2022年6月26

知への恐れ

知への恐れ
  • 『知への恐れ : 相対主義と構築主義に抗して』
  • ポール・ボゴシアン [著]、飯泉佑介, 斎藤幸平, 山名諒 訳
  • 堀之内出版
  • 2021.12
  • ISBN: 9784909237576
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月21日取得)

ポストモダンの相対主義に終止符を打ち、「新実在論」の幕開けとしてマルクス・ガブリエルが絶賛した論争の書、ついに日本語で刊行。

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歴史学派とドイツ社会学の起原

歴史学派とドイツ社会学の起原
  • 『歴史学派とドイツ社会学の起原 : 学問史におけるヴェーバー資本主義論』
  • 竹林史郎 著、田村信一, 山田正範 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.7
  • ISBN: 9784623088690
  • MINERVA人文・社会科学叢書 ; 252
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

本書はドイツ社会学の黎明期における資本主義論、とりわけマックス・ヴェーバーのそれが成立する過程を探る。同時代の著述家たちの膨大な文献を渉猟して、従来曖昧であった歴史学派から初期社会学へと至る道筋を実証的に跡付け、ヴェーバーやゾンバルトの資本主義論がいかなる学問史的文脈に立脚するかを解き明かしている。ドイツにおいて高い評価を得た日本人研究者による、ドイツ社会学の起原に迫る労作。

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ファシリテーションとは何か

ファシリテーションとは何か
  • 『ファシリテーションとは何か : コミュニケーション幻想を超えて』
  • 井上義和, 牧野智和 編著、中野民夫, 中原淳, 中村和彦, 田村哲樹, 小針誠, 元濱奈穂子 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2021.12
  • ISBN: 9784779516153
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

ファシリテーションが要請される時代を私たちはどう読み解けばよいのか。貴重なインタビューと解説、討論から、ファシリテーションがさまざまな現場で求められる社会に迫る。

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労働法批判

労働法批判
  • 『労働法批判』
  • アラン・シュピオ 著、宇城輝人 訳
  • ナカニシヤ出版
  • 2022.7
  • ISBN: 9784779516740
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

広大な人間的営みのなかに「労働」をとらえなおし、労働法の理路と未来を明らかにするアラン・シュピオの主著。

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力
  • 『力 : 美的人間学の根本概念』
  • クリストフ・メンケ 著、杉山卓史, 中村徳仁, 吉田敬介 訳
  • 人文書院
  • 2022.7
  • ISBN: 9784409031162
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月27日取得)

人間は美をいかに捉え、美は人間をいかに主体たらしめるのか。本書はバウムガルテンとカントの美学を出発点に、ヘルダーからニーチェ、フーコーまでの系譜を人間にそなわる「力」という観点から辿り直し、美学史の刷新を試みる。現代ドイツで最も重要とされるフランクフルト学派新世代の思想家による、美的人間学始まりの書。

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スマート・イナフ・シティ

スマート・イナフ・シティ
  • 『スマート・イナフ・シティ : テクノロジーは都市の未来を取り戻すために』
  • ベン・グリーン 著、中村健太郎, 酒井康史 訳
  • 人文書院
  • 2022.8
  • ISBN: 9784409241493
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月27日取得)

AIを駆使したスマート・シティ計画。夢の技術によって都市の問題はすべて片付くのだろうか?我々は技術がすべて解決という「テック・ゴーグル」をつけたテクノロジーの伝道者に踊らされていないだろうか?本書は、スマート・シティの背後にある政治性を明らかにし、テクノロジーが都市の統治と生活に与える無数の影響に光を当てることを目的としている。多くの失敗例や危険性を明らかにしながら、技術を適切に利用した、公正で民主的な都市のあり方を、行政に詳しい著者が提言する。行政職員はもちろん、現代の都市に住む全ての人々に贈る話題の書。

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アクターネットワーク理論入門

アクターネットワーク理論入門
  • 『アクターネットワーク理論入門 : 「モノ」であふれる世界の記述法』
  • 栗原亘 編著、伊藤嘉高, 森下翔, 金信行, 小川湧司 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2022.6
  • ISBN: 9784779516719
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!

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歴史学の擁護

歴史学の擁護
  • 『歴史学の擁護』
  • リチャード・J.エヴァンズ 著、今関恒夫, 林以知郎, 與田純 訳
  • 筑摩書房
  • 2022.5
  • ISBN: 9784480511164
  • ちくま学芸文庫 ; エ18-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

過去の出来事について真の洞察に到達するために歴史家ができることとは何かー。この問いは、ポストモダニズムの登場とともに抜き差しならないものとなった。歴史学をこれまで支えてきた、客観性や因果関係といった概念が強く揺さぶられることになったからである。歴史理論と歴史学的実践の双方に目を配りながら、著者は、信頼に値する確かな知識を得るための方途を探りなおす。世界的に歴史教育の現場で読まれ、多くの論議を呼んだ作品がここに文庫化。数多の批判に応答した原著新版の長いあとがきも併せて訳出。

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学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか
  • 『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』
  • 広田照幸 著
  • 筑摩書房
  • 2022.5
  • ISBN: 9784480684288
  • ちくまプリマー新書 ; 401
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月20日取得)

教育はしばしば失敗するし、学校は本質的に退屈である。にもかかわらず、学校や教育は世界を広げてくれるー。教育の目的から、学校の役割、道徳教育やAI社会まで、広い視野と多様な角度からとらえなおす。

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