物語8

アメリカン・クライシス

アメリカン・クライシス
  • 『アメリカン・クライシス : 危機の時代の物語のかたち』
  • ハーン小路恭子
  • 松柏社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784775402924
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月24日取得)

分断のシステムに抗い続ける物語はどんな“かたち”をしている?人種、ジェンダー、階級などのアイデンティティの諸相が交差する中で生まれ、醸成されてきた“アメリカ的危機”の感覚がフィクションや視覚文化の中でいかに具現化されているのかを明らかにしていくー。

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残されたものたちの戦後日本表現史

残されたものたちの戦後日本表現史
  • 『残されたものたちの戦後日本表現史』
  • 山本昭宏 著
  • 青土社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784791775385
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月12日取得)

水木しげる、中沢啓治、高畑勲から、こうの史代まで。戦地から引き揚げたもの、空襲を生きのびたもの、被爆者として生きるもの…。戦争で生き残った表現者たちは個別の方法でそれぞれの経験の物語を作り上げてきた。かれらが描いた戦争・戦後とはいかなるものか。そして、これからの世代はどのように語り残していくべきか。これから先もずっと読まれ、観られ続けるべき作家、作品たちを精緻に読み解く。

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捏造と欺瞞の世界史 下

捏造と欺瞞の世界史 下
  • 『捏造と欺瞞の世界史 下: 創作された「歴史」をめぐる30の物語』
  • バリー・ウッド/大槻 敦子
  • 原書房
  • 2023年02月21日頃
  • ISBN: 9784562072637

奇跡のような偉大な業績や救世主の武勲。人びとが信じてしまいたい「歴史」ほど魅力的なものはない。そこに熱狂が生まれ、古今を問わず、指導者や国家は「力」を得てきた。

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捏造と欺瞞の世界史 上

捏造と欺瞞の世界史 上
  • 『捏造と欺瞞の世界史 上: 創作された「歴史」をめぐる30の物語』
  • バリー・ウッド/大槻 敦子
  • 原書房
  • 2023年02月21日頃
  • ISBN: 9784562072620

宗教の祖から歴史的偉人、国家の威光をいろどる「史実」は、どのように生まれ、拡大していったのか。「物語」を求める人間の性が生み出した「歴史」の本性を見つめ直す。

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ナラティブ経済学

ナラティブ経済学
  • 『ナラティブ経済学: 経済予測の全く新しい考え方』
  • ロバート・J・シラー/著、山形浩生/翻訳
  • 東洋経済新報社
  • 2021/07/30
  • ISBN: 9784492315330

世界を変えるニューテクノロジーに取り残されるわけにはいかない(ビットコイン)
ニューテクノロジーは雇用を破壊する(AI)
チューリップが売れるには合理的な理由がある(金融バブル)
住宅価格は決して下がらない(不動産バブル)
ある物語は根拠なき熱狂となって人々の信念を変え、人々の行動を変えて、マクロ経済を大きく動かしてきた。どうしてあるナラティブだけが繰り返されて、人口に膾炙していくのか?ナラティブはどのようなメカニズムで、通説化し、人々の心をとらえるのか?過去に語られてきた、有名なナラティブとはどのようなものか?脳科学的に、人々はなぜそうしたナラティブを創り出したがるのか?
アニマルスピリット、それでも金融は素晴らしい、不道徳な見えざる手、と、現実経済を理解する上で深い洞察を示してきたノーベル賞経済学者が、新しい経済学の方向を示す。

-- ナラティブ経済学 ロバート・J・シラー(著/文) - 東洋経済新報社 | 版元ドットコム

〈戦いの物語〉の政治学 渡部 純(著/文) - 風行社 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784862581495

「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。日本の映画で、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』……。

渡部純(著)。