家族12

アメリカ〈主婦〉の仕事史

  • 『アメリカ〈主婦〉の仕事史 : 私領域と市場の相互関係』
  • 森杲 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2013.9
  • ISBN: 9784623066766
  • MINERVA西洋史ライブラリー ; 97
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

家事を担う主婦の「仕事」とはー各時代の社会環境・条件に対応した主婦の日常行動に内在する特徴を描き出す。

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「イクメン」を疑え!

「イクメン」を疑え!
  • 『「イクメン」を疑え!』
  • 関口洋平 著
  • 集英社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784087212617
  • 集英社新書 ; 1161
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年5月9日取得)

その神話はいま、解体されるー。『クレイマー、クレイマー』などの人気映画にひそむ罠とは?新進気鋭のアメリカ研究者が「イクメン」の文化的イメージを斬る。

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親密圏と公共圏の社会学

親密圏と公共圏の社会学
  • 『親密圏と公共圏の社会学 : ケアの20世紀体制を超えて』
  • 落合恵美子 著
  • 有斐閣
  • 2023.3
  • ISBN: 9784641174856
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月23日取得)

「成熟社会」にふさわしい社会システム構築のために、社会と社会科学から排除された生とケアを取り戻し、「生を包摂する」総合的な社会理論を構築する。歴史的・人口学的・アジア的視点による一貫性のある理論的枠組みで初めて明らかになる落合社会学の全体像。

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「母になること」の社会学

「母になること」の社会学
  • 『「母になること」の社会学 : 子育てのはじまりはフェミニズムの終わりか』
  • 村田泰子 著
  • 昭和堂
  • 2023.3
  • ISBN: 9784812222126
  • 関西学院大学研究叢書 ; 第252編
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月24日取得)

女性は子どもを産んだら、子ども中心に生きる存在になるの?母性信仰や三歳児神話など、「子育て母親がするもの」という世間からの圧力を感じながら、保育所に子どもを預ける女性たち。彼女たちは託児実践をつうじて、何を受け入れ、何に挑んでいたのだろうか?母親、保育施設スタッフの両者の聞き取り調査を通して、フェミニズムの視点から捉える。

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スヴェンスカ・ヘムの女性たち

スヴェンスカ・ヘムの女性たち
  • 『スヴェンスカ・ヘムの女性たち : スウェーデン「専業主婦の時代」の始まりと終わり』
  • 太田美幸 著
  • 新評論
  • 2023.3
  • ISBN: 9784794812353
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月19日取得)

ジェンダー平等への道のりを日常生活の目線から描く。「スヴェンスカ・ヘム」とは、20世紀初頭に女性たちが結成した消費協同組合の名称で、「スウェーデンの家」という意味だ。食料品店を経営していたこの協同組合は、女性の政治参加と家事労働をつなぐ結節点として象徴的な意味をもっている。今でこそスウェーデンはジェンダー平等の先進国と目されているわけだが、かつての女性の社会的位置づけは日本とさほど変わらず、1930年代から1950年代は既婚女性の圧倒的多数が専業主婦だった。そして、この時代につくられた「丁寧な暮らし」のイメージが、いま再び脚光を浴びている。ジェンダー平等への挑戦という歴史のなかで、「専業主婦の時代」は何を残したのか。

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イギリス家族政策はどう変わったのか

イギリス家族政策はどう変わったのか
  • 『イギリス家族政策はどう変わったのか : 子育て・貧困と政府の役割』
  • N. アイゼンシュタット, C. オッペンハイム、宮本章史 訳
  • 日本経済評論社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784818826274
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

子ども、家族の貧困を削減し、親子の安定した生活を支えるには?人種、文化、ジェンダーとともに、家族の形も多様化する英国社会。直近20年間の家族政策の変遷から日本への示唆を探る好著。

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「おふくろの味」幻想

「おふくろの味」幻想
  • 『「おふくろの味」幻想 : 誰が郷愁の味をつくったのか』
  • 湯澤規子 著
  • 光文社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784334046477
  • 光文社新書 ; 1240
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

肉じゃが?ポテサラ?オムライス?「おふくろの味」の正体とはー?無性に食べたくなる時もあれば、揉め事の火種にもなる。誰もが一度は聞いたことがあるのに正体不明の「味」の謎ー。

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家族変動と子どもの社会学

家族変動と子どもの社会学
  • 『家族変動と子どもの社会学 : 子どものリアリティ/子どもをめぐるポリティクス』
  • 野辺陽子 編、元森絵里子, 野田潤, 日比野由利, 三品拓人, 根岸弓 著
  • 新曜社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784788517950
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

“子どものため”を、子ども自身はどう経験しているか?子どもは、家族の個人化や自身の準主体化、「子どものため」の制度、実践、価値観をいかに経験しているか。そのリアリティとポリティクスを、離婚、生殖技術、児童養護施設、児童虐待の事例から明らかにし、家族変動と子どもをめぐる理論的・経験的研究をさらに展開していく。親子関係・ケアの理論に新たな論点を示す挑戦的な書。

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最小の結婚

最小の結婚
  • 『最小の結婚 : 結婚をめぐる法と道徳』
  • エリザベス・ブレイク 著、久保田裕之 監訳、羽生有希, 藤間公太, 本多真隆, 佐藤美和, 松田和樹, 阪井裕一郎 訳
  • 白澤社
  • 2019.11
  • ISBN: 9784768479780
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月19日取得)

そもそも「結婚」は、一夫一妻で、排他的で、夫と妻がそれぞれの役割を永続的に責任をもって担わなければならないとされていることに、十分な理由はあるのだろうか、それは善き生の役に立つのだろうか、と著者は問う。本書では、「結婚」を道徳的、政治的に徹底検証し、一夫一妻をはじめ、同性同士、複数の関係、友人関係、成人間のケア関係をも法の下に平等に認めるという「最小結婚」制度を提唱する。伝統的な結婚のイメージから脱却する新たな制度としての「最小結婚」という刺激的な主張は、近年、日本でも注目されている同性婚をめぐる承認の問題や、フェミニズム・ケア論、クィア理論にかかわる家族のあり方をめぐる議論に新たな論点を提供するだろう。結婚について哲学的に考察した初めての書。

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結婚の自由

結婚の自由
  • 『結婚の自由 : 「最小結婚」から考える』
  • 植村恒一郎, 横田祐美子, 深海菊絵, 岡野八代, 志田哲之, 阪井裕一郎, 久保田裕之 著
  • 白澤社
  • 2022.11
  • ISBN: 9784768479919
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月19日取得)

「結婚」とは何か、婚姻制度は必要か否か、改革は可能か。性愛関係を問わず、異性か同性かを問わず、2人かそれ以上かを問わない「結婚」はあり得るのか。婚姻制度は、国が法的・経済的・社会的手当を配分する制度である。米国のフェミニスト哲学者エリザベス・ブレイクはその著書『最小の結婚』で、「結婚」によってもたらされる公的支援は全ての人にアクセス可能でなければならないとして、ケア関係を柱とする「最小結婚」を提唱した。本書はブレイク『最小の結婚』をもとに、7人の執筆者が「結婚」について哲学的・政治学的・社会学的に考察した、刺激的な論集である。家族のあり方にかかわる結婚は特定の宗教や「伝統」の理想型から自由になれるのか。「結婚」を考える全ての人のための一冊。

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タイムバインド

タイムバインド
  • 『タイムバインド : 不機嫌な家庭、居心地がよい職場』
  • A.R.ホックシールド 著、坂口緑, 中野聡子, 両角道代 訳
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480511256
  • ちくま学芸文庫 ; ホ24-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月5日取得)

「会社のファミリーフレンドリー制度が充実していても利用しない人がいるのはなぜか」。ホックシールドが調査したある企業ではこうした重要な謎に直面していた。その謎を解明すべく、工場労働者から会社役員まで男女問わず様々な人にインタビューをしていき、分かったのは「職場にいる時間を減らしたくない、家にいたくない」という社員の存在であった。日本でも問題とされるワークライフバランスはただの時間の配分の問題ではなく、仕事と家庭の根源的な構造に起因するものであることが見えてくる。私たちにこのパズルを解く手段はあるのか?社会学の名著が問いかける。

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