認知アポカリプス
- 『認知アポカリプス : 文明崩壊の社会学』
- みすず書房
- 2023.4
- ISBN: 9784622096016
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月21日取得)
-- 認知アポカリプス | 楽天ブックステクノロジーは人の注意を惹くことが利益に直結する経済モデルを生んだ。規制なき認知市場にスマホで繋がれた人類の未来とは。認知科学と社会学による啓示。
-- 認知アポカリプス | 楽天ブックステクノロジーは人の注意を惹くことが利益に直結する経済モデルを生んだ。規制なき認知市場にスマホで繋がれた人類の未来とは。認知科学と社会学による啓示。
-- ゴースト・ワーク | 楽天ブックス“文化人類学者×コンピューター社会学者”が新しい局面へと突入した、「労働」の変化をリアルに伝える。AIが人の仕事を作る世界。超高速で拡大する「ギグワーク」の最暗部をえぐる渾身のルポルタージュ。Amazon、Google、Microsoft、Uber。大企業が提供する自動化されたサービスの裏側に潜む、数えきれない「見えない労働者」の存在と実情とは。
-- 再考 ファスト風土化する日本 | 楽天ブックス日本各地のロードサイドに大型商業施設が建設され、その土地固有の歴史・自然・風土が顧みられなくなる。まるでファストフードのように、生活や文化が均質化されていく。こうした問題意識から2004年に出版された『ファスト風土化する日本 郊外化とその病理』(洋泉社新書y)は東北エリアを筆頭に、同様の危機感を抱く地域で爆発的なヒットを記録した。-それから十九年。もはやファスト風土が日本の隅々まで浸透した今、郊外は社会の何を象徴しているのか。好きでも嫌いでもない「地元」で過ごした日々にはどんな意味があったのか。小説家・建築家・研究者ら13人の知見から考える、郊外のいままでとこれから。
-- スポーツの世界史(4) | 楽天ブックス本書は、スポーツの歴史を世界史的視野でとらえた、逸話やエピソードが満載の読んで楽しい一冊。競馬、クリケット、野球、サッカー、卓球、柔道、スキー、F1レースといった各競技の歴史に切り込み、スポーツを通じた人間の広範な歩みを描き出す。さらに人種、薬物、暴力、マネー、テクノロジー、ジェンダーなどに関わる諸問題にも焦点を当て、スポーツのグローバル化の真の意味をあぶり出そうとする意欲作。
-- 日常生活における自己呈示 | 楽天ブックス
-- 東大生、教育格差を学ぶ | 楽天ブックス東京大学の1・2年生38人がゼミ形式の授業で自身の人生と教育の関わりを語り合った半年間の記録。
-- クリティカル・オーディエンス | 楽天ブックスメディアへの信頼が揺らぐ現代、インターネットやSNSの発達によりオーディエンスのメディア批判が可視化され、影響力が高まっている。そのありように社会心理学的にアプローチし、実証的に調査・研究するための理論、概念、方法と成果をわかりやすく紹介。
-- ヨーロッパの極右 | 楽天ブックスいまや政治の一部となった極右。だがその実態は知られていない。ヨーロッパに息づく極右の歴史に光を当て、矛盾に満ちた全貌を明らかにする。極右理解に欠かせない一冊。
-- 会社のなかの「仕事」 社会のなかの「仕事」 | 楽天ブックス際限のない「超」長時間労働、硬直した企業文化、「お客様は神様」に代表される過剰なサービスー。現代日本を蝕むさまざまな問題は、突き詰めれば私たちの「仕事」観に由来している。高度資本主義下での摩耗を避けたければ、会社のなかの「組織人」として生きるだけでは十分でない。私たちは同時に、社会のなかの「職業人」としても生きなければならないのだー。本書はこの要請とジレンマを出発点として、働き手と組織、その双方が共栄していくための方策を探る。「やりがい搾取」問題の火付け役として知られる社会学者がデュルケームに遡り、ときに『かりあげクン』をも参照しながら、私たちの「職業」を軽やかに問いなおす。疲弊した日本経済が自壊するその前に、職業社会学は新たな地平を拓けるのかー。
-- 〈ほんもの〉という倫理 | 楽天ブックス近代社会に特有の、三つの不安がある。第一に、個人主義により道徳の地平が消失すること。第二に、費用対効果の最大化を目的とする道具的理性が社会の隅々にまで浸透すること。第三に、「穏やかな専制」が訪れて人々が自由を喪失し、政治的に無力になること。著者はこれらの不安の由来と根拠をあらためて問い質し、近代の道徳的理想、すなわち「“ほんもの”という倫理」の回復こそが、よりよい生と未来を切り拓くための闘争を可能にすると説く。現代を代表する政治哲学者が、その思考のエッセンスを凝縮した名講義。
-- まっとうな政治を求めて | 楽天ブックスこの形容詞“liberal”は力の行使を制限し、多元性と懐疑心、アイロニーをもたらすのである。(本書23頁)
-- 幻想の終わりに | 楽天ブックス社会はより良く進歩しているという「幻想」が潰えた後期近代。生産のオートメーション化、デジタル革命、単純サービス業の増加等、産業構造の転換によって新しい階級社会が誕生している。リベラルでエコロジカル、グローバル志向の新たな中産階級が影響力を振るい、個々人は「独自性」を競い合う。世界規模で起こっているこの変化は、私たちの生活に何をもたらすのだろうか。欧米の最新文献を網羅しながら現代社会の矛盾や両義性を鮮やかに描く、ドイツ発の新たな社会理論。