家族17

社会的養護の社会学

  • 『社会的養護の社会学 : 家庭と施設の間にたたずむ子どもたち』
  • 土屋敦, 藤間公太 編著
  • 青弓社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784787235244
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月24日取得)

社会的養護の現場では、どのような困難が経験され、施設の何が問題とされているのか。児童養護施設や母子生活支援施設、里親などの調査を積み重ね、医療・教育・ジェンダーなどの多角的な視点から、家族・家庭と施設の専門性の間に生じるジレンマに迫る。 序 章 「社会的養護の社会学」のインプリケーション 藤間公太 1 戦後日本における社会的養護の展開 2 「社会的養護の社会学」のインプリケーション 3 …

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ぼっちな食卓

  • 『ぼっちな食卓 : 限界家族と「個」の風景』
  • 岩村暢子 著
  • 中央公論新社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784120056918
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月19日取得)

親も子も自分の好きな食べ物だけを用意する。朝昼晩の三食でなく、好きな時間に食べる。食卓に集まらず、好きな場所で食事をとる。「個人の自由」を最も大切な価値として突き詰めたとき、家族はどうなっていくのかーー。少子化、児童虐待、ひきこもりなどの問題にも深くかかわる「個」が極大化した社会の現実を、20年に及ぶ綿密な食卓調査が映し出す。 【目次より】 序文にかえてーー同じ家庭の10年後、20年後を追跡してみ …

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離れていても家族

  • 『離れていても家族』
  • 品田知美, 水無田気流, 野田潤, 高橋幸 著
  • 亜紀書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784750518060
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月12日取得)

〈「クレヨンしんちゃん」や「ちびまる子ちゃん」の家族はもういない。〉 父の不在、母のワンオペ育児と家事──。日本の家族の現実は過酷だ。 それでも多くの人が、「家族」を大切なものと考えている。 低い出生率と世界一進んだ高齢化、ひとり親世帯の貧困率の、さらには同姓を強いられる唯一の制度を持つ現代の日本の家族とはどのようなものなのか。 本書は、日本とイギリスの家族を調査、比較しながら、日本の家族の実相を …

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アメリカの家庭と住宅の文化史

  • 『アメリカの家庭と住宅の文化史 : 家事アドバイザーの誕生』
  • サラ・A・レヴィット 著、岩野雅子, 永田喬, エィミー・D・ウィルソン 訳
  • 彩流社
  • 2014.3
  • ISBN: 9784779120015
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月4日取得)

システム・キッチンの原型を作ったキャサリン・ビーチャー(1800〜78)から、現代のカリスマ、マーサ・スチュアート(1941〜)まで、有名無名の「家事アドバイザー」の提案に呼応して、アメリカの「家庭」は形づくられてきた。1850年〜1950年までの「家事アドバイス本」の系譜を辿り、アメリカの家庭と住宅を「文化史」の視点から再考する。

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総中流の始まり

  • 『総中流の始まり : 団地と生活時間の戦後史』
  • 渡邉大輔, 相澤真一, 森直人 編著、東京大学社会科学研究所附属社会調査・データアーカイブ研究センター 編
  • 青弓社
  • 2019.11
  • ISBN: 9784787234629
  • 青弓社ライブラリー ; 99
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月26日取得)

高度経済成長期の前夜ーー総中流社会の基盤になった「人々の普通の生活」は、どのように成立したのか。1965年の社会調査を復元して再分析し、労働者や母親の生活実態、子どもの遊びや学習の様子、テレビと一家団欒など、「総中流の時代」のリアルを照射する。

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アメリカ〈主婦〉の仕事史

  • 『アメリカ〈主婦〉の仕事史 : 私領域と市場の相互関係』
  • 森杲 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2013.9
  • ISBN: 9784623066766
  • MINERVA西洋史ライブラリー ; 97
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

家事を担う主婦の「仕事」とはー各時代の社会環境・条件に対応した主婦の日常行動に内在する特徴を描き出す。

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「イクメン」を疑え!

「イクメン」を疑え!
  • 『「イクメン」を疑え!』
  • 関口洋平 著
  • 集英社
  • 2023.4
  • ISBN: 9784087212617
  • 集英社新書 ; 1161
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年5月9日取得)

その神話はいま、解体されるー。『クレイマー、クレイマー』などの人気映画にひそむ罠とは?新進気鋭のアメリカ研究者が「イクメン」の文化的イメージを斬る。

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親密圏と公共圏の社会学

親密圏と公共圏の社会学
  • 『親密圏と公共圏の社会学 : ケアの20世紀体制を超えて』
  • 落合恵美子 著
  • 有斐閣
  • 2023.3
  • ISBN: 9784641174856
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月23日取得)

「成熟社会」にふさわしい社会システム構築のために、社会と社会科学から排除された生とケアを取り戻し、「生を包摂する」総合的な社会理論を構築する。歴史的・人口学的・アジア的視点による一貫性のある理論的枠組みで初めて明らかになる落合社会学の全体像。

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「母になること」の社会学

「母になること」の社会学
  • 『「母になること」の社会学 : 子育てのはじまりはフェミニズムの終わりか』
  • 村田泰子 著
  • 昭和堂
  • 2023.3
  • ISBN: 9784812222126
  • 関西学院大学研究叢書 ; 第252編
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月24日取得)

女性は子どもを産んだら、子ども中心に生きる存在になるの?母性信仰や三歳児神話など、「子育て母親がするもの」という世間からの圧力を感じながら、保育所に子どもを預ける女性たち。彼女たちは託児実践をつうじて、何を受け入れ、何に挑んでいたのだろうか?母親、保育施設スタッフの両者の聞き取り調査を通して、フェミニズムの視点から捉える。

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スヴェンスカ・ヘムの女性たち

スヴェンスカ・ヘムの女性たち
  • 『スヴェンスカ・ヘムの女性たち : スウェーデン「専業主婦の時代」の始まりと終わり』
  • 太田美幸 著
  • 新評論
  • 2023.3
  • ISBN: 9784794812353
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月19日取得)

ジェンダー平等への道のりを日常生活の目線から描く。「スヴェンスカ・ヘム」とは、20世紀初頭に女性たちが結成した消費協同組合の名称で、「スウェーデンの家」という意味だ。食料品店を経営していたこの協同組合は、女性の政治参加と家事労働をつなぐ結節点として象徴的な意味をもっている。今でこそスウェーデンはジェンダー平等の先進国と目されているわけだが、かつての女性の社会的位置づけは日本とさほど変わら …

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イギリス家族政策はどう変わったのか

イギリス家族政策はどう変わったのか
  • 『イギリス家族政策はどう変わったのか : 子育て・貧困と政府の役割』
  • N. アイゼンシュタット, C. オッペンハイム、宮本章史 訳
  • 日本経済評論社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784818826274
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

子ども、家族の貧困を削減し、親子の安定した生活を支えるには?人種、文化、ジェンダーとともに、家族の形も多様化する英国社会。直近20年間の家族政策の変遷から日本への示唆を探る好著。

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