スポーツの世界史

スポーツの世界史
  • 『スポーツの世界史』
  • デイビッド・G.マコーム 著、中房敏朗, ウエイン・ジュリアン 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.4
  • ISBN: 9784623094370
  • ミネルヴァ世界史〈翻訳〉ライブラリー ; 4
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月19日取得)

本書は、スポーツの歴史を世界史的視野でとらえた、逸話やエピソードが満載の読んで楽しい一冊。競馬、クリケット、野球、サッカー、卓球、柔道、スキー、F1レースといった各競技の歴史に切り込み、スポーツを通じた人間の広範な歩みを描き出す。さらに人種、薬物、暴力、マネー、テクノロジー、ジェンダーなどに関わる諸問題にも焦点を当て、スポーツのグローバル化の真の意味をあぶり出そうとする意欲作。

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クリティカル・オーディエンス

クリティカル・オーディエンス
  • 『クリティカル・オーディエンス : メディア批判の社会心理学』
  • 李津娥 編著、李光鎬, 大坪寛子, 川端美樹, 鈴木万希枝, 山本明, 渋谷明子, 志岐裕子, 正木誠子 著
  • 新曜社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784788518063
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

メディアへの信頼が揺らぐ現代、インターネットやSNSの発達によりオーディエンスのメディア批判が可視化され、影響力が高まっている。そのありように社会心理学的にアプローチし、実証的に調査・研究するための理論、概念、方法と成果をわかりやすく紹介。

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ヨーロッパの極右

ヨーロッパの極右
  • 『ヨーロッパの極右』
  • ジャン=イヴ・カミュ, ニコラ・ルブール [著]、南祐三 監訳、木村高子 訳
  • みすず書房
  • 2023.4
  • ISBN: 9784622095910
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

いまや政治の一部となった極右。だがその実態は知られていない。ヨーロッパに息づく極右の歴史に光を当て、矛盾に満ちた全貌を明らかにする。極右理解に欠かせない一冊。

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会社のなかの「仕事」社会のなかの「仕事」

会社のなかの「仕事」社会のなかの「仕事」
  • 『会社のなかの「仕事」社会のなかの「仕事」 : 資本主義経済下の職業の考え方』
  • 阿部真大 著
  • 光文社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784334046576
  • 光文社新書 ; 1250
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

際限のない「超」長時間労働、硬直した企業文化、「お客様は神様」に代表される過剰なサービスー。現代日本を蝕むさまざまな問題は、突き詰めれば私たちの「仕事」観に由来している。高度資本主義下での摩耗を避けたければ、会社のなかの「組織人」として生きるだけでは十分でない。私たちは同時に、社会のなかの「職業人」としても生きなければならないのだー。本書はこの要請とジレンマを出発点として、働き手と組織、その双方が共栄していくための方策を探る。「やりがい搾取」問題の火付け役として知られる社会学者がデュルケームに遡り、ときに『かりあげクン』をも参照しながら、私たちの「職業」を軽やかに問いなおす。疲弊した日本経済が自壊するその前に、職業社会学は新たな地平を拓けるのかー。

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〈ほんもの〉という倫理

〈ほんもの〉という倫理
  • 『〈ほんもの〉という倫理 : 近代とその不安』
  • チャールズ・テイラー 著、田中智彦 訳
  • 筑摩書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784480511607
  • ちくま学芸文庫 ; テ16-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月12日取得)

近代社会に特有の、三つの不安がある。第一に、個人主義により道徳の地平が消失すること。第二に、費用対効果の最大化を目的とする道具的理性が社会の隅々にまで浸透すること。第三に、「穏やかな専制」が訪れて人々が自由を喪失し、政治的に無力になること。著者はこれらの不安の由来と根拠をあらためて問い質し、近代の道徳的理想、すなわち「“ほんもの”という倫理」の回復こそが、よりよい生と未来を切り拓くための闘争を可能にすると説く。現代を代表する政治哲学者が、その思考のエッセンスを凝縮した名講義。

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まっとうな政治を求めて

まっとうな政治を求めて
  • 『まっとうな政治を求めて : 「リベラルな」という形容詞』
  • マイケル・ウォルツァー 著、萩原能久 訳
  • 風行社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784862581464
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月12日取得)

この形容詞“liberal”は力の行使を制限し、多元性と懐疑心、アイロニーをもたらすのである。(本書23頁)

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幻想の終わりに

幻想の終わりに
  • 『幻想の終わりに : 後期近代の政治・経済・文化』
  • アンドレアス・レクヴィッツ 著、橋本紘樹, 林英哉 訳
  • 人文書院
  • 2023.4
  • ISBN: 9784409241554
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月12日取得)

社会はより良く進歩しているという「幻想」が潰えた後期近代。生産のオートメーション化、デジタル革命、単純サービス業の増加等、産業構造の転換によって新しい階級社会が誕生している。リベラルでエコロジカル、グローバル志向の新たな中産階級が影響力を振るい、個々人は「独自性」を競い合う。世界規模で起こっているこの変化は、私たちの生活に何をもたらすのだろうか。欧米の最新文献を網羅しながら現代社会の矛盾や両義性を鮮やかに描く、ドイツ発の新たな社会理論。

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宗教組織の人類学

宗教組織の人類学
  • 『宗教組織の人類学 : 宗教はいかに世界を想像/創造しているか』
  • 藏本龍介 編
  • 法藏館
  • 2023.3
  • ISBN: 9784831856517
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月10日取得)

私たちが生きる世界は「宗教=規範的言説」によって想像的に組織化されている。それは規範の意味を探究する過程でもある。アジア・アフリカ地域を事例として、宗教と組織の相互構成的関係を明らかにする。

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1980年、女たちは「自分」を語りはじめた

1980年、女たちは「自分」を語りはじめた フェミニストカウンセリングが拓いた道
  • 『1980年、女たちは「自分」を語りはじめた : フェミニストカウンセリングが拓いた道』
  • 河野貴代美 著
  • 幻冬舎
  • 2023.3
  • ISBN: 9784344040830
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月10日取得)

母、妻としての役割しか求められない女性たちの心理的虚しさは、贅沢な悩みとして取りあってもらえず、夫からの暴力は夫婦間の問題として軽く扱われていた。セクハラという言葉はなく、痴漢は女性に隙があったと責任を転嫁された。1980年とはそんな時代だ。フェミニストカウンセリングは、「苦しいのは、あなたが悪いのではない」と女性たちに「語り」を促し、社会の変化を後押ししてきた。女性たちが語り、聞いてもらえるカウンセリング・ルームをはじめて作った創始者によるエンパワーメントの歴史。

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新しい権威主義の時代

新しい権威主義の時代 上
  • 『新しい権威主義の時代 : ストロングマンはいかにして民主主義を破壊するか 上』
  • ルース・ベン=ギアット 著、小林朋則 訳
  • 原書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784562072675
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月10日取得)

ムッソリーニ、ヒトラー、フランコ、カダフィ、プーチン、トランプ…。「男らしさ」が政治的に利用されるとき。NYタイムズ、ワシントンポスト他で激賞の全米ベストセラー。

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