地域29

「おふくろの味」幻想

「おふくろの味」幻想
  • 『「おふくろの味」幻想 : 誰が郷愁の味をつくったのか』
  • 湯澤規子 著
  • 光文社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784334046477
  • 光文社新書 ; 1240
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

肉じゃが?ポテサラ?オムライス?「おふくろの味」の正体とはー?無性に食べたくなる時もあれば、揉め事の火種にもなる。誰もが一度は聞いたことがあるのに正体不明の「味」の謎ー。

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北欧のパブリックスペース

北欧のパブリックスペース
  • 『北欧のパブリックスペース: 街のアクティビティを豊かにするデザイン』
  • 小泉隆/著、ディビッド・シム/著
  • 学芸出版社
  • 2023/02/01
  • ISBN: 9784761532888

北欧のパブリックスペースは、自然環境に配慮し、個人の自由に寛容で、人間中心の包括的な発想でデザインされる。本書は、ストリート、自転車道、広場、庭園、水辺、ビーチ、サウナ、屋上、遊び場の55事例を多数の写真・図面で紹介。人はどんな場所でどのように過ごしたいのか、アクティビティが生まれる都市空間を読み解く。

-- 北欧のパブリックスペース 小泉 隆(著/文) - 学芸出版社 | 版元ドットコム

流れゆく者たちのコミュニティ

流れゆく者たちのコミュニティ
  • 『流れゆく者たちのコミュニティ: 新宿・大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフ』
  • 阪口毅/著
  • ナカニシヤ出版
  • 2022/03/15
  • ISBN: 9784779516467

多種多様な人々が行き交う複層的「都市」を舞台に、人々が出会い、「祭」を形づくる――
自主的な「アジアの祭」と結節点としての団体「共住懇」への十数年にわたるフィールドワークの集大成。コミュニティ研究の新たな方法論から、ひととひとのあいだで生まれる繋がりと出来事の連関を描き出し、「場所」と結びついたコミュニティの今日的な在り方を考察する。

-- 流れゆく者たちのコミュニティ 阪口 毅(著/文) - ナカニシヤ出版 | 版元ドットコム

オームステッド セントラルパークをつくった男

オームステッド セントラルパークをつくった男
  • 『オームステッド セントラルパークをつくった男: 時を経て明らかになる公共空間の価値』
  • ヴィートールド・リブチンスキー/著、平松宏城/翻訳
  • 学芸出版社
  • 2022/12/12
  • ISBN: 9784761540975

“ランドスケープの父”の生涯と設計思想
ランドスケープアーキテクトの父と称されたフレデリック・ロー・オームステッドは船員、農場経営、奴隷解放のジャーナリスト等、職を転々とした後、セントラルパークの仕事に出会った。
彼が目指したのは、誰もがアクセスでき、心身の健康を保てる都市公園。権力争いや財務に翻弄されながらも本質は守り抜き、今日まで続く公園をつくりあげた。
その後、都市公園のみならずグリーンインフラ、国立公園の基礎となる実践を重ね、思想とデザインを深化させていく。
公共空間の価値が問いなおされている今、先駆者の一生と哲学を描いた本書は、まちづくり関係者の必読書。

-- オームステッド セントラルパークをつくった男 ヴィートールド・リブチンスキー(著/文) - 学芸出版社 | 版元ドットコム

首都、東京の都市政策とソーシャル・キャピタル 戸川 和成(著/文) - 晃洋書房 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784771036925

「世界の学界に貢献する、精緻な実証的データに基づく力作である」辻中 豊 氏

「ソーシャル・キャピタルが都市政策のパフォーマンスを改善する ことを立証し、これまでの定説を覆す注目すべき論稿」稲葉陽二 氏

大規模調査データと多様な分析手法を駆使して、これまでのソーシャル・キャピタルとローカル・ガバナンス研究に欠けていた、体系的な理論的実証分析を提示する画期的研究。

戸川和成(著)。

領域を超えない民主主義 砂原 庸介(著/文) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784130301879

地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。サントリー学芸賞・大佛次郎論壇賞を受賞した注目の研究者による鋭利な地方政治論。

砂原庸介(著)。

コンパッション都市 アラン・ケレハー(著) - 慶應義塾大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784766428261

共感、そして行動をもたらす「コンパッション」に支えられたコミュニティへ──。 人間に不可避の老い、病、死、そして喪失を受けとめ、支え合うコミュニティをつくるにはどうすればよいか。 「コンパッション都市」の基本的な思想・理論とともに、実践に向けたモデルを詳しく解説。

アラン・ケレハー(著)、竹之内裕文/堀田聰子(監訳)。

日本の都市化

日本の都市化
  • 『日本の都市化 : 刈谷の工業と政治1872-1972年』
  • Gary D. Allinson、柴田みつ子 訳
  • 丸善プラネット
  • 2022.10
  • ISBN: 9784863455092
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月20日取得)

1975年刊行の『Japanese Urbanism:Industry and Politics in Kariya,1872-1972』の完全日本語訳。本書のテーマである刈谷市は1972年の時点で人口9万人、その多くがトヨタ系大企業数社に雇用されている。1922年、トヨタは刈谷の地域社会に初めて、その名を登場させた。以来、トヨタは刈谷の経済の命運に大きな影響を及ぼしてきた。小規模繊維工場としてのささやかな創業から世界最大企業の1つとなるまでの成長過程を織り込み、アリンソン氏はトヨタの歴史、トヨタと他の日本企業との関係、トヨタの経営および労務、地方政治におけるトヨタの役割を解明する。本書は日本の政治経済に関するこれまでの伝統的な見方に対して、控えめではあるが、新鮮な視点を提議する。しばしば無機的になりがちな日本の「近代化」論に実像を吹き込み、日本歴史学の一般的概念に再検討を迫る。従って、本書は特に歴史学者が興味を抱くであろう。同時に地域研究をテーマとする文化人類学者・社会学者、あるいは都市政治・政治変遷の研究者、比較労使関係の専門家、企業史や経済発展を研究する経済学者にとっても、興味の尽きない内容となっている。

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フェミニスト・シティ

フェミニスト・シティ
  • 『フェミニスト・シティ』
  • レスリー・カーン 著、東辻賢治郎 訳
  • 晶文社
  • 2022.9
  • ISBN: 9784794973290
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

なぜ、ベビーカーは電車に載せづらいのか?暗い夜道を避け、遠回りして家に帰らなくてはならないのはどうしてか?男性基準で計画された都市で、女性たちはどう生き延びてきたか。これまでと違うやり方で「街を作り、街を生きる」ためのフェミニズムの建築的展開。

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自民党の魔力

自民党の魔力
  • 『自民党の魔力 : 権力と執念のキメラ』
  • 蔵前勝久 著
  • 朝日新聞出版
  • 2022.7
  • ISBN: 9784022951786
  • 朝日新書 ; 873
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

自民党とは何か?強者をのみ込むブラックホールか?自民党所属の政治家は、数字上は、国会議員より圧倒的に地方議員の方が多い。「官邸主導」の第2次安倍政権以降はトップダウン組織に見えるが、地方ではボトムアップの側面がいまだ強い。首相ら党幹部への忠誠度が高い国会議員と、自民党同士の争いに価値を見いだす地方議員。両者の関係や地方議員と地域のつながりを主軸に、自民党内の力学、連立を組む公明党、さらには立憲、維新ら野党のあり方を証言とエピソードをもとに考察する。

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