「推し」の文化論

「推し」の文化論
  • 『「推し」の文化論 : BTSから世界とつながる』
  • 鳥羽和久 著
  • 晶文社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784794973313
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月21日取得)

BTSはなぜグローバルな支持を得ているのか。なぜBTSが描く世界はやさしいのか。彼らのメッセージの真意はどこにあるのか。BTSの楽曲とメンバーたちの言葉、ARMYとの関係からその魅力の秘密を読み解く、BTS解説本の決定版。哲学、文学、精神分析、ケア、資本主義分析などを背景にした、BTSを通した「いま」を生きぬくサバイバルガイド。

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フランス革命の代償

フランス革命の代償
  • 『フランス革命の代償』
  • ルネ・セディヨ 著、山﨑耕一 訳
  • 草思社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784794226341
  • 草思社文庫 ; セ3-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

フランス革命はその栄光だけでなく、支払った代償も大きかった。大革命からナポレオン帝政の25年間、戦場で、断頭台で、どれだけの人間が死んだのだろう。どのような芸術作品が生まれ、どれだけ文化財が破壊されたのだろう。フランスは本当に人権の国、自由・平等・博愛の国になったのだろうかー。人口動態、領土、法制、文化、芸術、農業、産業、商業、財政、社会の各分野について、大革命前夜とナポレオン帝政崩壊直後を比較し、革命がもたらしたものを検証する。革命の負をあぶり出す斬新な切り口で、より正確な革命像を描き出した本書は、フランス革命に関する貴重な書である。

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イギリス家族政策はどう変わったのか

イギリス家族政策はどう変わったのか
  • 『イギリス家族政策はどう変わったのか : 子育て・貧困と政府の役割』
  • N. アイゼンシュタット, C. オッペンハイム、宮本章史 訳
  • 日本経済評論社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784818826274
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

子ども、家族の貧困を削減し、親子の安定した生活を支えるには?人種、文化、ジェンダーとともに、家族の形も多様化する英国社会。直近20年間の家族政策の変遷から日本への示唆を探る好著。

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サイエンス・ファクト

サイエンス・ファクト
  • 『サイエンス・ファクト : 科学的根拠が信頼できない訳』
  • ガレス・レン, ロードリ・レン 著、塚本浩司 監訳、多田桃子 訳
  • ニュートンプレス
  • 2023.2
  • ISBN: 9784315526653
  • ニュートン新書
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月17日取得)

「現代科学は科学的根拠に基づいて構築されているが、その根拠が意図的に選択されれば、科学はいわば虚実を織り交ぜたフィクション(うそ)と化してしまう」と学者である著者は警告します。本書は科学的事実に潜むうそを指摘し、うそとないまぜになった物語に堕しかねない現代科学の問題点を鋭く考察。「虚偽の学術論文」「科学用語のあいまいさ」など、科学の信頼を揺るがしている、さまざまなテーマに踏み込んでいきます。「科学的に実証されたものは正しい」という認識が根底から覆り、現代科学との正しい向き合い方がわかる1冊です。

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数字のセンスを磨く

数字のセンスを磨く
  • 『数字のセンスを磨く : データの読み方・活かし方』
  • 筒井淳也 著
  • 光文社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784334046484
  • 光文社新書 ; 1241
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月17日取得)

数量化のセンス、比較のセンス、因果のセンス、確率のセンス、分析のセンスー計量社会学者が示すー現代社会に欠かせない「数字との付き合い方」。数量的な研究では「正解/不正解」「完全/不完全」という明確な線引きは存在しない。

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戦争と社会主義を考える

戦争と社会主義を考える
  • 『戦争と社会主義を考える : 世界大戦の世紀が残したもの』
  • 久保亨 著
  • かもがわ出版
  • 2023.2
  • ISBN: 9784780312652
  • 講座 わたしたちの歴史総合 ; 5
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月17日取得)

戦争はなぜ起きるのか、どうすれば平和を守れるのか。第一次・第二次の世界大戦の教訓を深く掘り下げることによって、現下のウクライナ戦争が突き付けた大問題への解答を探っていく。あわせて、両大戦とともに誕生したソ連型社会主義が崩壊した原因を解明しつつ、広い意味での社会主義の可能性にも言及していく。

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残されたものたちの戦後日本表現史

残されたものたちの戦後日本表現史
  • 『残されたものたちの戦後日本表現史』
  • 山本昭宏 著
  • 青土社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784791775385
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月12日取得)

水木しげる、中沢啓治、高畑勲から、こうの史代まで。戦地から引き揚げたもの、空襲を生きのびたもの、被爆者として生きるもの…。戦争で生き残った表現者たちは個別の方法でそれぞれの経験の物語を作り上げてきた。かれらが描いた戦争・戦後とはいかなるものか。そして、これからの世代はどのように語り残していくべきか。これから先もずっと読まれ、観られ続けるべき作家、作品たちを精緻に読み解く。

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デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館

デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館
  • 『デジタル時代における民主的空間としての図書館、アーカイブズ、博物館』
  • ラグナー・アウダンソン, ハイルビヤ・アンドレスン, セシリ・ファーゲリッド, エリック・ヘニングスン, ハンス・クリストフ・ホーボム, ヘンリク・ヨカムスン, ホーコン・ラーセン, トーニャ・ヴォルト 編著、久野和子 監訳・訳、川崎良孝, 松田ユリ子, 三浦太郎, 山﨑沙織, 鎌田均 訳
  • 松籟社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784879844354
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月12日取得)

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ドイツ語圏のコスモポリタニズム

ドイツ語圏のコスモポリタニズム
  • 『ドイツ語圏のコスモポリタニズム : 「よそもの」たちの系譜』
  • 菅利恵 編
  • 共和国
  • 2023.2
  • ISBN: 9784907986049
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月11日取得)

ユダヤ文化、カント、ロマン主義、トーマス・マン、エルンスト・ブロッホ、ハンナ・アーレント、さらにイルマ・ラクーザや多和田葉子まで。地域・空間・時間を超えた「コスモポリタニズム」(世界市民主義)の理念はどのように形成され、議論されてきたのか?気鋭の研究者8名による論集。

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