動物たちは何をしゃべっているのか?

  • 『動物たちは何をしゃべっているのか?』
  • 山極寿一, 鈴木俊貴 著
  • 集英社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784087901153
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月9日取得)

つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。 ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。 例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。 動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラにな …

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コモンの「自治」論

  • 『コモンの「自治」論』
  • 斎藤幸平, 松本卓也 編、白井聡, 松村圭一郎, 岸本聡子, 木村あや, 藤原辰史 著
  • 集英社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784087370010
  • 集英社シリーズ・コモン
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】 戦争、インフレ、気候変動。資本主義がもたらした環境危機や経済格差で「人新世」の複合危機が始まった。 国々も人々も、生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。 崖っぷちの資本主義と民主主義。 この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自 …

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メディア化理論入門

メディア化理論入門
  • 『メディア化理論入門 : 政治から遊びまで』
  • スティ・ヤーヴァード 著、津田正太郎 訳
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326654437
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

「メディア化」とは何か。政治・宗教・遊びの変容から現代社会を読み解く。メディア研究と社会学にまたがる重要概念、待望の入門書。 文化や社会の諸制度が、メディアおよびその論理へより強く依存するようになる過程を指す「メディア化」。メディア化研究をリードしてきた第一人者が、理論的な見取り図とともに、政治・宗教・遊び・ハビトゥスなどの領域における変容を制度的視座から分析し、その有効性を提示する。ハイモダニテ …

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医療とケアの現象学

  • 『医療とケアの現象学 : 当事者の経験に迫る質的研究アプローチ』
  • 榊原哲也, 西村ユミ 編、孫大輔, 野間俊一, 小林道太郎, 西村高宏, 山本則子, 福田俊子, 近田真美子, 守田美奈子, 和田渡, 村上靖彦 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784779517464
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

医療やケアの実践の現場では何が起こっているのか? 医療実践に関わる医師や看護師や対人援助職,さらに医療を受ける患者や家族にとって,医療やケアに関わる実践はどのように経験されているのか。 現象学を用いた質的研究アプローチを通して、それぞれの当事者の視点から克明に描き出す。 看護を中心に現在行われている現象学的な質的研究では,「事象そのものへ+事象そのもののほうから」というこの〔現象学の〕精神が生かさ …

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戦時下の〈文化〉を考える

  • 『戦時下の〈文化〉を考える : 昭和一〇年代〈文化〉の言説分析』
  • 松本和也 著
  • 思文閣出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784784220618
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

昭和戦前期、〈文化〉はどのように語られ、いかなる意味を担っていたのか──。 日中戦争開戦前、フランスを中心とする思想にアクセスできる文学者や哲学者にとって、〈文化〉は迫り来るファシズムに抵抗するための根拠だった。それからわずか数年、〈文化〉は多くの国民が関わり、太平洋戦争を支える旗印となっていった。本書では、この「文化の擁護」から「文化の建設」へと至る歴史的転回を、当時の膨大な言説の分析から検証し …

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データ分析失敗事例集

  • 『データ分析失敗事例集 : 失敗から学び、成功を手にする』
  • 尾花山和哉, ホクソエム 編
  • 共立出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784320125674
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

【データサイエンティストたちの悪夢】 ・上司が「AI使ってます」と言いたいだけのプロジェクト ・自分が期待した結果しか認めないクライアント ・プロジェクト終盤でもまだ手に入らないデータ ・分析手法にしか興味がない分析者 ・最終報告後にやっと決まる仕様 【その分析、もう失敗しているかも…… 失敗を回避し、成功に近づくためのガイド】 本書は、第一線で活躍するデータサイエンティストたちが経験した、データ …

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教養・読書・図書館

  • 『教養・読書・図書館 : ヴァイマル・ナチス期ドイツの教養理念と民衆図書館』
  • 松井健人 著
  • 晃洋書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784771037595
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月26日取得)

焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んでいたのか、何を読むことができたのか?-- ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。

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リベラリズム

  • 『リベラリズム : リベラルな平等主義を擁護して』
  • ポール・ケリー 著、佐藤正志, 山岡龍一, 隠岐理貴, 石川涼子, 田中将人, 森達也 訳
  • 新評論
  • 2023.8
  • ISBN: 9784794812452
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月26日取得)

世界人口の7割が独裁国・地域に住む現在、自由主義・民主主義の行く末は何処か? リベラルな平等主義の意義を再説する古典的名著 本書はリベラリズムの理論を語り直し、擁護しようとする。なぜ改めてリベラリズムを擁護する必要があるのだろうか。著者は、外的脅威への恐怖があらゆる政治的争点を棚上げにしている世界において、〈リベラルな平等主義〉の原理を再提示し、政治権力や多数派の世論による専制に抗する規範的な理由 …

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戸籍と国籍の近現代史

  • 『戸籍と国籍の近現代史 : 民族・血統・日本人』
  • 遠藤正敬 著
  • 明石書店
  • 2024.3
  • ISBN: 9784750357065
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月26日取得)

日本国家は「民族」「血統」「日本人」といった概念を、戸籍と国籍を用いていかに操作してきたか。最新版ではセクシュアル・マイノリティ関連の記述等を改めて検討するとともに、直近の重要判例も付記。〈日本的差別〉の深層に迫るロングセラー第三版。

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病が分断するアメリカ

病が分断するアメリカ
  • 『病が分断するアメリカ : 公衆衛生と「自由」のジレンマ』
  • 平体由美 著
  • 筑摩書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784480075710
  • ちくま新書 ; 1744
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月25日取得)

コロナ禍のアメリカは、世界で最悪の死者が出た。20世紀初頭以来の公衆衛生史を繙きつつ、収入・居住地域・人種などで分断されているアメリカの問題を探る。 コロナ禍のアメリカでは、迅速な疫学調査とワクチン開発がなされたにもかかわらず、多くの死者が出た。ワクチン接種に当初から反対が根強く、マスク着用では国が分断された。アメリカの公衆衛生が抱える深刻なジレンマーー国民の健康と自由な活動という二律背反の価値の …

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メディアと自殺

  • 『メディアと自殺 : 研究・理論・政策の国際的視点』
  • トーマス・ニーダークローテンターラー, スティーブン・スタック 編者、太刀川弘和, 髙橋あすみ 監訳
  • 人文書院
  • 2023.8
  • ISBN: 9784409340639
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月25日取得)

メディアの自殺報道はどうあるべきか 世界的な自殺研究者たちが、多様なメディアが自殺に与える影響について、歴史的分析からウェルテル効果やパパゲーノ効果などの理論的分析、各国の政策などを紹介。ソーシャルメディアとどのように付き合うか、ネットいじめの影響、集団自殺や拡大自殺の報道についても最新の知見を示し、回復への道筋も探る。メディアと自殺の関係を問う最先端研究論集。 ◎目次 1 はじめに 1 メディア …

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絶滅する「墓」

絶滅する「墓」
  • 『絶滅する「墓」 : 日本の知られざる弔い』
  • 鵜飼秀徳 著
  • NHK出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784140887042
  • NHK出版新書 ; 704
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月25日取得)

私たちにとって、墓とは何か? 時の権力や死生観、土地や風土に根ざした文化によって、日本ではじつに多様な葬送文化が育まれてきた。 だが、過疎化や高齢化により、今その文化が風前の灯となっている。 土葬の現在から、肉体と魂を分けて埋葬する「両墓制」、沖縄の風葬やアイヌの男女別葬、 無数の遺骨を粉末状にして固めた「骨仏(こつぼとけ)」までーー。 全国各地を歩いて取材した僧侶が、知られざる弔いのかたちを写真 …

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