〈戦いの物語〉の政治学

〈戦いの物語〉の政治学
  • 『〈戦いの物語〉の政治学 : 日本人は何を守ろうとしてきたのか』
  • 渡部純 著
  • 風行社
  • 2022.11
  • ISBN: 9784862581495
  • 選書〈風のビブリオ〉 ; 6
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

「僕は君を守るために戦う(死ぬ)」。日本の映画では、いったいいつから兵士はこう言うようになったのか。そもそも家族や恋人への情愛は、戦争を否定するための論拠だったはずだ。戦後日本における戦争のナラティヴの変容を明らかにする。『シン・ゴジラ』『硫黄島からの手紙』『永遠の0』そして『七人の侍』…。

-- 〈戦いの物語〉の政治学 | 楽天ブックス

ヤジと民主主義

ヤジと民主主義
  • 『ヤジと民主主義』
  • 北海道放送報道部道警ヤジ排除問題取材班
  • ころから
  • 2022.11
  • ISBN: 9784907239657
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

「帰れ!安倍やめろ!」ヤジをとばした聴衆が北海道警察に排除された。この「小さな事件」の深層をしつこく追った地元放送局のドキュメンタリー!

-- ヤジと民主主義 | 楽天ブックス

情報支配社会

情報支配社会
  • 『情報支配社会 : デジタル化の罠と民主主義の危機』
  • ビョンチョル・ハン 著、守博紀 訳
  • 花伝社
  • 2022.11
  • ISBN: 9784763420374
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

AIとアルゴリズムが消費から投票まで干渉し、あらゆる「無駄(コスト)の削減」を図る現代「デジタル」社会。しかしなぜ、「最適化」された空間でフェイクニュース・陰謀論が跋扈し、和解なき議論が延々と続いているのか?ますます「対話」が困難になり、人々が分断されていく「他者性の喪失」の原因を、デジタル化による「権力支配構造」に見出し、その民主主義への影響を特異な感性で分析する。『疲労社会』『透明社会』など全世界でベストセラーを出し続けるドイツ在住哲学者ビョンチョル・ハンによる、コロナ以後最新の「時代診察」!

-- 情報支配社会 | 楽天ブックス

宗教を「信じる」とはどういうことか

宗教を「信じる」とはどういうことか
  • 『宗教を「信じる」とはどういうことか』
  • 石川明人 著
  • 筑摩書房
  • 2022.11
  • ISBN: 9784480684394
  • ちくまプリマー新書 ; 415
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

科学の時代に神を信じることは出来るのだろうか?この世に悪があることを宗教はどう説明するのか?宗教は人を善良にしたり、世界を平和にするのか?素朴な疑問を通して、宗教と人間のリアルに迫る。

-- 宗教を「信じる」とはどういうことか | 楽天ブックス

分析フェミニズム基本論文集

分析フェミニズム基本論文集
  • 『分析フェミニズム基本論文集』
  • サリー・ハスランガー [ほか] [著]、木下頌子, 渡辺一暁, 飯塚理恵, 小草泰 編訳
  • 慶應義塾大学出版会
  • 2022.11
  • ISBN: 9784766428551
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

本書は、近年盛り上がりを見せる「分析フェミニズム」の重要な論文を紹介する。分析フェミニズムは、英米系の分析哲学と呼ばれる潮流のなかでフェミニズムに関わるさまざまな問いに取り組む分野である。たとえば、「女性」概念をどう定義すべきか、性的なモノ扱いとはどういうことか、マイノリティの声はどのように封じられるのか、トランスジェンダーの人々を抑圧するレトリックの根底にあるものは何か、といった問いが分析哲学の手法を用いて論じられている。本書では、形而上学、認識論、倫理学の主要なトピックから、代表的な論文8本を選定。いずれも海外のフェミニズム哲学の授業で頻繁に講読されている必読論文である。

-- 分析フェミニズム基本論文集 | 楽天ブックス

領域を超えない民主主義

領域を超えない民主主義
  • 『領域を超えない民主主義 : 地方政治における競争と民意』
  • 砂原庸介 著
  • 東京大学出版会
  • 2022.11
  • ISBN: 9784130301879
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

領域を超える課題になぜ対応できないのか。地方政府は広がる都市の問題を解決できるのか。住民投票は地方の究極の民主主義なのか。日本の地方政治が抱える構造的問題を抉り出し、解決の糸口まで示唆する。

-- 領域を超えない民主主義 | 楽天ブックス

傷つきやすいアメリカの大学生たち

傷つきやすいアメリカの大学生たち
  • 『傷つきやすいアメリカの大学生たち : 大学と若者をダメにする「善意」と「誤った信念」の正体』
  • グレッグ・ルキアノフ, ジョナサン・ハイト 著、西川由紀子 訳
  • 草思社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784794226150
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月18日取得)

立場の異なる論者の講演に対し、破壊と暴力をともなう激しい妨害を行う学生たち。教員の発言の言葉尻を捉えて糾弾し、辞任を求める激しいデモを展開。さらには教授や学部長、学長まどを軟禁し、暴言を浴びせるー。アメリカの大学で吹き荒れるこれら異常事態の嵐は、Z世代の入学とともに始まった。彼らはなぜ、そのような暴挙を振るうのか?言論の自由・学問の自由を揺るがす現象の実態と背景、さらには対策までを示して高く評価された全米ベストセラーがついに邦訳。キャンセルカルチャー、ポリティカル・コレクトネス(ポリコレ)問題を知るための必読書。

-- 傷つきやすいアメリカの大学生たち | 楽天ブックス