感染症の世界的な流行で、人々の移動が大幅に制限されるなかにおいても、まるで何も起きていないかのように駆動し続ける「世界経済」。それはすでに「惑星都市」が存在していることの証でもある。本書は、「惑星都市理論」(=プラネタリー・アーバニゼーション研究)という近年世界的に注目されている分析枠組みを用いて、「インフラ」「ロジスティクス」「リスケーリング」といった「惑星都市」を成り立たせる諸要素を考察しながら、「ポストコロニアル都市理論」「関係論的転回」「都市への権利」「自然の生産」など、欧米の都市理論を賑わせている対抗的ロジックの可能性と限界を見定め、その先を模索しようと試みる。「惑星都市」を私たちのものにするために。
-- 消え去る立法者 王寺 賢太(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコムかつてこんなふうに読まれたことがあっただろうか――。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放つ、気鋭の労作。
-- ウェブ調査の基礎 山田 一成(編集) - 誠信書房 | 版元ドットコム著者らが設計・実施した調査や実験に基づいた、公募型ウェブ調査の方法論的基礎研究の専門書。公募型ウェブ調査の有効利用の可能性を探るべく、回答形式間の比較、中間選択、ストレートライニング、不注意回答、回答デバイス間の比較、回答時間、分析におけるパラデータの活用など、サーベイの実務家・研究者の調査利用に関わる事項を科学的に検証し、解説する。公募型ウェブ調査の有効利用と、更なる体系化へ向けた礎となる一書。
-- メディアは「貧困」をどう伝えたか 水島 宏明(著/文) - 同時代社 | 版元ドットコムテレビ報道からSNSまで――「貧困」の実相は伝わっているのか?
「ネットカフェ難民」「派遣村」「コロナ貧困」などの現場を取材してきた著者が、「貧困報道」の変遷を詳細に分析し、問う。そして、支援活動の当事者やその活動を伝えるジャーナリストらの証言を通して、高度成長期以降の日本社会に巣くう病理に迫る!
-- 見知らぬ者への贈与 小幡 正敏(著/文) - 武蔵野美術大学出版局 | 版元ドットコムパンデミック、そして終わりの見えない破壊と殺戮。行き詰まり閉塞した今だからこそ、マルセル・モースの贈与論の読み解きを通して、来るべき新しい社会のシステムを模索する。
1923-24年モースは贈与論を発表し、当時整備され始めた各種の社会保険に大きな期待を寄せた。第一次世界大戦とロシア革命によって多くのものが失われ、社会のシステムが大きく揺らいだ時代だった。同時にモースはまたボリシェヴィズムへの危惧を表明し、大衆自らの積極的な参加を伴う市場の意義と「協働」を論じた。現代の協同組合、そしてNPO、NGOなどに繋がる「協働」のあり方を通して、社会の再構築と連帯を問う。
-- ナラティブ経済学 ロバート・J・シラー(著/文) - 東洋経済新報社 | 版元ドットコム世界を変えるニューテクノロジーに取り残されるわけにはいかない(ビットコイン)
ニューテクノロジーは雇用を破壊する(AI)
チューリップが売れるには合理的な理由がある(金融バブル)
住宅価格は決して下がらない(不動産バブル)
ある物語は根拠なき熱狂となって人々の信念を変え、人々の行動を変えて、マクロ経済を大きく動かしてきた。どうしてあるナラティブだけが繰り返されて、人口に膾炙していくのか?ナラティブはどのようなメカニズムで、通説化し、人々の心をとらえるのか?過去に語られてきた、有名なナラティブとはどのようなものか?脳科学的に、人々はなぜそうしたナラティブを創り出したがるのか?
アニマルスピリット、それでも金融は素晴らしい、不道徳な見えざる手、と、現実経済を理解する上で深い洞察を示してきたノーベル賞経済学者が、新しい経済学の方向を示す。
-- 貧困と闘う知 エステル・デュフロ(著/文) - みすず書房 | 版元ドットコムインド、マラウィ、ケニア、メキシコ、バングラデシュでの実践が明らかにしたのは……ワクチン接種キャンペーンをもっと効果的にするには? 低コストで子どもたちの教育を改善するには? 出勤しない教師や看護師にどう対応する? マイクロクレジットは貧農を救う魔法の処方箋か? 村落集会はほんとうにコミュニティの自己決定を強化しているのか?
生活水準のみならず、市民的自由の前提でもある、教育、医療、金融、ガバナンスについての最新の研究成果を凝縮。