私たちはいつから「孤独」になったのか

私たちはいつから「孤独」になったのか
  • 『私たちはいつから「孤独」になったのか』
  • フェイ・バウンド・アルバーティ [著]、神崎朗子 訳
  • みすず書房
  • 2023.11
  • ISBN: 9784622096559
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

自分を理解してくれる人がいない、友人や伴侶が得られない、最愛の存在を喪って心にぽっかりと穴があいたような気持ちがする、老後の独り居が不安だ、「ホーム」と呼べる居場所がないーーこのような否定的な欠乏感を伴う感情体験を表現する語として「孤独」が用いられるようになったのは、近代以降のことである。それまで「独りでいること」は、必ずしもネガティブな意味を持たなかった。孤独とは、個人主義が台頭し、包摂性が低く …

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「戦争ごっこ」の近現代史

「戦争ごっこ」の近現代史
  • 『「戦争ごっこ」の近現代史 : 児童文化と軍事思想』
  • サビーネ・フリューシュトゥック 著、中村江里, 箕輪理美, 嶽本新奈 訳
  • 人文書院
  • 2023.11
  • ISBN: 9784409520918
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

軍事大衆文化のなかで動員される子供のイメージはいかなるものであったのか ーーー日清・日露の戦争ごっこから現在の安全保障問題と萌えミリまで 子どもや子ども時代が、いかに象徴的なものとして構造化され軍国主義への強力な修辞の道具として機能してきたかを検証する。 本書では、近現代日本における軍国主義と平和化の過程で、権力者が子どもをどのように利用してきたかが描き出されている。著者が提唱する「感情資本」とは …

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デパートの誕生

デパートの誕生
  • 『デパートの誕生』
  • 鹿島茂 [著]
  • 講談社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784065339657
  • 講談社学術文庫 ; 2792
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

劇場のように華やかな装飾。高い天窓からふり注ぐ陽光。シルクハットで通勤するしゃれた従業員。乗合馬車で訪れる客を待つのは、欲望に火を付ける巨大スペクタクル空間! 帽子職人の息子アリステッド・ブシコー(1810-1877)と妻マルグリットが、様々なアイデアで世界一のデパート「ボン・マルシェ」を育て上げた詳細な歴史を、当時を描く仏文学作品や、19世紀初頭のデパート商品目録など稀少な古書から丹念に採取。 …

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日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか

日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか(1044;1044)
  • 『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』
  • 渋谷和宏 著
  • 平凡社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784582860443
  • 平凡社新書 ; 1044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

《目次》 はじめに 第一章 「安い賃金の国」への転落ーーなぜ日本企業の賃金は上がらないのか 第二章 「脅しの経営」の弊害ーー社員を追い詰める減点主義的な処遇 第三章 コストカッターの罪ーー人材が育たず競争力が損なわれる悪循環 第四章 「無駄な仕事」のまん延と、自主性・成長機会を奪う「マイクロマネジメント」 おわりに 《概要》 1990年代半ば以降、市場や技術動向の激変に対応できず、競争力を失った日 …

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あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?

あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?
  • 『あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか? : 知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造』
  • 森達也 編著、五十嵐太郎 [ほか] [執筆]
  • 論創社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784846022372
  • 論創ノンフィクション ; 044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

排除したい。だからこそ見えづらくする。街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。 五十嵐太郎 かたちが命令する/雨宮処凛 困窮に至るまでの、そして困窮してからの排除/今岡直之 賃労働・家族・福祉からの排除あるいは脱出/葛西リサ 住みたい部屋 …

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フェミニズムズ

フェミニズムズ
  • 『フェミニズムズ : グローバル・ヒストリー』
  • ルーシー・デラップ 著、幾島幸子 訳
  • 明石書店
  • 2023.10
  • ISBN: 9784750356402
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

フェミニズムは長らくジェンダー正義を追求してきたが、そこにはしばしば対立も伴った。私たち一人ひとりは、この歴史にいかなる「使い道」を見出すべきか。普遍的な定義に依拠しないフェミニズムズの探求へと誘う、グローバル・ヒストリーの新たな挑戦。 はじめに フェミニズムの「時」 なぜグローバル? 理論、アクティビズム、そして使い道 第1章 夢 レディランドとハーランド 偉大な愛 ユートピアの実現 夢の限界 …

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哲学用語入門

哲学用語入門
  • 『哲学用語入門 : テルミノロギー』
  • テオドール・W・アドルノ 著、髙橋順一 訳
  • 作品社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784861829840
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

アドルノの遺作。 用語解説による哲学入門! 46回に亙りフランクフルト大学で行われた円熟期の連続講義。観念論と実在論、合理論と経験論、唯心論と唯物論など数多の基本用語に論及しつつその哲学的意義と作用を平易に解説。 今日から始まるのこの講義には、「入門」あるいは「導入」という副題が添えられています。この副題には二つの意味があります。というのも、この副題からは、「哲学用語入門」と同時に「哲学入門」とい …

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スコットランド啓蒙の社会理論

スコットランド啓蒙の社会理論
  • 『スコットランド啓蒙の社会理論』
  • クリストファー・J. ベリー 著、坂本達哉, 壽里竜 訳
  • 知泉書館
  • 2023.11
  • ISBN: 9784862853943
  • 知泉学術叢書 ; 27
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月14日取得)

「スコットランド啓蒙」とは,ヒューム『人間本性論』からスミス『道徳感情論』の刊行に至る1740-90年までの半世紀,中でも1750年から75年までを「中核」とする40名に及ぶ幅広い思想家の作品群によって構成された概念で,社会思想の観点から啓蒙の時代と精神を解明する。 「社会理論」とは,歴史の理論化作業,政治的・経済的著作,道徳哲学,スコットランド人の「文化的」争点等についての一般的で包括的な関心を …

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所有と分配の人類学

所有と分配の人類学
  • 『所有と分配の人類学 : エチオピア農村社会から私的所有を問う』
  • 松村圭一郎 著
  • 筑摩書房
  • 2023.11
  • ISBN: 9784480512000
  • ちくま学芸文庫 ; マ53-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月12日取得)

「わたしのもの」と「誰かのもの」 両者のスキマから社会を捉え返す。 解説 鷲田清一 === これは「わたしのもの」ではなかったのだろうか。調査地でのある出来事から、私的所有の感覚がゆらぐ経験をした著者は、所有への違和感を抱きつつエチオピアの農村へ向かう。畑を耕す牛、畑になる穀物、台所道具、生活する人々など、ミクロなものに目を向けて調査していくなかで見えてきたものとは? 作物は頻繁に分配され、持てる …

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新・教育の社会学

新・教育の社会学
  • 『新・教育の社会学 : 〈常識〉の問い方,見直し方』
  • 苅谷剛彦, 濱名陽子, 木村涼子, 酒井朗 著
  • 有斐閣
  • 2023.12
  • ISBN: 9784641222267
  • 有斐閣アルマ. Specialized
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月12日取得)

不登校など現場のミクロな問題から,競争や能力主義の過熱といったマクロ問題まで,さまざまなレベルで問題を解説。幼児教育は家族社会学の観点も視野に,ジェンダーと教育は現在のセクシュアリティ論まで,いま学ばれるべき教育にかかわる問題を網羅した。 Part1 ゆらぐ教育保障のあり方 Stage1 「学校に行かない子ども」とは誰か/Stage2 長期欠席・不登校問題の変容/Stage3 教育支援の社会学/知 …

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読書国民の誕生

読書国民の誕生 近代日本の活字メディアと読書文化
  • 『読書国民の誕生 : 近代日本の活字メディアと読書文化』
  • 永嶺重敏 [著]
  • 講談社
  • 2023.12
  • ISBN: 9784065340257
  • 講談社学術文庫 ; 2794
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月11日取得)

日本人はなぜ、いつ、「読者」になったのか? そして何を、どのように、読んできたのか? 出版資本と鉄道による中央活字メディアの全国流通、旅行読者の全国移動、新聞縦覧所と図書館という読書装置の全国普及ーー官・民によるこれら三つの全国的要素の融合から、明治期に活字メディアを日常的に読む習慣を身につけた国民、すなわち「読書国民」が誕生してくる過程を、出版文化研究の第一人者が活写。私たちの読書生活の起源がこ …

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スポーツウォッシング

スポーツウォッシング なぜ<勇気と感動>は利用されるのか
  • 『スポーツウォッシング : なぜ〈勇気と感動〉は利用されるのか』
  • 西村章 著
  • 集英社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784087212907
  • 集英社新書 ; 1190
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月10日取得)

「為政者に都合の悪い政治や社会の歪みをスポーツを利用して覆い隠す行為」として、2020東京オリンピックの頃から日本でも注目され始めたスポーツウォッシング。 スポーツはなぜ”悪事の洗濯”に利用されるのか。 その歴史やメカニズムをひもとき、識者への取材を通して考察したところ、スポーツに対する我々の認識が類型的で旧態依然としていることが原因の一端だと見えてきた。 洪水のように連日報じられるスポーツニュー …

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