2023年11月65

逆境の中の尊厳概念

逆境の中の尊厳概念
  • 『逆境の中の尊厳概念 : 困難な時代の人権』
  • セイラ・ベンハビブ 著、加藤泰史 監訳、岩佐宣明, 宇佐美公生, ギブソン松井佳子, 小林道太郎, 庄司信, 高木駿, 高畑祐人, 徳地真弥, 馬場智一 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.11
  • ISBN: 9784588011603
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1160
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月22日取得)

人権の哲学と人権の政治学とともに人間の尊厳を問う。討議倫理学とコミュニケーション的合理性において人権を体系的に説明し、「権利を持つ権利」を主張するアーレントや、アドルノ、ホルクハイマー、シュミットらの思想史的考察とともに、「民主主義的反復」や「法生成性」を展開させる。主権、シティズンシップ、ジェノサイド、反ユダヤ主義、国民国家の危機、「スカーフ事件」など現在もなお紛糾する諸問題を論じて、幻想なきコ …

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わたしが誰かわからない

わたしが誰かわからない
  • 『わたしが誰かわからない : ヤングケアラーを探す旅』
  • 中村佑子 著
  • 医学書院
  • 2023.11
  • ISBN: 9784260054416
  • シリーズケアをひらく
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月19日取得)

「ヤングケアラー」について取材をはじめた著者は、度重なる困難の果てに中断を余儀なくされた。一体ヤングケアラーとは誰なのか。世界をどのように感受していて、具体的に何に困っていているのか。取材はいつの間にか、自らの記憶をたぐり寄せる旅に変わっていた。ケアを成就できる主体とは、あらかじめ固まることを禁じられ、自他の境界を横断してしまう人ではないかーー。著者はふたたび祈るように書きはじめた。 …

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探偵小説の哲学

探偵小説の哲学〈新装版〉
  • 『探偵小説の哲学』
  • ジークフリート・クラカウアー 著、福本義憲 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.11
  • ISBN: 9784588140778
  • 叢書・ウニベルシタス ; 811
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月19日取得)

1925年に執筆された最も初期の探偵小説論。「ホテルのロビー」「探偵」「警察」「犯罪者」等を素材として,合理的理性に支配された近代社会のアレゴリー画を描く。 はじめに 圏域 心理学 ホテルのロビー 探偵 警察 犯罪者 変様 プロセス 結末 訳者あとがき 索引

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多元的無知

多元的無知
  • 『多元的無知 : 不人気な規範の維持メカニズム』
  • 岩谷舟真, 正木郁太郎, 村本由紀子 著
  • 東京大学出版会
  • 2023.11
  • ISBN: 9784130161268
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月19日取得)

集団規範が個々の構成員に支持されていないにもかかわらず、集団レベルでは維持されてしまう「多元的無知」現象の生起から維持までのメカニズムやダイナミックなプロセスについて実証的に検討し、マイクロ(個人)・マクロ(社会環境)両面からの包括的解明を目指す。 序章 多元的無知とは 第1部 多元的無知を生み出す認知メカニズム 第1章 多元的無知はどのように生起するのか(研究1) 第2章 多元的無知状態が維持さ …

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学びをみとる

学びをみとる
  • 『学びをみとる : エスノメソドロジー・会話分析による授業の分析』
  • 五十嵐素子, 平本毅, 森一平, 團康晃, 齊藤和貴 編
  • 新曜社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784788518230
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月18日取得)

生徒の学習経験を捉える確実な方法は、学習活動を相互行為(やりとり)として捉え、「みとる」ことである。エスノメソドロジー・会話分析に基づき、授業実践の方法から学習経験の把握、授業の振り返りの仕方まで、豊富な事例で示した本邦初のテキスト。

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ヒストリカル・ブランディング

ヒストリカル・ブランディング 脱コモディティ化の地域ブランド論
  • 『ヒストリカル・ブランディング : 脱コモディティ化の地域ブランド論』
  • 久保健治 [著]
  • KADOKAWA
  • 2023.11
  • ISBN: 9784040824499
  • 角川新書 ; K-437
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月18日取得)

観光マーケティングはズレている。 すぐ模倣され、汎用品・低価値にされる時代。高付加価値、差別化の鍵は「歴史」にこそあった。 大事な点はハード(城や古民家)だけが歴史文化ではないこと。歴史とは模倣できない地域性だ。文献資料などのソフトこそ、地域ブランドを生む無形資産として大きい。経済的価値のみ重視し、歴史文化を破壊する手法は否定し、各地で観光と歴史文化の共生に取り組む実践者にして研究者が実例を基に理 …

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歴史をどう書くか

歴史をどう書くか
  • 『歴史をどう書くか : カルロ・ギンズブルグの実験』
  • 上村忠男 [著]
  • みすず書房
  • 2023.11
  • ISBN: 9784622096566
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月18日取得)

わたしたちが生きているのは「歴史なき時代」である。資本主義社会が自動制御装置を備えたハイパーリアルなシステムへと変貌するなかで、「歴史感覚」や「歴史意識」はノスタルジーとされる。歴史学はいかにして現実に接近できるのか。そもそも歴史はどのようにすれば書かれうるのだろうか。 答えを求めて、著者は現代イタリアを代表する歴史家のカルロ・ギンズブルグが試みてきたさまざまな「実験」に着目する。ギンズブルグはみ …

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私たちはいつから「孤独」になったのか

私たちはいつから「孤独」になったのか
  • 『私たちはいつから「孤独」になったのか』
  • フェイ・バウンド・アルバーティ [著]、神崎朗子 訳
  • みすず書房
  • 2023.11
  • ISBN: 9784622096559
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

自分を理解してくれる人がいない、友人や伴侶が得られない、最愛の存在を喪って心にぽっかりと穴があいたような気持ちがする、老後の独り居が不安だ、「ホーム」と呼べる居場所がないーーこのような否定的な欠乏感を伴う感情体験を表現する語として「孤独」が用いられるようになったのは、近代以降のことである。それまで「独りでいること」は、必ずしもネガティブな意味を持たなかった。孤独とは、個人主義が台頭し、包摂性が低く …

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「戦争ごっこ」の近現代史

「戦争ごっこ」の近現代史
  • 『「戦争ごっこ」の近現代史 : 児童文化と軍事思想』
  • サビーネ・フリューシュトゥック 著、中村江里, 箕輪理美, 嶽本新奈 訳
  • 人文書院
  • 2023.11
  • ISBN: 9784409520918
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

軍事大衆文化のなかで動員される子供のイメージはいかなるものであったのか ーーー日清・日露の戦争ごっこから現在の安全保障問題と萌えミリまで 子どもや子ども時代が、いかに象徴的なものとして構造化され軍国主義への強力な修辞の道具として機能してきたかを検証する。 本書では、近現代日本における軍国主義と平和化の過程で、権力者が子どもをどのように利用してきたかが描き出されている。著者が提唱する「感情資本」とは …

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デパートの誕生

デパートの誕生
  • 『デパートの誕生』
  • 鹿島茂 [著]
  • 講談社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784065339657
  • 講談社学術文庫 ; 2792
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

劇場のように華やかな装飾。高い天窓からふり注ぐ陽光。シルクハットで通勤するしゃれた従業員。乗合馬車で訪れる客を待つのは、欲望に火を付ける巨大スペクタクル空間! 帽子職人の息子アリステッド・ブシコー(1810-1877)と妻マルグリットが、様々なアイデアで世界一のデパート「ボン・マルシェ」を育て上げた詳細な歴史を、当時を描く仏文学作品や、19世紀初頭のデパート商品目録など稀少な古書から丹念に採取。 …

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日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか

日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか(1044;1044)
  • 『日本の会社員はなぜ「やる気」を失ったのか』
  • 渋谷和宏 著
  • 平凡社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784582860443
  • 平凡社新書 ; 1044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

《目次》 はじめに 第一章 「安い賃金の国」への転落ーーなぜ日本企業の賃金は上がらないのか 第二章 「脅しの経営」の弊害ーー社員を追い詰める減点主義的な処遇 第三章 コストカッターの罪ーー人材が育たず競争力が損なわれる悪循環 第四章 「無駄な仕事」のまん延と、自主性・成長機会を奪う「マイクロマネジメント」 おわりに 《概要》 1990年代半ば以降、市場や技術動向の激変に対応できず、競争力を失った日 …

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あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?

あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか?
  • 『あの公園のベンチには、なぜ仕切りがあるのか? : 知らぬ間に忍び寄る排除と差別の構造』
  • 森達也 編著、五十嵐太郎 [ほか] [執筆]
  • 論創社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784846022372
  • 論創ノンフィクション ; 044
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月16日取得)

排除したい。だからこそ見えづらくする。街を歩いていても気づきにくい。目をこらさないと見えてこない。こっそりと進められていく排除のシステム。誰が排除されているのか。どうやって排除しているのか。11人の論客がそれぞれの専門分野の状況を読み解く。 五十嵐太郎 かたちが命令する/雨宮処凛 困窮に至るまでの、そして困窮してからの排除/今岡直之 賃労働・家族・福祉からの排除あるいは脱出/葛西リサ 住みたい部屋 …

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