2023年1月31

消費社会を問いなおす

消費社会を問いなおす
  • 『消費社会を問いなおす』
  • 貞包英之 著
  • 筑摩書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784480075338
  • ちくま新書 ; 1706
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月6日取得)

平成のデフレ不況を乗り越えてもなお、消費社会は私たちの生活全体を覆い尽くしている。消費社会がもたらしたのは「豊かさ」ばかりでなく、深刻な格差や環境問題でもあった。一方で、消費社会はその根本において個人の自由かつ多様な生き方を実現し、今も多くの人々を魅了してやまない。大量消費の限界に向き合いつつ、消費社会が私たちにもたらした「自由」の意味をあらためて問いなおし、その可能性について、ベーシックインカム …

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女性を閉じこめる「ずるい言葉」

女性を閉じこめる「ずるい言葉」
  • 『女性を閉じこめる「ずるい言葉」 : 10代から知っておきたい』
  • 森山至貴 著
  • WAVE出版
  • 2023.1
  • ISBN: 9784866214436
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

差別を考える社会学者が、女性が浴びせられがちな「ずるい言葉」から逃れる手がかりを伝授!

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社会を変えるスタートアップ

社会を変えるスタートアップ
  • 『社会を変えるスタートアップ : 「就労困難者ゼロ社会」の実現』
  • 小野貴也 著
  • 光文社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784334046446
  • 光文社新書 ; 1237
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

日本には障害や難病のため就労に何らかの課題を抱え、無職、低賃金、不安定な就労環境等の状態になっている、いわゆる「就労困難者」が約一五〇〇万人存在する。その多くがきちんとした給料や、自己肯定感を高めるやりがいを得ることができていない。長年解決されない問題だ。一方、少子高齢化に伴う労働人口の減少はテクノロジーの進歩や普及でもカバーしきれない。つまり、就労困難者に活躍する機会を提供することで社会課題が解 …

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ホワイト・フェミニズムを解体する

ホワイト・フェミニズムを解体する
  • 『ホワイト・フェミニズムを解体する : インターセクショナル・フェミニズムによる対抗史』
  • カイラ・シュラー 著、飯野由里子 監訳、川副智子 訳
  • 明石書店
  • 2023.1
  • ISBN: 9784750354835
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

必要なのは、「包摂」や「多様性」による改修ではなく、解体だ。白人女性の利益のためにマイノリティを抑圧し、差別構造を利用してきたホワイト・フェミニズムと、それに対抗し、黒人、先住民、クィア、トランスジェンダーなどのマイノリティ女性たちが実践してきたインターセクショナル・フェミニズムの歴史を活写する。

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消費と労働の文化社会学

消費と労働の文化社会学
  • 『消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の「批判」を考える』
  • 永田大輔, 松永伸太朗, 中村香住 編著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.1
  • ISBN: 9784779516900
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

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レイシャル・キャピタリズムを再考する

レイシャル・キャピタリズムを再考する
  • 『レイシャル・キャピタリズムを再考する : 再生産と生存に関する諸問題』
  • ガルギ・バタチャーリャ 著、稲垣健志 訳
  • 人文書院
  • 2023.1
  • ISBN: 9784409041208
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

人種資本主義(レイシャル・キャピタリズム)とは何か。かくも魅惑的な資本主義は、人種差別の上に構築されていたージェンダーとエコロジーの視座を取り入れながらブラック・マルクシズムを深化させ、現代の世界システムを分析する上で不可欠の概念「レイシャル・キャピタリズム」の輪郭を浮かび上がらせる、待望の書。

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『啓蒙の弁証法』を読む

『啓蒙の弁証法』を読む
  • 『『啓蒙の弁証法』を読む』
  • 上野成利, 高幣秀知, 細見和之 編
  • 岩波書店
  • 2023.1
  • ISBN: 9784000615785
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月7日取得)

啓蒙の極限たる最高の知的段階に達したかに見える文明が、なぜナチスという野蛮に転化したのかー。ホルクハイマーとアドルノの主著『啓蒙の弁証法』における複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、前史から後史に至るドイツ思想、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏えて、この難解な書物の全体像を解明する。

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スラッジ

スラッジ
  • 『スラッジ : 不合理をもたらすぬかるみ』
  • キャス・R・サンスティーン 著、土方奈美 訳
  • 早川書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784152102041
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

サブスクリプションを解約するのに、途方もなく時間と労力がかかる。医療給付や奨学金申請のための書類が膨大である。合理的な行動を阻む負のナッジ=スラッジとは。ナッジを世に広めた法学者による、「悪い行動経済学」入門。

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ピーター・L・バーガー

ピーター・L・バーガー
  • 『ピーター・L・バーガー : 分極化するアメリカ社会と対峙した社会学者』
  • 池田直樹 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.1
  • ISBN: 9784779517129
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

近代とは何か、近代化と発展のための実現可能な戦略はどのようなものであるのかを問い続けた社会学者による、深まりゆくアメリカの分裂の進展を押しとどめるための果てしなく困難な挑戦を描きだす。

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