ヘイトクライムとは何か

  • 『ヘイトクライムとは何か : 連鎖する民族差別犯罪』
  • 鵜塚健, 後藤由耶 [著]
  • KADOKAWA
  • 2023.9
  • ISBN: 9784040824727
  • 角川新書 ; K-432
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月9日取得)

差別感情を元にした「犯罪」がより過激化している。最前線の現場で取材を続ける記者が、在日コリアンを狙った2件の放火事件を始め、脅威を増すヘイトクライムがなぜ生まれるのか、社会背景を探る。更に関東大震災時のジェノサイドから現代のヘイトスピーチまで、連綿と続く「民族差別」の歴史から差別の構造を解き明かすルポ。 【目次】 まえがき 第一章 ヘイトクライムの転換点ーーウトロ放火事件 第二章 連鎖するヘイトク …

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AI時代の感性

AI時代の感性
  • 『AI時代の感性 : デジタル消費社会の「人類学」』
  • ダニエル・コーエン 著、林昌宏 訳
  • 白水社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784560093726
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月9日取得)

「AIは絵を描いたり音楽をつくったりできるが、自分の生成したものが美しいかどうかは判断できない。判断できるのは、感情を持つ人間だけだ。」(本書より) ハイパー資本主義における、SNS依存社会で数値化される「個性」とは? 本書は、DXとともに「自己同一性」の揺らぎが認められる時代、デジタルには生成しえない「感情」の重要性を説く──より創造的に、対話するために。 デジタルトランスフォーメーションにとも …

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〈書くこと〉の一九世紀明治

  • 『〈書くこと〉の一九世紀明治 : 言文一致・メディア・小説再考』
  • 山田俊治 著
  • 岩波書店
  • 2023.8
  • ISBN: 9784000616065
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月9日取得)

なぜ私たちは文字を学ぶことになったのだろうか。本書はこの問いを歴史的に見定めると共に、現代社会の根底をなす社会変容を、言文一致、新聞・小説の写実技法の誕生、言語媒体の流通、近代作者の形成といった文字言語の観点から、一九世紀明治という時代に徹底的に問い直すことで、新たな文学史の可能性を描き出す。 凡 例 序 章 〈書くこと〉と社会 第1部 声と文字 第1章 文字文化としての音読と黙読ーー歴史の重層的 …

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コミュニティ・アセットによる地域再生

コミュニティ・アセットによる地域再生
  • 『コミュニティ・アセットによる地域再生 : 空き家や遊休地の活用術』
  • 田島則行 著
  • 鹿島出版会
  • 2023.9
  • ISBN: 9784306073654
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月9日取得)

空き地や空き家など遊休不動産を、公共的な役割を担いつつ自立性・持続性のある活動を行えるコミュニティの再生や活用の場に創り変える手法。これまでの日本と海外のコミュニティ・アセットの流れを概観し、さらに発展しつつある国内各地の実情を紹介する。まだその方法論が確立しているとは言えないが、コミュニティ・アセットを実現してきたフロンティアたちの巧みな方法論を探る。 目次 はじめに 1章:コミュニティ・アセッ …

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「批判」の政治理論

「批判」の政治理論
  • 『「批判」の政治理論 : ハーバーマスとホネットにおける批判の方法論』
  • 成田大起 著
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326303304
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月9日取得)

ハーバーマスとホネットにとって「批判」とは何か。批判理論を代表する両者の批判の方法論を捉え、現代政治理論との対話を試みる。 ハーバーマスとホネットは批判を介して理論と実践がいかに関わるのか、理論家と当事者の関係を論じる「批判の方法」を探求してきた。本書は両者の主著を読み解きその方法論を「再構成的批判」として析出する。またロールズ、ウォルツァー、フレイザーらとの論争を検討し、規範的政治理論の文脈で批 …

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「経済成長」の起源

  • 『「経済成長」の起源 : 豊かな国、停滞する国、貧しい国』
  • マーク・コヤマ, ジャレド・ルービン 著、秋山勝 訳
  • 草思社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784794226693
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

世界はどのようにして豊かになったのか? いまだ貧困が世界中に存在するとはいえ、歴史的に見た場合、 いま生きている人の大半は200年前に生きていたどんな人間よりも裕福になった。 この「経済成長」はどうやって達成されたのだろうか? 大きな変化を生み出した産業革命は、なぜ18世紀の英国で始まったのか? それに続いて他のヨーロッパ諸国やアメリカ、日本が発展できたのはなぜか? そして、なぜいまだに貧しいまま …

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何か本当に重要なことがあるのか?

  • 『何か本当に重要なことがあるのか? : パーフィットの倫理学をめぐって』
  • ピーター・シンガー 編、森村進 監訳・訳、太田寿明 [ほか] 訳
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326103256
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

もし客観的な道徳的真理と規範的真理が存在しなければ、何も重要でないことになるのか? パーフィットをめぐる多角的な議論がここに! 『重要なことについて』刊行直前にシンガーが開催したセミナーには、パーフィットと反対の立場をとるジャクソン、シュローダー、ブラックバーンら、名だたる哲学者が招かれた。このセミナーが「倫理学における客観主義」の議論にも刺激を与え1冊の重要な本書として結実するとともに『重要なこ …

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重要なことについて

  • 『重要なことについて 第3巻』
  • デレク・パーフィット 著、森村進 訳
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326103263
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

21世紀最大かつ最重要哲学書『重要なことについて』に寄せられた批判的検討を元にさらなる展開を見せる、パーフィット最後の著書! 『重要なことについて』1巻2巻刊行直前に開かれたセミナーを元に編まれた論文集『何か本当に重要なことがあるのか?』に対して、パーフィットは第3巻となる本書で基本的な主張は維持しつつも、修正も加えながら応答を繰り広げる。同時に帰結主義倫理については自身の主張をさらに展開させた …

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アートとフェミニズムは誰のもの?

アートとフェミニズムは誰のもの?
  • 『アートとフェミニズムは誰のもの?』
  • 村上由鶴 著
  • 光文社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784334100148
  • 光文社新書 ; 1268
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

アートとフェミニズムは少なくない人びとからよく見えなくなっていて、その実態がよくわからなくなっている。いわば、アートとフェミニズムは入門したくてもできない「みんなのものではないもの」になっているのが実情だ。もともと、「みんなのもの」になろうとするエネルギーを持っているアートとフェミニズム。理解の断絶が進む現在の状況に風穴を開けるにはーー。フェミニズムを使ってアートを読み解く、あたらしい試み。 …

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政策立案の技法

  • 『政策立案の技法 : 問題解決を「成果」に結び付ける8つのステップ』
  • ユージン・バーダック, エリック・M・パタシュニック 著、白石賢司, 鍋島学, 南津和広 訳
  • 東洋経済新報社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784492212561
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

「全米で最も優れた政策立案プログラム」 カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の奥義 問題の発見から政策の設計、支持の獲得まで、必要な技術をすべて公開 本書は、政策立案を行う日本の実務家や学生を対象としている。 『正しい答え』ではなく『正しい質問』こそが政策立案の本質だ。 十分な訓練を積めば、「正しい質問」を発することが、 シンプルで自然で、当たり前の動作になる。 [政策立案の8つのステッ …

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未来社会と「意味」の境界

  • 『未来社会と「意味」の境界 : 記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム』
  • 谷口忠大, 河島茂生, 井上明人 編著
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326603602
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月14日取得)

AI・ロボットと人間が共存する未来社会における「意味」の意味とは何か。大規模言語モデルを超えて新たな意味の学理を構想する。 私たちにとって、あるいはAI・ロボットにとって「意味」とはどのようなものか。その「意味」はどこから立ち上がり、どのように作用するのか。大規模言語モデルがAIの可能性を拓いた現在だからこそ、重要となる「意味」についての考察。AI・ロボットと共存する未来社会に向けて構想すべき意味 …

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人類学者と言語学者が森に入って考えたこと

  • 『人類学者と言語学者が森に入って考えたこと』
  • 奥野克巳, 伊藤雄馬 著
  • 教育評論社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784866240848
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月14日取得)

東南アジアの狩猟採集民(森の民)を研究している人類学者と言語学者。森の民とともに暮らして得た知見を語り尽くす。 性別役割分業や、「持たない」ことが基本原理であることなど、閉塞した日本社会を打破するヒントがここに。 イントロダクション なぜ人類学者と言語学者は森に入るのか プロローグ 森の民であり日本人でもある 対談1 森の民に心奪われるということは何か 【奥野克巳】他者のパースペクティヴから世界を …

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