文化13

戦時下日本の娯楽政策

  • 『戦時下日本の娯楽政策 : 文化・芸術の動員を問う』
  • 戸ノ下達也 著
  • 青弓社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784787221001
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月22日取得)

帝国議会や各種委員会の議事録、文部省、内務省、警視庁、内閣情報部の資料、新聞報道などの史料を丹念に掘り起こし、国民精神総動員運動や厚生運動の内実、決戦非常措置要綱の狙いや背景などを解説して、戦時下の娯楽政策の全容と変遷を明らかにする。 はじめに 第1章 戦時期の娯楽認識 1 日中戦争期に至る娯楽政策 2 権田保之助の地方娯楽への意識 3 社会教育としての娯楽政策 4 文部省の地方娯楽調査 5 朝日 …

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文化メディアシオン

  • 『文化メディアシオン : 作品と公衆を仲介するもの』
  • ブリュノ・ナッシム・アブドラ, フランソワ・メレス 著、波多野宏之 訳
  • 白水社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784560510599
  • 文庫クセジュ ; 1059
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月1日取得)

メディアシオンという言葉は、中世において、人と、人が近づくことのできない存在をとりもつ際に使われ、司祭やシャーマン、預言者は仲介者(メディアトゥール)と呼ばれた。1990年代半ばになると、この言葉は文化面でも使われ始め、2002年のフランスのミュゼに関する法律の改革計画に、「文化メディアトゥール」という名称が現れる。 美術館、博物館、歴史的建造物の展示パネルやオーディオガイド、劇場での字幕解説や …

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アメリカの家庭と住宅の文化史

  • 『アメリカの家庭と住宅の文化史 : 家事アドバイザーの誕生』
  • サラ・A・レヴィット 著、岩野雅子, 永田喬, エィミー・D・ウィルソン 訳
  • 彩流社
  • 2014.3
  • ISBN: 9784779120015
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月4日取得)

システム・キッチンの原型を作ったキャサリン・ビーチャー(1800〜78)から、現代のカリスマ、マーサ・スチュアート(1941〜)まで、有名無名の「家事アドバイザー」の提案に呼応して、アメリカの「家庭」は形づくられてきた。1850年〜1950年までの「家事アドバイス本」の系譜を辿り、アメリカの家庭と住宅を「文化史」の視点から再考する。

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「若者の読書離れ」というウソ

  • 『「若者の読書離れ」というウソ : 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか』
  • 飯田一史 著
  • 平凡社
  • 2023.6
  • ISBN: 9784582860306
  • 平凡社新書 ; 1030
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月31日取得)

この二〇年間で、小中学生の平均読書冊数はV字回復した。そうしたなか、なぜ「若者は本を読まない」という事実と異なる説が当たり前のように語られるのだろうか。各種データと実際に読まれている本から、中高生が本に求める「三大ニーズ」とそれに応える人気の本の「四つの型」を提示する。今、中高生は何を好んで読んでいるのか?若者の読書についての「思い込み」を打ち破る。

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ポップ・カルチャー批評の理論

  • 『ポップ・カルチャー批評の理論 : 現代思想とカルチュラル・スタディーズ』
  • ジョン・ストーリー、鈴木健, 越智博美 訳
  • 小鳥遊書房
  • 2023.12
  • ISBN: 9784867800140
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月6日取得)

現代思想を通して理解できる。英米文学、コミュニケーション学、社会学、言語文化論を学ぶ学生に最適!英国カルチュラル・スタディーズの大家による世界的ベストセラー、待望の翻訳書刊行!

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文化遺産

  • 『文化遺産(ヘリテージ)といかに向き合うのか : 「対話的モデル」から考える持続可能な未来』
  • ロドニー・ハリソン 著、木村至聖, 田中英資, 平井健文, 森嶋俊行, 山本理佳 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784623095476
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月5日取得)

「増え続ける文化遺産に私達はどう向き合えばよいのか」。「過去のための文化遺産か、未来のための文化遺産か」。「そもそも文化遺産とは何なのか」。これらの問いの先にある、文化遺産の“持続可能な”未来を考える鍵=「対話的モデル」を本邦で初めて本格的に紹介。世界各地の事例をもとに思想と実践を有機的に結びつけた必読書。

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ちんどん屋の響き

ちんどん屋の響き
  • 『ちんどん屋の響き : 音が生み出す空間と社会的つながり』
  • 阿部万里江 著、輪島裕介 訳
  • 世界思想社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784790717805
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月4日取得)

通り抜ける音が、巷の情動に響きわたる。数十年の停滞ののち再起した、路上の巡回広告業ちんどん屋。大阪の路地裏、震災後の仮設住宅、脱原発の抗議集会など、様々な場に集う情緒、力、関係が、ヒビキによってあらわになる。初のちんどん屋研究書。

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消費と労働の文化社会学

消費と労働の文化社会学
  • 『消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の「批判」を考える』
  • 永田大輔, 松永伸太朗, 中村香住 編著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.1
  • ISBN: 9784779516900
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

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グローバル化する寿司の社会学

グローバル化する寿司の社会学
  • 『グローバル化する寿司の社会学 : 何が多様な食文化を生み出すのか』
  • 王昊凡 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784623094622
  • MINERVA社会学叢書 ; 63
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月10日取得)

本書は中国・上海に展開する寿司店へのインタビュー調査を基に、現地に適応するかたちで独自の発展を遂げる寿司文化を描き出す。従来、グローバル化は「マクドナルド化」すなわち画一化現象として記述されてきたが、上海の事例から見えてくるのは多様性を内包したグローバル化という現実であり、本書ではこれを生み出す社会的条件を探っていく。グローバル化への見方に転換を迫る意欲的研究の成果。

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ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ

ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ
  • 『ブライト・ヤング・ピープルと保守的モダニティ : 英国モダニズムの延命』
  • 髙田英和, 大道千穂, 井川ちとせ, 大田信良 編著
  • 小鳥遊書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784867800058
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月10日取得)

個人主義と資本主義を推し進め、格差と二極化を進めた「モダニティ」(近代性)からの脱却に向けて、大衆化するイギリス文化をモダニズム論で分析せず、1920年代のはじめ、ロンドンに登場した「はしゃぐ若者たち=ブライト・ヤング・ピープル」を問い直し更新する。

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色のコードを読む

色のコードを読む
  • 『色のコードを読む : なぜ「怒り」は赤で「憂鬱」はブルーなのか』
  • ポール・シンプソン 著、中山ゆかり 訳
  • フィルムアート社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784845921171
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月9日取得)

青と黒?白と金?ネット上で大論争を呼んだ「あのドレス」のようにあなたの見ていた「色」が一変する!目からウロコのサイドストーリーが満載の、たのしい色の文化誌。

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ハーケンクロイツの文化史

ハーケンクロイツの文化史
  • 『ハーケンクロイツの文化史 : シュリーマンの「再発見」からナチ、そして現在まで』
  • ローレンツ・イェーガー 著、長谷川晴生, 藤崎剛人, 今井宏昌 訳
  • 青土社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784791775293
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月9日取得)

シュリーマンにより再発見されたのち、世紀転換期の民族至上主義運動のなかで「アーリア人のしるし」と目され、ロシア革命後「反ボルシェヴィズム」という意味合いも付与された鉤十字。ナチのシンボルとなり、その後も物議を醸しつつ使用されていった。ブラヴァツキー夫人、リルケ、ブレヒト、ラヴクラフト、谷崎、法輪功まで、鉤十字に引きつけられた人々と彼らが付与した意味づけを紹介し、その軌跡をたどる。

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