文学6

文學の実効

文學の実効
  • 『文學の実効 : 精神に奇跡をもたらす25の発明』
  • アンガス・フレッチャー 著、山田美明 訳
  • CCCメディアハウス
  • 2023.4
  • ISBN: 9784484222318
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月5日取得)

人は、物語に救われてきた。なぜ?世界文学を人類史と脳神経科学で紐解く。米国では出版権が6桁競売に。文理融合の教養書、上陸。

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フェイク・スペクトラム

フェイク・スペクトラム
  • 『フェイク・スペクトラム: 文学における〈嘘〉の諸相』
  • 納富信留/編集、明星聖子/編集
  • 勉誠出版
  • 2023/01/31
  • ISBN: 9784585390152

嘘、偽り、騙し、騙り…
否定的な響きをもつこれらの言葉・現象を、私たちは真摯に考えてきたことがあっただろうか?
「嘘も方便」という表現からも捉えられるように、社会におけるこれらの行為は多義的な面を持ち合わせている。
そして、言葉のいとなみが広がる文学の世界には、「フェイクする存在」としての人間が活写されている。
中世から現代にいたる、洋の東西を越えた11の事例を考察することにより、「フェイク」という問題の多面性と本質を浮かび上がらせる画期的な書!

-- フェイク・スペクトラム 納富信留(編集) - 勉誠出版 | 版元ドットコム

文学と国柄

文学と国柄
  • 『文学と国柄: 一九世紀日本における文学史の誕生』
  • エマニュエル・ロズラン/著、藤原克己/翻訳、鈴木哲平/翻訳
  • 岩波書店
  • 2022/12/15
  • ISBN: 9784000615709

19世紀の日本において、時代の要請と社会の動向の複雑な作用の交錯のうちに、青年たちはいかにして文学史を作り上げていったのか。最初の日本文学史の構想とその生成過程を、1880年代当時の東京大学文学部の史料精査と、そこで学び育った研究者たちの著作の分析を通して考究する。原著は第22回渋沢・クローデル賞受賞。

-- 文学と国柄 エマニュエル・ロズラン(著/文) - 岩波書店 | 版元ドットコム

変革する文体

変革する文体 もう一つの明治文学史
  • 『変革する文体: もう一つの明治文学史』
  • 木村洋/著
  • 名古屋大学出版会
  • 2022/12/26
  • ISBN: 9784815811082

新たな文体は新たな社会をつくる
小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。

-- 変革する文体 木村 洋(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム