日本4

白から黄色へ

  • 『白から黄色へ : ヨーロッパ人の人種思想から見た「日本人」の発見 : 1300年~1735年』
  • ロテム・コーネル 著、滝川義人 訳
  • 明石書店
  • 2022.1
  • ISBN: 9784750352947
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月3日取得)

黄色人種は、ヨーロッパ人の創作である。白と黒を上下にして、その中間を占める地位に置いたのである。(中略)本書は、“黄色人種”という概念の登場に至ったイメージと受け止め方の変容を扱う。東アジア全般そして特に日本に関する論議を通して、前近代及び近世のヨーロッパで人種主義がいかに展開してきたかを検討する。本論は、ヨーロッパが日本人そして二義的には中国人との出会いをきっかけとして起きた論議のケーススタディであり、現代人種思想の起源だけでなく、その発想の動機について、新しい光を当てる。(本書より)

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神経症的な美しさ

神経症的な美しさ
  • 『神経症的な美しさ: アウトサイダーがみた日本』
  • モリス・バーマン/著、込山宏太/訳
  • 慶應義塾大学出版会
  • 2022/12/03
  • ISBN: 9784766428568

▲アメリカとの葛藤のなかで進んできた日本近代。その功罪の原因を探究する。
▲アメリカ型の拡張主義的な資本主義の限界を越える「ポスト資本主義」のモデルに日本はなりうるか?
禅、民芸、京都学派、アート、オタク文化など、広範囲にわたる文化事象を参照しながら、日本人の精神史をアメリカとの接触の中でどう変容してきたかをたどり、〈日本的なるもの〉の可能性を精査する。『デカルトからベイトソンへ』の思想家が贈る骨太の日本人論。

-- 神経症的な美しさ モリス・バーマン(著) - 慶應義塾大学出版会 | 版元ドットコム

縛られる日本人 メアリー・C・ブリントン(著/文) - 中央公論新社 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784121027153

人口減少が進む日本。なぜ出生率も幸福度も低いのか。日本、アメリカ、スウェーデンで子育て世代にインタビュー調査を行いデータとあわせて分析すると、「規範」に縛られる日本の若い男女の姿が見えてきた。日本人は家族を大切にしているのか、日本の男性はなぜ育児休業をとらないのか、日本の職場のなにが問題か、スウェーデンとアメリカに学べることは――。アメリカを代表する日本専門家による緊急書き下ろし。

メアリー・C・ブリントンメアリー著、池村千秋訳。