感情の民俗学

  • 『感情の民俗学 : 泣くことと笑うことの正体を求めて』
  • 畑中章宏 著
  • イースト・プレス
  • 2023.9
  • ISBN: 9784781622460
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

私たちの感情は〈ならわし〉によってつくられる? 内側からこみあげてくるように感じられる「感情」。 しかし、喜怒哀楽は、時代や慣習によって変わる。 つかみづらい感情の正体をもとめて、民俗学をひもとく。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 本書「はじめに」より 感情については、これまで、数えきれないほどたくさんの本が書かれてきました。 なぜそれほど多くの本が書かれてきたかというと、多くの人が、 …

-- 感情の民俗学 | 楽天ブックス

但馬日記

  • 『但馬日記 : 演劇は町を変えたか』
  • 平田オリザ 著
  • 岩波書店
  • 2023.9
  • ISBN: 9784000616089
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

生まれ育った東京を離れ、家族で兵庫県北の小さな町に移り住んだ理由は「転勤」!演劇と観光の学べる専門職大学の開学、国際演劇祭の開催…。新たな共同体をつくる試みは、コロナ禍や市長選の対立構造に翻弄されていく。芸術や文化による地域の再生は可能か?町に新しい風は吹いたのか?濃密に語られる三年半の記録! まえがき 第1章 移住までーーコウノトリの郷へ 第2章 見えない敵と戦うーーコロナ禍のはじまり 第3章  …

-- 但馬日記 演劇は町を変えたか | 楽天ブックス

チョコレート・タウン

  • 『チョコレート・タウン : 〈食〉が拓いた近代都市』
  • 片木篤 著
  • 名古屋大学出版会
  • 2023.9
  • ISBN: 9784815811327
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

チョコレート工場を中核として築かれた新たな都市「チョコレート・タウン」。甘くて苦い嗜好品の大量生産・輸送・消費・広告は、どのような空間や生活をもたらしたのか──。欧米の代表的事例から、外来の〈食〉が〈住〉を刷新していく歴史をトータルに描きだす。

-- チョコレート・タウン | 楽天ブックス

ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか

  • 『ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか : 民主主義国の誤算』
  • ベンジャミン・カーター・ヘット 著、寺西のぶ子 訳
  • 亜紀書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784750518176
  • 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ ; 4-13
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

《 民主主義の危機から、戦争は現れる 》 格差、移民、差別、陰謀論……分断社会に解決策を示せないリベラル諸国。 渦巻く不安と不信、露わになるナチズムの脅威。 アメリカを代表する歴史家が描く、緊迫の第二次大戦前夜。 ーーーーーーーーー 「他国が脅威として現れたとき、民主主義はどう対応すればいいのか」 「自国のリーダーが無謀で危険、あるいは無能とわかったとき、私たちはどう行動すべきか」 平和を望む民意 …

-- ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか | 楽天ブックス

未完のプロジェクトとコミュニケーション

  • 『未完のプロジェクトとコミュニケーション : アーレント,バトラー,ハーバーマス,カントを参照して』
  • 舟場保之 著
  • 晃洋書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784771037663
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

モデルネという未完のプロジェクトーー遂行するカギはコミュニケーション コミュニケーションは、モデルネという未完のプロジェクトーー規範の普遍主義的な基盤の実現を成し遂げることができるのか。アーレント、バトラー、ハーバーマス、カントの議論を手がかりとして、コミュニケーションの持つ可能性とプロジェクト遂行の道を探る。 序 論 第1部 カントのコミュニケーション論的転回 第1章 カントとハーバーマスにおけ …

-- 未完のプロジェクトとコミュニケーション | 楽天ブックス

宗教の起源

  • 『宗教の起源 : 私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか』
  • ロビン・ダンバー 著、小田哲 訳
  • 白揚社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784826902489
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

進化心理学の巨人ダンバーが描く、人類と信仰の20万年。 仏教、キリスト教、ヒンドゥー教、神道…… 世界の主要な宗教は、なぜ同じ時期に同じ気候帯で誕生したのか? カルト宗教はなぜ次々と生まれ、人々を惹きつけるのか? 科学が隆盛を極める現代においても、 宗教は衰えるどころかますます影響力を強めている。 ときに国家間の戦争を引き起こすほど 人々の心に深く根差した信仰心は、なぜ生まれたのか? そして、いか …

-- 宗教の起源 | 楽天ブックス

社会的養護の社会学

  • 『社会的養護の社会学 : 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち』
  • 土屋敦, 藤間公太 編著
  • 青弓社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784787235244
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

社会的養護の現場では、どのような困難が経験され、施設の何が問題とされているのか。児童養護施設や母子生活支援施設、里親などの調査を積み重ね、医療・教育・ジェンダーなどの多角的な視点から、家族・家庭と施設の専門性の間に生じるジレンマに迫る。 序 章 「社会的養護の社会学」のインプリケーション 藤間公太 1 戦後日本における社会的養護の展開 2 「社会的養護の社会学」のインプリケーション 3 …

-- 社会的養護の社会学 | 楽天ブックス

万物の黎明

万物の黎明
  • 『万物の黎明 : 人類史を根本からくつがえす』
  • デヴィッド・グレーバー, デヴィッド・ウェングロウ 著、酒井隆史 訳
  • 光文社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784334100599
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

『負債論』『ブルシット・ジョブ』のグレーバーの遺作、ついに邦訳。「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー。考古学、人類学の画期的な研究成果に基づく新・真・世界史! 人類の歴史は、これまで語られてきたものと異なり、遊び心と希望に満ちた可能性に溢れていた。

-- 万物の黎明 | 楽天ブックス

文化外交の世界

  • 『文化外交の世界』
  • 桑名映子 編
  • 山川出版社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784634672536
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

19世紀から21世紀初頭の文化を通じた国際外交を論じた研究の論集。近代・現代の外交における「ソフト・パワー」の重要性を「文化」の視点で論ずる。日本を含めたイギリス、フランス、ドイツ、オーストリア、ハンガリー、イタリアなど広範な範囲を網羅する。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 〈目次〉 はじめに 桑名映子 第I部 近代における文化外交 第一 …

-- 文化外交の世界 | 楽天ブックス

「蓋然性」の探求

  • 『「蓋然性」の探求 : 古代の推論術から確率論の誕生まで』
  • ジェームズ・フランクリン [著]、南條郁子 訳
  • みすず書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784622096467
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

■「蓋然性」(probability)とは「確からしさ」のことであり、これを数学的に純化することにより「確率」の概念は生まれた。本書は1654年に確率の数学が発見される以前の二千年以上にわたる蓋然性の歴史を、法・科学・商業・哲学・論理学を含む圧倒的に広範な領域で調べ上げ、ハッキングの『確率の出現』の成功以来信憑されてきた単純すぎる確率前史を塗り替える。 ■確率概念の淵源として、これまで軽視されてい …

-- 「蓋然性」の探求 新装版 | 楽天ブックス

生きづらさの民俗学

  • 『生きづらさの民俗学 : 日常の中の差別・排除を捉える』
  • 及川祥平, 川松あかり, 辻本侑生 編著
  • 明石書店
  • 2023.10
  • ISBN: 9784750356532
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月19日取得)

柳田國男の問い「何故に農民は貧なりや」から始まった自己内省の学は、今日あらたに問いをたてなおし、とにもかくにも〈しんどい〉現代社会への探求の扉をふたたび開く。 「何故我々は生きづらいのか?」 本書は、民俗学に初めて触れる読者を想定した「入門書」である。わたしたちの社会のいたるところにみられる差別や排除、「生きづらさ」というテーマを民俗学はどう考えることができるか、そしてそこに立ちあらわれる民俗学と …

-- 生きづらさの民俗学 | 楽天ブックス

語る組織

  • 『語る組織 : ストーリーテリング・オーガニゼーションズ』
  • DAVID M BOJE [著]、高橋正泰 監訳、増田靖 監訳・解説、ストーリーテリング・オーガニゼーションズ翻訳プロジェクトチーム 訳
  • 同文舘出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784495390808
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月19日取得)

語りへの気づき・創発の意義を示し、より生きた語りを捉えるストーリーテリング研究の進展に貢献したボージェ。組織内の語りを活かす「語る組織」を論じたボージェの本邦初の翻訳。 第1部 語る組織の複雑性 序章 第1章 システム思考から複雑性思考へ 第2章 いかに語りの対話主義は創発を生み出すか 第3章 語る組織における集合的記憶の類型 第2部 語る組織の戦略 第4章 ポリフォニー的戦略の語り 第5章 文体 …

-- 語る組織 | 楽天ブックス