コンヴァージェンス・カルチャー

コンヴァージェンス・カルチャー
  • 『コンヴァージェンス・カルチャー : ファンとメディアがつくる参加型文化』
  • ヘンリー・ジェンキンズ 著、渡部宏樹, 北村紗衣, 阿部康人 訳
  • 晶文社
  • 2021.1
  • ISBN: 9784794972484
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月20日取得)

『サバイバー』、『アメリカン・アイドル』、『マトリックス』、『スター・ウォーズ』、『ハリー・ポッター』…世界的ヒットを記録したエンターテインメントは、多くのファンたちが積極的に参加することで熱狂の渦が生まれた。映画やアニメ、ゲーム、コミックなど多岐にわたるメディア・プラットフォームのもとに、ポップカルチャーのファンたちは集まり、コミュニティをつくる。そこは新しい知識が生み出され、主体的な参加が促さ …

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社会学的システム理論の軌跡

社会学的システム理論の軌跡
  • 『社会学的システム理論の軌跡 : ソシオサイバネティクスとニクラス・ルーマン』
  • 赤堀三郎
  • 春風社
  • 2021.2
  • ISBN: 9784861107207
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月20日取得)

システム理論を用いてこそ社会学ができる。どういうロジックでそう言えるのか?難解とされる理論を基層から掘り起こし、その可能性と魅力を明快に示す。

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ベンヤミンの歴史哲学

ベンヤミンの歴史哲学
  • 『ベンヤミンの歴史哲学 : ミクロロギーと普遍史』
  • 宇和川雄 著
  • 人文書院
  • 2023.3
  • ISBN: 9784409031209
  • 関西学院大学研究叢書 ; 第253編
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

個物の救済からすべての人間を言祝ぐ“真の普遍史”へ。「歴史」に翻弄された思想家ベンヤミンは、「歴史」をどう捉えていたのかードイツ精神史との対話、同時代人との対決のなかにベンヤミンの思考の軌跡をたどり、その未完の「歴史哲学」の核心に迫る。「些細なものへの畏敬心」を胸に“真の普遍史”を追求した思想家の姿を、新たな角度から描き上げた画期的論考。

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法実践(リーガル・コミュニケーション)の解剖学

法実践(リーガル・コミュニケーション)の解剖学
  • 『法実践(リーガル・コミュニケーション)の解剖学 : ビデオ・エスノグラフィーから臨床法学へ』
  • 樫田美雄, 北村隆憲, 米田憲市, 岡田光弘, 曽場尾雅宏 著
  • 晃洋書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784771037229
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

実際の法実践のコミュニケーションを、ビデオ映像分析とフィールドワークによって、リバース・エンジニアリングのように「解剖」して「臨床知」へと開く!

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若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか

若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか
  • 『若者たちはなぜ悪さに魅せられたのか : 渋谷センター街にたむろする若者たちのエスノグラフィー』
  • 荒井悠介 著
  • 晃洋書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784771037120
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

渋谷センター街で若者たちが得た「資本」とは何か。20世紀末から21世紀初頭にかけ、渋谷センター街に集団でたむろしていたギャル・ギャル男と呼ばれた若者たち。彼らは渋谷のストリートで何を学び、何をその後の人生に活かしていったのか。トップ集団のリーダーとして関わり、20年におよぶ追跡から迫る、圧巻のエスノグラフィー。

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ちんどん屋の響き

ちんどん屋の響き
  • 『ちんどん屋の響き : 音が生み出す空間と社会的つながり』
  • 阿部万里江 著、輪島裕介 訳
  • 世界思想社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784790717805
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月4日取得)

通り抜ける音が、巷の情動に響きわたる。数十年の停滞ののち再起した、路上の巡回広告業ちんどん屋。大阪の路地裏、震災後の仮設住宅、脱原発の抗議集会など、様々な場に集う情緒、力、関係が、ヒビキによってあらわになる。初のちんどん屋研究書。

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ドイツ公的救貧制度成立史論

ドイツ公的救貧制度成立史論
  • 『ドイツ公的救貧制度成立史論』
  • 田畑洋一 著
  • 時潮社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784788807631
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月4日取得)

世界で最初に社会保険を制度化したドイツ。それはビスマルクの疫病保険法(1883年)に端を発するが、近代的な福祉事業の歴史はドイツ帝国に遡る。本書はその歴史をさかのぼり、中・近世期から現代までの公的救貧制度がどのように発展してきたのかを明らかにする。

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人間の人格性と社会的コミットメント

人間の人格性と社会的コミットメント
  • 『人間の人格性と社会的コミットメント』
  • ミヒャエル・クヴァンテ、後藤弘志 編
  • リベルタス出版
  • 2023.2
  • ISBN: 9784905208129
  • リベルタス学術叢書 ; 11
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月4日取得)

重層的人格概念を核として“プラグマティスティック人間学”を提唱し、哲学・生命医療倫理学の学際的・異分野横断的な社会貢献を切り開くクヴァンテの自選論文集。

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文明史のなかの明治憲法

文明史のなかの明治憲法
  • 『文明史のなかの明治憲法 : この国のかたちと西洋体験』
  • 瀧井一博 著
  • 筑摩書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784480511744
  • ちくま学芸文庫 ; タ59-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月27日取得)

日本人は、西洋から何をいかに学んで明治立憲体制をつくったのだろうか。憲法制定のルーツを明治初めの岩倉使節団にまで遡り、不平等条約改正に向けた諸国調査を原点としていた明治国家形成の動きが、やがて「徹頭徹尾日本的」な立憲君主制への道に転じていく過程を、木戸孝允、大久保利通、伊藤博文、山県有朋らの西洋体験を通して描き出していく。日本型立憲国家誕生のドラマとしてのみならず、西洋文明受容をめぐる思想史として …

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障害者と健常者の関係形成の社会学

障害者と健常者の関係形成の社会学
  • 『障害者と健常者の関係形成の社会学 : 障害をめぐる教育、福祉、地域社会の再編成と障害のポリティクス』
  • 加藤旭人 著
  • 花伝社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784763420497
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月27日取得)

誰が、どのように、「障害」と決めるのか?障害を障害者本人の「心身」の状態や生活環境である「社会」の問題としてのみ規定せず、社会政策と社会運動のせめぎあいとそのダイナミズムにおいて捉え、「関係性」のなかで障害をつかむ新たな視座=「障害のポリティクス」の構築を実証的に図る、批判的障害学の最前線。

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ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧

ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧
  • 『ドイツ帝国の解体と「未完」の中東欧 : 第一次世界大戦後のオーバーシュレージエン/グルヌィシロンスク』
  • 衣笠太朗 著
  • 人文書院
  • 2023.2
  • ISBN: 9784409510971
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月24日取得)

暴力と民主主義が交錯するポスト大戦期、ナショナリズムが高揚する中東欧。各国の思惑が渦巻く中、人々は何を求めて新たな国民概念を創りあげ、分離主義運動を行ったのか。「脱国民国家化」するヨーロッパで今なお余燼がくすぶる歴史問題の淵源に迫る力作。

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