未来倫理

未来倫理
  • 『未来倫理』
  • 戸谷洋志 著
  • 集英社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784087212488
  • 集英社新書 ; 1148
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

私たちの行動はいま生きている世代に限らず、遠い未来にまで影響を与えることがある。テクノロジーの発達によってもたらされた行為と結果の大きな時間差は、私たちの社会に倫理的な課題を次々投げかける。気候変動、放射性廃棄物の処理、生殖細胞へのゲノム編集…。現在世代は未来世代に対して倫理的な責任があるのならば、この責任をどのように考え、どのように実践したらよいのか。倫理学の各理論を手掛かりに、専門家任せにせず …

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公共哲学入門

公共哲学入門
  • 『公共哲学入門 : 自由と複数性のある社会のために』
  • 齋藤純一, 谷澤正嗣 著
  • NHK出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784140912782
  • NHKブックス ; 1278
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「支配と抑圧を免れた生」を保障する。余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えることの意味は何か?本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、これからを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快に整理してフェミニ …

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アーレントと革命の哲学

アーレントと革命の哲学
  • 『アーレントと革命の哲学 : 『革命論』を読む』
  • 森一郎 [著]
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095545
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

アーレント『革命論』をどう読むか。本書は『革命論』の訳者による、詳細なテクスト読解である。「革命とは何か」についてのアーレントの基本的考え方、フランス革命からロシア革命にいたる系譜だけでなく、アメリカ独立革命にアーレントが重点を置いた意味、さらに、始まりとは、約束とは、「どんな革命にも驚くべき規則性で現われてくる新しい国家形態」である評議会制とは、そして憲法とはいかなるものか。このように『革命論』 …

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自由意志対話

自由意志対話
  • 『自由意志対話 : 自由・責任・報い』
  • ダニエル・C・デネット, グレッグ・D・カルーゾー 著、木島泰三 訳
  • 青土社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784791775255
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

肯定論者×懐疑論者。自由意志から現実世界を問いなおす。デネットは自由意志と決定論についての両立論を肯定し、私たちには自由意志があるとはっきり主張する。カルーゾーは決定論と自由意志は両立せず、私たちは自由意志を欠いていると考える。伝統的に対立してきた二つの立場をとるデネットとカルーゾー。異なる立場から、自由意志、そしてそこから派生する責任、賞賛、非難、刑罰の問題までをも縦横無尽に議論する。 …

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親切の人類史

親切の人類史
  • 『親切の人類史 : ヒトはいかにして利他の心を獲得したか』
  • マイケル・E・マカロー [著]、的場知之 訳
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095675
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

なぜ「赤の他人」に親切にするのか?ヒトの生物学的形質と人類一万年の歴史にその起源を探る。

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リアリティ+

リアリティ+(プラス) 上
  • 『リアリティ+ : バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦 上』
  • デイヴィッド・J・チャーマーズ 著、高橋則明 訳
  • NHK出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784140819364
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

私たちがいるこの世界は本物なのだろうか?それが「確か」だとなぜわかるのか?テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されているー現実とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい …

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監査文化の人類学

監査文化の人類学
  • 『監査文化の人類学 : アカウンタビリティ、倫理、学術界』
  • マリリン・ストラザーン 編、丹羽充, 谷憲一, 上村淳志, 坂田敦志 訳
  • 水声社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784801006942
  • 〈叢書〉人類学の転回
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

“説明責任を果たせ!”、“それは何の役に立つのか?”。私たちの日常に忍び込んできた「監査文化」。市場原理と結びついた生産性の追求とペーパーワークの増大によって、社会はどのように変容したのか?新自由主義に基づく大学再編成の波を背景に、雑務に忙殺される人類学者たちがみずからの職場を描きだす!

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シュッツの社会科学認識論

シュッツの社会科学認識論
  • 『シュッツの社会科学認識論 : 社会の探究が生まれるところ』
  • 高艸賢 著
  • 晃洋書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784771036949
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

社会科学が知を生み出すことはいかにして可能か。シュッツの社会理論を手がかりに、学問の前提を問い直す。ベルクソン、フッサール、ウェーバーの3人を知的源泉とするシュッツ。「生」と「認識」の関係を問う彼の問題意識を、現代に継承する。

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個別化する現代日本企業の雇用関係

個別化する現代日本企業の雇用関係(58)
  • 『個別化する現代日本企業の雇用関係 : 進化する企業と労働組合の対応』
  • 三吉勉 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784623094936
  • MINERVA現代経営学叢書 ; 58. 国際産業関係研究所叢書 ; 第5巻
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

日本の大企業セクターにおける個別化された雇用関係の現実とはー。労使関係論の方法である「どんな仕事をどれくらいやって、いくらもらうのか」という仕事に関する規則に着目、その規則を決定するために労使間でどのような合意形成のための取り組みがなされているのか、ある日本企業の企業別労働組合を事例に観察・分析、今後を展望する。

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ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク

ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク
  • 『ポピュラーカルチャーからはじめるフィールドワーク : レポート・論文を書く人のために』
  • 圓田浩二, 池田太臣 編
  • 明石書店
  • 2022.11
  • ISBN: 9784750354644
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

マンガやゲーム、アイドル、鉄オタ、お祭りなどのフィールドワークはどうやるの?身近な文化や現象の調査方法を著者自身のリアルな体験にもとづいて赤裸々に語る7話。

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ゆるい職場

ゆるい職場
  • 『ゆるい職場 : 若者の不安の知られざる理由』
  • 古屋星斗 著
  • 中央公論新社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784121507815
  • 中公新書ラクレ ; 781
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が上がるようになったー。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。 …

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