実践の論理を描く
- 『実践の論理を描く : 相互行為のなかの知識・身体・こころ』
- 勁草書房
- 2023.3
- ISBN: 9784326603572
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月8日取得)
-- 実践の論理を描く | 楽天ブックス人が「知識」「身体」「こころ」を持つことは、相互行為の中でいかに理解可能にされているのか?異なるバックグラウンドを持つ執筆者たちが、エスノメソドロジー・会話分析の示してきた蓄積をもとに、相互行為分析の豊かさをデモンストレートする。
-- 実践の論理を描く | 楽天ブックス人が「知識」「身体」「こころ」を持つことは、相互行為の中でいかに理解可能にされているのか?異なるバックグラウンドを持つ執筆者たちが、エスノメソドロジー・会話分析の示してきた蓄積をもとに、相互行為分析の豊かさをデモンストレートする。
-- アディクションと金融資本主義の精神 鈴木直(著/文) - みすず書房 | 版元ドットコム中毒、依存、嗜癖(しへき)などと訳される「アディクション」。スマホ、ギャンブル、ゲーム、飲酒、買い物……その対象は多岐にわたり、今日のネット社会ほどアクセスが容易になったことは人類史上かつてない。短期報酬を追い求めるアディクション化した金融経済は、実体経済を呑み込みながら、資本主義のカジノ化を推進している。
拡大するアディクションと、不安定化する金融資本主義。著者はそこに、人間の認知機能にそなわった特異な能力と脆弱性が深く関与していることを突き止める。そもそも近代化と資本主義の内に、アディクションを生み出す認知的なメカニズムが潜んでいるのだ。本書では、カント、ヘーゲル、ゲーテ、マルクスらの近代思想をふり返りながら、両者の関連をたどっていく。
しかも認知機能には限界がなく、それゆえ現代資本主義は、土地も人口も資源も尽きることがない無限の仮想空間(メタバース)に新たな収益源を求めつつある。
社会の断片化によって孤立した個人がアディクション的行動に走り、それが資本主義をさらに不安定化させる。拠り所を失った個人は、やがて独裁者やカルト集団にも容易に隷従することになるだろう。
アディクションを抑制しながら、民主主義が資本主義をコントロールする社会をつくり上げていくことは可能なのか。広い視野と多様な領域から、共に解決を求める場を開く。
-- リアリティ+(プラス) 下 デイヴィッド・J・チャーマーズ(著/文) - NHK出版 | 版元ドットコムVRは〝真の実在〞なのか? さまざまな思考実験をもとに新たな「現実」に迫る!
-- リアリティ+(プラス) 上 デイヴィッド・J・チャーマーズ(著/文) - NHK出版 | 版元ドットコムこの世界は本物か? 現代の代表的哲学者によるテクノロジーと「心の哲学」探求の最先端
私たちがいるこの世界は本物なのだろうか? それが「確か」だとなぜわかるのか?
テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている――
現実(リアリティ)とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。
現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実(リアリティ)、新しい世界観を提示する。
-- 心を測る デニー・ボースブーム(著/文) - 金子書房 | 版元ドットコム心理測定は「心」を測れているのか?
現代の心理測定の理論的・科学哲学的基盤が詳細に論じられ、心理測定における妥当性の革新的な考え方が提唱されている。
心理学に留まらず、教育学、看護学、医学、統計学、計算科学など幅広い領域で「心」の測定を扱う研究者にとって必携の書である。
ウィトゲンシュタインとスタンリー・カヴェル。ふたりの哲学者の議論を手掛かりに、人間の心というものに迫る。勇気に満ちた、古田哲学のあらたな一歩。
古田徹也著。
ニック・チェイター著、高橋達二/長谷川珈訳。
特定非営利活動法人Policy Garage編。
山本幸司著。