歴史39

中世史とは何か

中世史とは何か
  • 『中世史とは何か』
  • ジョン・H.アーノルド [著]、図師宣忠, 赤江雄一 訳
  • 岩波書店
  • 2022.12
  • ISBN: 9784000615778
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

『薔薇の名前』『ブレイブハート』『ジャンヌ・ダルク』『ゲーム・オブ・スローンズ』…小説や映画、ゲームの世界で描かれるあやしくて野蛮な「暗黒の中世」は、ルネサンス期人文主義者の「発明」であり、近代ヨーロッパが好んだ政治的な物語だ。異端審問、王の儀礼、市民の裁判…注意深く史料をたぐり、正しい文脈で読み解けば、生き生きとした中世の人々が別の姿でよみがえる!『歴史“一冊でわかる”』やBBCの企画、市民向け …

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親切の人類史

親切の人類史
  • 『親切の人類史 : ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』
  • マイケル・E・マカロー [著]、的場知之 訳
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095675
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

なぜ「赤の他人」に親切にするのか?ヒトの生物学的形質と人類一万年の歴史にその起源を探る。

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宗教の世界史

宗教の世界史
  • 『宗教の世界史』
  • ジョン・C.スーパー, ブライアン・K.ターリー 著、渡邊昭子 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784623094240
  • ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー ; 3
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月13日取得)

本書は、主要な宗教の歴史を論じるとともに、宗教が世界史のなかでどのような役割を担い、政治や文化を動かしてきたかを描き出す。多くの学問分野にまたがる宗教研究の成果を取り入れながら基本概念を検討しつつ、テーマを設定することで宗教ごとの聖典や善悪の考え方などを対比し、宗教と国家、権力、社会、芸術などとの関わりを、近年の傾向もふまえて縦横に論じる。

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綿の帝国

綿の帝国
  • 『綿の帝国 : グローバル資本主義はいかに生まれたか』
  • スヴェン・ベッカート 著、鬼澤忍, 佐藤絵里 訳
  • 紀伊國屋書店
  • 2022.12
  • ISBN: 9784314011952
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月12日取得)

奴隷制、植民地主義、強制労働…社会的・経済的不平等や差別は資本主義の歴史の例外ではなく、その核心だった。膨大な資料をもとに5000年、5大陸にわたる綿とそれにかかわる人々の歩んだ道をたどり、現代世界の成り立ちを追究した、バンクロフト賞受賞作。

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人権の世界史

人権の世界史
  • 『人権の世界史』
  • ピーター・N.スターンズ 著、上杉忍 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.11
  • ISBN: 9784623092185
  • ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー ; 2
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月17日取得)

本書は、一八世紀に欧米で現れた人権概念の現代までの世界史を鳥瞰する。「普遍的人権」概念は様々な抵抗を受けつつ拡張と収縮を繰り返してきた。世界貿易と資本主義の拡張に伴い、「普遍的人権」概念を他地域に押しつける植民地主義的人権論は、反動を引き起こしつつも、西欧からその他地域へと広がってきた。子供、女性、同性愛者、環境保持の権利等「新しい人権」概念も含め、その成立と展開、変容を辿る。

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戦争の世界史

戦争の世界史
  • 『戦争の世界史』
  • マイケル・S.ナイバーグ 著、稲野強 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.11
  • ISBN: 9784623094233
  • ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー ; 1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月17日取得)

本書が扱うのは過去二五〇〇年にわたる戦争の歴史である。その間に起こった幾多の戦争のうち、とくに歴史的転換点を画した重大な戦闘を取り上げ、その世界史的な意味を読者に問う。考察の対象はグローバル時代の研究状況を踏まえ、西洋中心ではなく、カナダ、アフリカ、日本、ヴェトナム、ソ連、トルコなどの戦場に及ぶ。そこで非西洋社会が世界全体に与えた衝撃の大きさを強調すると共に、現代史学における重要な方向性を指し示 …

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手数料と物流の経済全史

手数料と物流の経済全史
  • 『手数料と物流の経済全史』
  • 玉木俊明 著
  • 東洋経済新報社
  • 2022.10
  • ISBN: 9784492681503
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月19日取得)

覇権国家の条件はグローバルな中抜きシステムの構築にあり。身もフタもない歴史の真実。出アフリカから現代までに至るショバ代プラットフォーム史。

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格差の起源

格差の起源
  • 『格差の起源 : なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか』
  • オデッド・ガロー 著、柴田裕之 監訳、森内薫 訳
  • NHK出版
  • 2022.9
  • ISBN: 9784140819111
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

30万年近く前にホモ・サピエンスが誕生して以来、人類史の大半で人間の生活水準は生きていくのがぎりぎりだった。それが19世紀以降、平均寿命は2倍以上に延び、1人当たりの所得は世界全体で14倍に急上昇した。いったいなぜこの劇的な経済成長が生じたのかを本書前半で説く。それを踏まえて後半では、なぜ経済的な繁栄は世界の一部にとどまり、今なお国家間に貧富の差があるのかを考察し、その根源をたどる。人類史を動かす …

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歴史はなぜ必要なのか

歴史はなぜ必要なのか
  • 『歴史はなぜ必要なのか : 「脱歴史時代」へのメッセージ』
  • 南塚信吾, 小谷汪之, 木畑洋一 編、庵逧由香 [ほか] [執筆]
  • 岩波書店
  • 2022.9
  • ISBN: 9784000256766
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

なぜラグビーの日本チームには外国出身の選手が多いのだろう?長野の高冷地野菜栽培の歴史は意外に新しい?歴史を知ると村上春樹の小説がもっと面白くなる?-私たちが生きる現在の世界は過去の歴史の蓄積の上に成り立っていることを、第一線の歴史家九人が、身近の具体的な事例を通してわかりやすく解き明かす。

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奴隷会計

奴隷会計
  • 『奴隷会計 : 支配とマネジメント』
  • ケイトリン・ローゼンタール [著]、川添節子 訳
  • みすず書房
  • 2022.8
  • ISBN: 9784622095248
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

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人種主義の歴史

人種主義の歴史
  • 『人種主義の歴史』
  • 平野千果子 著
  • 岩波書店
  • 2022.5
  • ISBN: 9784004319306
  • 岩波新書 新赤版 ; 1930
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月12日取得)

「人種」という根拠なき考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)は、ナショナリズム、植民地主義、反ユダヤ主義等と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチや黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座から捉える入門書。 序章 人種主義を問う 第一章 「他者」との遭遇ーーアメリカ世界からアフリカへ 第1節 大航海時 …

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