教育24

学歴獲得の不平等

学歴獲得の不平等
  • 『学歴獲得の不平等 : 親子の進路選択と社会階層』
  • 豊永耕平 著
  • 勁草書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784326251698
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月31日取得)

学歴獲得の機会は本当に平等か?学歴が社会経済的地位の獲得にどのような意味を持ってきているのかも含めて今日的な視点で再検証する。学力格差、進路選択、子育て実践、高等教育の費用負担、社会階層論のいずれの領域にも貢献を目指す意欲作。

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就活の社会学

就活の社会学
  • 『就活の社会学 : 大学生と「やりたいこと」』
  • 妹尾麻美 著
  • 晃洋書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784771036932
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

就職活動の背景にある構造と仕組み。なぜ大学生は「やりたいこと」や熱意を問われ、語るようになっていくのか?労働市場媒介者が果たす役割と大学生の状況の定義を明らかにし、就職情報サービスと彼らの行為によって成り立つ「就活」の仕組みを解明する。

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何のためのテスト?

何のためのテスト?
  • 『何のためのテスト? : 評価で変わる学校と学び』
  • ケネス・J.ガーゲン, シェルト・R.ギル 著、東村知子, 鮫島輝美 訳
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784779517044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

そのテスト、本当に必要ですか?社会構成主義の第一人者ガーゲンが教育学者ギルとともに誘う、豊かな学びの世界。テストのための学びから、ウェルビーイングのための評価へ。

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学力格差の拡大メカニズム

学力格差の拡大メカニズム
  • 『学力格差の拡大メカニズム : 格差是正に向けた教育実践のために』
  • 数実浩佑 著
  • 勁草書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784326251681
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月7日取得)

なぜ学力格差は維持・拡大するのか。教育に求められる「平等」とは何か。「マタイ効果」にもとづき、学力格差の拡大メカニズムを理論的かつ実証的に検討する。

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だれが校則を決めるのか

だれが校則を決めるのか
  • 『だれが校則を決めるのか : 民主主義と学校』
  • 内田良, 山本宏樹 編
  • 岩波書店
  • 2022.12
  • ISBN: 9784000615754
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「地毛証明書」への疑問、制服のジェンダーレス化要望、人権侵害への批判…いまだに残る理不尽なルールをはじめとして、校則のあり方が問われている。どのようにそれを捉え直し、変えていくことができるのだろうか。民主主義の場としての学校のルールを、だれが、どのように決めていくことが望ましいのだろうか。生徒・教師・保護者・市民…人々と校則との関わりの実際と構造、そして民主主義的な場とルール形成の可能性を探る。

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なぜ理系に女性が少ないのか

なぜ理系に女性が少ないのか
  • 『なぜ理系に女性が少ないのか』
  • 横山広美 著
  • 幻冬舎
  • 2022.11
  • ISBN: 9784344986763
  • 幻冬舎新書 ; よ-10-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月13日取得)

大学・大学院など高等教育機関における理系分野の女性学生の割合は、OECD諸国で日本が最下位。女子生徒の理科・数学の成績は世界でもトップクラスなのに、なぜ理系を選択しないのか。そこには本人の意思以外の、何かほかの要因が働いているのではないかー緻密なデータ分析から明らかになったのは、「男女平等意識」の低さや「女性は知的でないほうがいい」という社会風土が「見えない壁」となって、女性の理系選択を阻んでいるという現実だった。日本の男女格差の一側面を浮き彫りにして一石を投じる、注目の研究報告。

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学びの本質を解きほぐす

学びの本質を解きほぐす
  • 『学びの本質を解きほぐす』
  • 池田賢市 著
  • 新泉社
  • 2021.4
  • ISBN: 9784787721044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

校則で「下着の色」は指定できるのか!?「学力向上のため」というお題目の前では、おかしな校則にも声を上げられず、自ら進んで従順に、隷従していく。子どもや保護者を追い詰める「学校教育」の呪いの正体を探る。

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反自然主義の教育思想

反自然主義の教育思想
  • 『反自然主義の教育思想 : 〈世界への導入〉に向けて』
  • 今井康雄 著
  • 岩波書店
  • 2022.9
  • ISBN: 9784000615570
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

教育はもはや“世界への導入”を目指す実在論的なプロジェクトではあり得ず、人間の成長・発達の科学的解明を足場に学習の効率化を追求する営みでしかないのだろうか。昨今の自然主義的な教育論が抱える困難の思想的な根源を、「自然」概念の変遷を軸に古典古代からアレント、ベンヤミンにいたるまで追跡し探り当てる、教育思想史の冒険。

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私たちはどう学んでいるのか

私たちはどう学んでいるのか
  • 『私たちはどう学んでいるのか : 創発から見る認知の変化』
  • 鈴木宏昭 著
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480684318
  • ちくまプリマー新書 ; 403
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

教育現場ではこれまでのイメージから、間違った学習観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。

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歴史像を伝える シリーズ歴史総合を学ぶ 2

歴史像を伝える シリーズ歴史総合を学ぶ 2
  • 『シリーズ歴史総合を学ぶ 2 歴史像を伝える : 「歴史叙述」と「歴史実践」』
  • 岩波書店
  • 2022.6
  • ISBN: 9784004319184
  • 岩波新書 新赤版 ; 1918
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月9日取得)

「歴史総合」の授業では、教室の「私たち」が、教科書や資料をもとに、「私たち」を主語にした「歴史叙述」を解釈する。歴史の知識と今を生きる自らの歴史的思考力を結びつけて、「歴史実践」を行うことが求められる。シリーズ第一巻の総論的な『世界史の考え方』に続き、本巻では様々な資料を題材に、歴史を学ぶ営みに迫る。

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学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか

学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか
  • 『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』
  • 広田照幸 著
  • 筑摩書房
  • 2022.5
  • ISBN: 9784480684288
  • ちくまプリマー新書 ; 401
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月20日取得)

教育はしばしば失敗するし、学校は本質的に退屈である。にもかかわらず、学校や教育は世界を広げてくれるー。教育の目的から、学校の役割、道徳教育やAI社会まで、広い視野と多様な角度からとらえなおす。

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