歴史学のトリセツ

歴史学のトリセツ
  • 『歴史学のトリセツ : 歴史の見方が変わるとき』
  • 小田中直樹 著
  • 筑摩書房
  • 2022.9
  • ISBN: 9784480684363
  • ちくまプリマー新書 ; 410
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

歴史がつまらないという人は残念ながら多い。その理由を探るべく、歴史学の流れを振り返ろう。事実、記憶、視野の大小など、その考え方は変化している。これを知れば、歴史が面白くなるに違いない!

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格差の起源

格差の起源
  • 『格差の起源 : なぜ人類は繁栄し、不平等が生まれたのか』
  • オデッド・ガロー 著、柴田裕之 監訳、森内薫 訳
  • NHK出版
  • 2022.9
  • ISBN: 9784140819111
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

30万年近く前にホモ・サピエンスが誕生して以来、人類史の大半で人間の生活水準は生きていくのがぎりぎりだった。それが19世紀以降、平均寿命は2倍以上に延び、1人当たりの所得は世界全体で14倍に急上昇した。いったいなぜこの劇的な経済成長が生じたのかを本書前半で説く。それを踏まえて後半では、なぜ経済的な繁栄は世界の一部にとどまり、今なお国家間に貧富の差があるのかを考察し、その根源をたどる。人類史を動かす根本要因に着目した“統一成長理論”にもとづいて、究極の謎を鮮やかに解き明かした世界的話題作!

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普通の若者がなぜテロリストになったのか

普通の若者がなぜテロリストになったのか
  • 『普通の若者がなぜテロリストになったのか : 戦闘員募集の実態、急進派・過激派からの脱出と回帰の旅路』
  • カーラ・パワー 著、星慧子 訳
  • 原書房
  • 2022.9
  • ISBN: 9784562072033
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

なぜ宗教に関係のない若者たちがテロ組織に加わったのか、その背景にどんな問題があるのか。IS、タリバン、アルカイダ、ネオナチからの奪還と社会復帰を支援する人々の模索は。全米図書賞、そしてピュリツァー賞で二度、ファイナリストとなったジャーナリストによる注目のノンフィクション。

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「友だち」から自由になる

「友だち」から自由になる
  • 『「友だち」から自由になる』
  • 石田光規 著
  • 光文社
  • 2022.9
  • ISBN: 9784334046293
  • 光文社新書 ; 1222
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

大切なのは「友だち」がいる/いないということではない!プラトンの時代と現在の「友だち」はまったくの別物!?SNSが当たり前になった時代の新しい友情論。

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認知科学講座 3

認知科学講座 3
  • 『認知科学講座 3 心と社会』
  • 横澤一彦, 鈴木宏昭, 川合伸幸, 嶋田総太郎 編集委員
  • 東京大学出版会
  • 2022.9
  • ISBN: 9784130152037
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

認知を状況、それを構成する他者、モノとの関係でとらえる。発達、文化、状況論、エスノメソドロジー、学習、HAIなど、多角的アプローチで社会的存在としての人間の姿を描き出す。

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暴力のエスノグラフィー

暴力のエスノグラフィー
  • 『暴力のエスノグラフィー : 産業化された屠殺と視界の政治』
  • ティモシー・パチラット 著、小坂恵理 訳
  • 明石書店
  • 2022.9
  • ISBN: 9784750354477
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

1日に2500頭の牛が食肉処理される産業屠殺場ーその現場に政治学者が覆面労働者として潜入し、現代社会における監視と権力、暴力の恩恵を受ける多数者の矛盾と欺瞞、そして(視界の政治)の輪郭を浮かび上がらせる。

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もうひとつの声で

もうひとつの声で
  • 『もうひとつの声で : 心理学の理論とケアの倫理』
  • キャロル・ギリガン 著、川本隆史, 山辺恵理子, 米典子 訳
  • 風行社
  • 2022.10
  • ISBN: 9784938662387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

フェミニズムに画期をもたらし、“ケアの倫理”の原点とされる名著の増補版を完訳。女性の道徳発達を低く見積もってきた、主流派心理学の男性中心主義を剔抉、「目の前の苦しみを和らげよ、誰ひとり取り残されてはならない」と命じる“ケアの倫理”の声を聴き取る。

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歴史はなぜ必要なのか

歴史はなぜ必要なのか
  • 『歴史はなぜ必要なのか : 「脱歴史時代」へのメッセージ』
  • 南塚信吾, 小谷汪之, 木畑洋一 編、庵逧由香 [ほか] [執筆]
  • 岩波書店
  • 2022.9
  • ISBN: 9784000256766
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

なぜラグビーの日本チームには外国出身の選手が多いのだろう?長野の高冷地野菜栽培の歴史は意外に新しい?歴史を知ると村上春樹の小説がもっと面白くなる?-私たちが生きる現在の世界は過去の歴史の蓄積の上に成り立っていることを、第一線の歴史家九人が、身近の具体的な事例を通してわかりやすく解き明かす。

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反自然主義の教育思想

反自然主義の教育思想
  • 『反自然主義の教育思想 : 〈世界への導入〉に向けて』
  • 今井康雄 著
  • 岩波書店
  • 2022.9
  • ISBN: 9784000615570
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

教育はもはや“世界への導入”を目指す実在論的なプロジェクトではあり得ず、人間の成長・発達の科学的解明を足場に学習の効率化を追求する営みでしかないのだろうか。昨今の自然主義的な教育論が抱える困難の思想的な根源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで追跡し探り当てる、教育思想史の冒険。

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カール・マルクス未来のプロジェクトを読む

カール・マルクス未来のプロジェクトを読む
  • 『カール・マルクス未来のプロジェクトを読む』
  • 植村邦彦 著
  • 新泉社
  • 2022.10
  • ISBN: 9784787722058
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

格差と貧困の拡大、疎外労働の拡大…。「資本主義の矛盾」の深化は、改めてマルクスを歴史の表舞台に押し出した。現代的な視野からマルクスを再読することで、社会の現実を変革していくうえでの大きな沃野が開けてくる。私たち自身の未来のプロジェクトを読み取るためにー。

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