ナショナリズムとナショナル・インディファレンス

  • 『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス : 近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』
  • マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター, ジョン・フォックス 編著、金澤周作, 桐生裕子 監訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.6
  • ISBN: 9784623094356
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月7日取得)

本書は、幅広い射程を持つ「ナショナル・インディファレンス(国民への無関心)」現象の歴史的な意義を追究する。19世紀から20世紀後半までの、ソ連を含むヨーロッパ各地の多彩な事例を取り上げ、様々なアプローチのもと、ナショナリズム理解に画期的な切り口を与える。本書を読めば、この先「ナショナル・インディファレンス」を念頭に置かずにナショナリズムの過去・現在・未来を見ることはできなくなるだろう。 …

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動物心理学入門

  • 『動物心理学入門 : 動物行動研究から探るヒトのこころの世界』
  • 日本動物心理学会 監修、小川園子, 富原一哉, 岡田隆 編
  • 有斐閣
  • 2023.7
  • ISBN: 9784641174887
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

ヒトの「こころ」の謎を解く動物心理学のすすめ。学習や記憶のメカニズム、性差、親子や他者との絆や葛藤、共感、ストレスなど、現代社会を生きる私たちが直面している課題に新たな視点を。

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アメリカ〈主婦〉の仕事史

  • 『アメリカ〈主婦〉の仕事史 : 私領域と市場の相互関係』
  • 森杲 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2013.9
  • ISBN: 9784623066766
  • MINERVA西洋史ライブラリー ; 97
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

家事を担う主婦の「仕事」とはー各時代の社会環境・条件に対応した主婦の日常行動に内在する特徴を描き出す。

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ドイツ人が語るドイツ現代史

  • 『ドイツ人が語るドイツ現代史 : アデナウアーからメルケル、ショルツまで』
  • ドミニク・ゲッパート 著、進藤修一, 爲政雅代 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784623095261
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

本書は、ドイツ連邦共和国の歴史を再検討し、その新たな一側面を照射する。著者は外交史を専門とし、冷戦や欧州統合に直面した戦後ドイツの葛藤、苦悶を、世界やヨーロッパという視点から見直すとともに、文学や映画、歴史政策など、文化史的な現象にも言及する。ドイツ人ならではの、日本人では絶対に思いつかない視点で描かれた、コンパクトなドイツ現代史の通史。

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耐え難き現在に革命を!

  • 『耐え難き現在に革命を! : マイノリティと諸階級が世界を変える』
  • マウリツィオ・ラッツァラート [著]、杉村昌昭 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.5
  • ISBN: 9784588011566
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1156
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月2日取得)

Do you remember revolution?資本機械によって分断された諸階級と性的・人種的マイノリティは闘争に疲弊し、それぞれの政治選択はときに衝突する。異種混淆の闘争を接続する主体とはいかなるものか。マイノリティと諸階級が世界を変える。マルクス、フーコー、ネグリ/ハート、ドゥルーズ/ガタリを批判的に継承し、乗り越えるための革命論。

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学ぶことは、とびこえること

  • 『学ぶことは、とびこえること : 自由のためのフェミニズム教育』
  • ベル・フックス 著、里見実 監訳、朴和美, 堀田碧, 吉原令子 訳
  • 筑摩書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784480511706
  • ちくま学芸文庫 ; フ50-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月2日取得)

肌の色、ジェンダー、階級といった差異を前にして、すべての人に開かれた「学びの共同体」をつくることはできるか。まず自分自身を批判的にみつめ、変えるための教育はいかにして可能か。ブラック・フェミニストの大学教師であるベル・フックスが自らの経験をもとに、学生と教師の双方に語りかける。教室での性差別や人種差別にどう対処するか、異なる経験をいかに語り合うか、学ぶことの歓びと不安…。フレイレの批判的教育学やフ …

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批評理論を学ぶ人のために

  • 『批評理論を学ぶ人のために』
  • 小倉孝誠 編
  • 世界思想社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784790717768
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月1日取得)

脱構築批評からフェミニズム批評、システム理論、そしてエコクリティシズムまで。20世紀から現代までの理論を幅広く学び、具体的な作品分析をとおして批評のプロセスも体感できる入門書。

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戦後教育史

  • 『戦後教育史 : 貧困・校内暴力・いじめから、不登校・発達障害問題まで』
  • 小国喜弘 著
  • 中央公論新社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784121027474
  • 中公新書 ; 2747
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月1日取得)

ここ30年間に不登校といじめの報告件数は、小学生で5.2倍と46倍、中学生で2.5倍と6倍に。特別支援教育対象は、15年間に小中学生ともに3倍近い。少子化にかかわらずだ。本書は深刻な混迷の中にある日本社会と教育の歴史を辿る。なぜここまで行き詰まったのかー。貧困、日教組、財界主導、校内暴力、政治介入、いじめ、学級崩壊、発達障害の激増など、各時代の問題を描きつつ、現在と未来の教育を考える手掛かりとす …

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「若者の読書離れ」というウソ

  • 『「若者の読書離れ」というウソ : 中高生はどのくらい、どんな本を読んでいるのか』
  • 飯田一史 著
  • 平凡社
  • 2023.6
  • ISBN: 9784582860306
  • 平凡社新書 ; 1030
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月31日取得)

この二〇年間で、小中学生の平均読書冊数はV字回復した。そうしたなか、なぜ「若者は本を読まない」という事実と異なる説が当たり前のように語られるのだろうか。各種データと実際に読まれている本から、中高生が本に求める「三大ニーズ」とそれに応える人気の本の「四つの型」を提示する。今、中高生は何を好んで読んでいるのか?若者の読書についての「思い込み」を打ち破る。

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