意識11

憎悪の科学

憎悪の科学
  • 『憎悪の科学 : 偏見が暴力に変わるとき』
  • マシュー・ウィリアムズ 著、中里京子 訳
  • 河出書房新社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784309231273
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月13日取得)

ネット右翼、陰謀論、テロ攻撃ーなぜ無くならないのか?“普通”の人々が「憎悪」に駆られて、誹謗中傷や暴行に手を染めるメカニズムとは?そして、それを止める方法とは?英国政府、Twitter、Googleなどに助言を行う第一線の犯罪学者が、神経科学や心理学、データサイエンスを駆使して辿り着いた結論!

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アディクションと金融資本主義の精神

アディクションと金融資本主義の精神
  • 『アディクションと金融資本主義の精神』
  • 鈴木直 [著]
  • みすず書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784622096047
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月5日取得)

「わかっちゃいるけど、やめられない」。認知機能が短期報酬を求めて無限に暴走。実体経済が敗北し、資本主義のカジノ化が進む危機のメカニズムと回避への道。

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コンスピリチュアリティ入門

コンスピリチュアリティ入門
  • 『コンスピリチュアリティ入門 : スピリチュアルな人は陰謀論を信じやすいか』
  • 横山茂雄, 竹下節子, 清義明, 堀江宗正, 栗田英彦, 辻隆太朗, 雨宮純 著
  • 創元社
  • 2023.3
  • ISBN: 9784422701271
  • 叢書パルマコン・ミクロス ; 03
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月30日取得)

ネットで、現実政治で、欧米で、陰謀論とスピリチュアルはどのように接近しているか?5本の論考と対談から考える。コンスピリチュアリティに関する日本初の論考集。

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自己啓発の罠

自己啓発の罠
  • 『自己啓発の罠 : AIに心を支配されないために』
  • マーク・クーケルバーク 著、田畑暁生 訳
  • 青土社
  • 2022.11
  • ISBN: 9784791775088
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

「自己啓発」とはなにか。私たちは自己啓発に夢中だ。自己啓発の文化は、古典、宗教、資本主義などから生まれたが、今日では人工知能、ソーシャルメディア、ビッグデータという新しいテクノロジーが自己啓発の意味を書き換えている。それは数千億円規模の産業だが、私たちを決して幸せにしてくれない。むしろそのせいで私たちは落ち着きを失い、不安になり、自暴自棄になっている。本書は自己啓発がなぜこれほどまでに有害になったのかを分析し、その罠から抜け出すための新しい自己の概念と社会変革がなぜ必要なのかを示す。

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ファスト教養

ファスト教養
  • 『ファスト教養 : 10分で答えが欲しい人たち』
  • レジー 著
  • 集英社
  • 2022.9
  • ISBN: 9784087212334
  • 集英社新書 ; 1133
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

社交スキルアップのために古典を読み、名著の内容をYouTubeでチェック、財テクや論破術をインフルエンサーから学び「自分の価値」を上げろーこのような「教養論」がビジネスパーソンの間で広まっている。その状況を、一般企業に勤めながらライターとして活動する著者は「ファスト教養」と名付けた。「稼ぐが勝ち」と言い切る起業家、「スキルアップ」を説くカリスマ著述家、他人を簡単に「バカ」と分類するインフルエンサーなど、人々に支持されてきた言葉を分析し、社会に広まる「息苦しさ」の正体を明らかにする。

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「修養」の日本近代

「修養」の日本近代
  • 『「修養」の日本近代 : 自分磨きの150年をたどる』
  • 大澤絢子 著
  • NHK出版
  • 2022.8
  • ISBN: 9784140912744
  • NHKブックス ; 1274
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

明治からみんな「意識高い系」だった。明治大正期に「帝大出」のようなエリートでなかった人々、昭和期にサラリーマンとして会社で研修に励んだ人々、ビジネス書や自己啓発の消費者となった若い人々-。彼らが拠りどころにしたのは、あくなき向上への意欲だった。本書は、「教養」として語られがちな自己成長のための営為が実は明治初頭から宗教の力を借りて社会に広く行きわたり、近代日本の社会を根底で支える水脈となっていたことを示す。時代ごとの大衆文化の豊かさ、切なさ、危うさに触れながら“日本資本主義の精神”の展開史を描き出す気鋭の力作!

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憲法上のポピュリズム宣言

憲法上のポピュリズム宣言
  • 『憲法上のポピュリズム宣言 : ここでは人々が支配する』
  • リチャード・D. パーカー 著、池端忠司 訳
  • 春風社
  • 2022.8
  • ISBN: 9784861108150
  • 神奈川大学法学研究所研究叢書 ; 35
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

トーマス・マンの小説『マーリオと魔術師』を素材にして、一般民衆の政治的エネルギーについての二つの感性「反ーポピュリズムの感性」と「ポピュリズムの感性」を分析し、両者に代わる新たなポピュリズムの感性を再定位。大衆への蔑視とエリート主義による“立憲主義”を批判し、憲法についての議論のあり方を感性との関係で問い直す。

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草の根のファシズム

草の根のファシズム
  • 『草の根のファシズム : 日本民衆の戦争体験』
  • 吉見義明 著
  • 岩波書店
  • 2022.8
  • ISBN: 9784006004521
  • 岩波現代文庫. 学術 ; 452
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月16日取得)

日中戦争、アジア太平洋戦争を引き起こし、日本を崩壊させた天皇制ファシズム。その被害者とされてきた民衆がファシズムを支えていたこと、そして戦争末期の悲惨な体験から戦後デモクラシーが生まれたことを民衆が残した記録から明らかにしてゆく。従来の歴史観に根本的転換をもたらした名著、待望の文庫化。

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戦争と罪責

戦争と罪責
  • 『戦争と罪責』
  • 野田正彰 著
  • 岩波書店
  • 2022.8
  • ISBN: 9784006033323
  • 岩波現代文庫. 社会 ; 332
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月16日取得)

戦場で残虐行為を行った兵士たちの心情を精神病理学者が丹念に聞き取る。なぜそのような行為を行ったのか、その時に何を感じたのか、その後、自らの行為とどのように向き合ってきたのか…。集団に順応することを求められる社会において、抑圧された「個」の感情を私たちはいかにして回復するのだろうか。

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日本人の考え方世界の人の考え方

日本人の考え方世界の人の考え方
  • 『日本人の考え方世界の人の考え方 : 第7回世界価値観調査から見えるもの 2』
  • 電通総研, 池田謙一 編
  • 勁草書房
  • 2022.8
  • ISBN: 9784326251636
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

日本人はどのように考えるのか?それは世界の人々とはどのように違うのか?最新の世界価値観調査から見えてくる多様性と共通性。40年以上にわたる継続調査、77か国・地域をカバーする国際比較調査の最新版!新型コロナウイルス感染症パンデミック直後の日本追加調査データを収録。クオリティ・オブ・ソサエティを求めて。

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意識はなぜ生まれたか

意識はなぜ生まれたか
  • 『意識はなぜ生まれたか : その起源から人工意識まで』
  • マイケル・グラツィアーノ 著、鈴木光太郎 訳
  • 白揚社
  • 2022.4
  • ISBN: 9784826902359
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月15日取得)

ユニークな工学的アプローチで脳が心を生むメカニズムを描き出した、神経科学の第一人者による衝撃の論考。

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