ジェンダー41

装いの不自由

装いの不自由
  • 『装いの不自由』
  • 倉本香, 森田美芽, 沼田千恵, 上田章子, 岡村優生
  • 萌書房
  • 2023.10
  • ISBN: 9784860651633
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月4日取得)

私って誰? 自分って何?-この服いったい誰が決めたの?! 鏡の前でいつもモヤモヤ……。この違和感の正体に迫ります。 たかがファッション/されどファッションの間にある性と美との強力な癒着が,特に女性にとっての枷となっていることをやさしく説いた気づきのための一冊。ジェンダー・スタディーズへの手引書としても格好の,男性にも読んでほしい今よりちょっとだけ深く考えるための書。 はじめにー女神の挨拶ー 第1 …

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性差別の医学史

  • 『性差別の医学史 : 医療はいかに女性たちを見捨ててきたか』
  • マリーケ・ビッグ 著、片桐恵理子 訳
  • 双葉社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784575318234
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月28日取得)

医学はいつになったら「本当の科学」になるのか? 「心臓発作は“ヒステリー”」 「HPV(ヒトパピローマウイルス感染症)は“女性だけの病気”」 「卵子は“精子をただ待つ無力な存在”」… 心疾患、骨、幹細胞、更年期、セックス、ホルモン、そして生殖。 長らく「男性の身体」だけを基準としてきた医学は、いつしかあらゆる領域に男性優位主義を浸透させ「非男性の身体」の声を聞くことなく発展した結果として、人間を測 …

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「ピアノを弾く少女」の誕生

  • 『「ピアノを弾く少女」の誕生 : ジェンダーと近代日本の音楽文化史』
  • 玉川裕子 著
  • 青土社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784791775866
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月19日取得)

なぜ少女たちはピアノを習うのか 日本に西洋音楽がもたらされ普及していくなかで、ほかの楽器に比べて一般の家庭に積極的に受け入れられていったピアノ。その習い手は、多くの場合には妻、そして娘であった。なぜほかの楽器ではなく、ピアノなのか。なぜその習い手は女性なのか。ピアノが普及していく黎明期の日本社会を丹念に追い、その背景に迫る渾身の書。

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ジェンダー目線の広告観察

  • 『ジェンダー目線の広告観察』
  • 小林美香 著
  • 現代書館
  • 2023.9
  • ISBN: 9784768459508
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月12日取得)

********************************************************************** 【書評掲載】 「週刊金曜日」2023年10月13日号 武田砂鉄さん 「朝日新聞」2023年12月2日 山内マリコさん 【著者インタビュー・寄稿続々掲載!】 「週刊文春」2023年10月26日号 「毎日新聞」2023年10月28日 「朝日新聞デジタ …

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ヨーロッパ中世のジェンダー問題

  • 『ヨーロッパ中世のジェンダー問題 : 異性装・セクシュアリティ・男性性』
  • 赤阪俊一 著
  • 明石書店
  • 2023.8
  • ISBN: 9784750356143
  • 世界人権問題叢書 ; 115
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月12日取得)

西洋中世世界のジェンダー構造について、とりわけキリスト教における性の観念に注目し、男装と女装、レイプ・売春、マスキュリニティ(男性性)といった観点から、一般読者にもわかりやすい語り口で詳述する。現代のジェンダー問題への示唆にも富む一冊。

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ジェンダー格差

  • 『ジェンダー格差 : 実証経済学は何を語るか』
  • 牧野百恵 著
  • 中央公論新社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784121027689
  • 中公新書 ; 2768
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月10日取得)

第46回サントリー学芸賞作(政治・経済部門) 歴史・文化・社会的に形成される男女の差異=ジェンダー。その差別は近年強い批判の対象だ。 本書は、実証経済学の研究から就業・教育・政治・解消後の可能性について、国際的視点から描く。 議員の女性枠導入=クオータ制が、質の低下より無能な男性議員排除に繋がる、女性への規範が弱い国ほど高学歴女性が出産するエビデンスなどを提示。旧来の慣習や制度について考える。 【 …

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高等女学校と女性の近代

  • 『高等女学校と女性の近代』
  • 小山静子 著
  • 勁草書房
  • 2023.6
  • ISBN: 9784326654413
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月15日取得)

明治期?終戦直後に存在した高等女学校とは、いかなる特徴をもち、その教育はどのようなものだったのか。資料を分析し詳細に紐解く。 女子の中等教育機関として近代日本に存在した高等女学校とは、いかなる学校だったのか。また、良妻賢母教育の内実をめぐって、どんな議論が行われ、どのような教育が実施されたのか。資料を基に、ジェンダー化された教育制度や教育内容を明らかにしつつ、女性が教育を受けることの意味、ひいては …

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生まれつき男社会に服従する女はいない

  • 『生まれつき男社会に服従する女はいない』
  • マノン・ガルシア [著]、横山安由美 訳
  • みすず書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784622096146
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月22日取得)

「完全に自立した筋金入りのフェミニストの女性ですら、ふと気がつくと、男の征服者然とした眼差しを好ましく思ったり、パートナーの腕のなかで言いなりの存在になることを欲したり、目立った華々しい活動よりもこまごまとした家事──かいがいしくリネン類を畳んだり、家族のために見栄えの良い朝食を用意したりすること──を好ましく感じている。このような願望、このような喜びは、はたして女の自立と両立可能なのだろうか」( …

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トランスジェンダー入門

  • 『トランスジェンダー入門』
  • 周司あきら, 高井ゆと里 著
  • 集英社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784087212747
  • 集英社新書 ; 1174
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月16日取得)

トランスジェンダーとはどのような人たちなのか。 性別を変えるには何をしなければならないのか。 トランスの人たちはどのような差別に苦しめられているのか。 そして、この社会には何が求められているのか。 これまで「LGBT」と一括りにされることが多かった「T=トランスジェンダー」について、さまざまなデータを用いて現状を明らかにすると共に、医療や法律をはじめその全体像をつかむことのできる、本邦初の入門書と …

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女性不況サバイバル

  • 『女性不況サバイバル』
  • 竹信三恵子 著
  • 岩波書店
  • 2023.7
  • ISBN: 9784004319818
  • 岩波新書 新赤版 ; 1981
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月13日取得)

コロナ禍は、「ケアする性」を直撃した災害でもあった・・・。世界各地で「女性不況」と課題視されたにもかかわらず、なぜ日本の女性たちの雇用危機は無いことにされ、放置されてきたのか。社会に埋め込まれた「不可視化と沈黙」を生み出す六つの仕掛けを浮き彫りにし、女性たちの模索をたどる。危機はまだ終わっていない。

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ヒゲの文化史

  • 『ヒゲの文化史 : 男性性/男らしさのシンボルはいかにして生まれたか』
  • クリストファー・オールドストーン=ムーア 著、渡邊昭子, 小野綾香 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784623094387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月31日取得)

男性のヒゲは時代とともに様々な変化を遂げてきた。男性性の象徴ともいえるヒゲの変化は、単なるファッションの一部にすぎないのだろうか? 長い歴史のなかでヒゲは男らしさの指標であり、社会的および政治的権威とも無関係でなかった。本書は紀元前から現代に至るまでの西洋社会において、男性がこぞってヒゲを伸ばした四つの時代を明らかにし、ヒゲの興隆期とヒゲ剃りの時代を対比することでヒゲの歴史の全体像に迫る。 《原 …

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BL研究者によるジェンダー批評入門

  • 『BL研究者によるジェンダー批評入門 : 言葉にならない「モヤモヤ」を言葉で語る「ワクワク」に変える、表象分析のレッスン』
  • 溝口彰子 著
  • 笠間書院
  • 2023.6
  • ISBN: 9784305709899
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月3日取得)

紀伊國屋じんぶん大賞2023 第1位 『布団の中から蜂起せよ』高島鈴さん応援! 【概 要】 本書は、映画やドラマ、漫画やアニメ、現代アートなどビジュアル要素のある作品を、「ジェンダーの視点」で批評してみようとお誘いする本です。 「なんかモヤモヤした!」「すごくかっこよかった!」といった感想から一歩踏み込んで、「なぜモヤモヤしたのか」「どのようにカッコいいと感じたのか」を言語化してみると、「作品を見 …

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