西洋史38

ベルリン国立歌劇場と激動の20世紀

  • 『ベルリン国立歌劇場と激動の20世紀』
  • ミーシャ・アスター、平尾行藏 訳
  • 出窓社
  • 2023.9
  • ISBN: 9784931178960
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月14日取得)

歌劇場が見たドイツ激動の100年史! ドイツ帝国、 ワイマール共和国、 ドイツ第三帝国、 ドイツ民主共和国 (東ドイツ)、 ドイツ連邦共和国(統一ドイツ)。 5つ激動期を見続けてきたベルリン国立歌劇場 を舞台に、時代の荒波に翻弄されながらも、自らの存在価値を問い、芸術的自由 を追い求めた劇場支配人や音楽家たちの苦闘の歴史。政治や社会が文化に果たすべき 役割を現代に問い直す、著者渾身の大作! ◎ …

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ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか

  • 『ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか : 民主主義国の誤算』
  • ベンジャミン・カーター・ヘット 著、寺西のぶ子 訳
  • 亜紀書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784750518176
  • 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ ; 4-13
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

《 民主主義の危機から、戦争は現れる 》 格差、移民、差別、陰謀論……分断社会に解決策を示せないリベラル諸国。 渦巻く不安と不信、露わになるナチズムの脅威。 アメリカを代表する歴史家が描く、緊迫の第二次大戦前夜。 ーーーーーーーーー 「他国が脅威として現れたとき、民主主義はどう対応すればいいのか」 「自国のリーダーが無謀で危険、あるいは無能とわかったとき、私たちはどう行動すべきか」 平和を望む民意 …

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魂を失った都

  • 『魂を失った都 : ウィーン1938年』
  • マンフレート・フリュッゲ [著]、浅野洋 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.8
  • ISBN: 9784588011573
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1157
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月14日取得)

19世紀末〜20世紀初頭、パリと並んで西洋の学芸の中心地であると同時に、反ユダヤ主義の温床ともなったウィーン。オーストリア国家を自殺に追いやり、絶滅収容所体制へと直結したナチスドイツによる「合邦」はなぜ、いかに仕組まれ、国民から歓呼で迎えられたのか。フロイトをはじめとする多数の思想家、芸術家そして政治家らの動向を詳細に跡づけ、この時代全体をパノラマで描ききった歴史ドラマ。 1 合邦、追放、閉鎖 2 …

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ヨーロッパ中世のジェンダー問題

  • 『ヨーロッパ中世のジェンダー問題 : 異性装・セクシュアリティ・男性性』
  • 赤阪俊一 著
  • 明石書店
  • 2023.8
  • ISBN: 9784750356143
  • 世界人権問題叢書 ; 115
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月12日取得)

西洋中世世界のジェンダー構造について、とりわけキリスト教における性の観念に注目し、男装と女装、レイプ・売春、マスキュリニティ(男性性)といった観点から、一般読者にもわかりやすい語り口で詳述する。現代のジェンダー問題への示唆にも富む一冊。

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教養・読書・図書館

  • 『教養・読書・図書館 : ヴァイマル・ナチス期ドイツの教養理念と民衆図書館』
  • 松井健人 著
  • 晃洋書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784771037595
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月26日取得)

焚書とともに幕が開けたナチスの時代。そのイメージとは裏腹に、図書館はドイツ全土で盛んに設立され、新しい「教養」が掲げられていった。当時の人々は、何を読んでいたのか、何を読むことができたのか?-- ヴァイマルからナチス時代にかけての、「読書」と「図書館」の展開と顛末を追った一冊。

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大恐慌の子どもたち

  • 『大恐慌の子どもたち : 社会変動とライフコース』
  • グレン・H・エルダー・Jr. 著、川浦康至 監訳、岡林秀樹, 池田政子, 伊藤裕子, 本田時雄, 田代俊子 訳
  • 明石書店
  • 2023.8
  • ISBN: 9784750355399
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月17日取得)

ライフコース研究の金字塔。20世紀初頭アメリカの大恐慌時代を子どもたちがどう生き、その後どう成長したかを追尾した労作。98年に発刊25周年を迎えた25周年記念版の完訳本。訳文を全面的に見直し、エルダーからの「日本語版に寄せて」も収録。 日本語版に寄せて 図表もくじ 序文ーー一九九八年[ユリー・ブロンフェンブレンナー] 序文[ジョン・A・クローセン] 謝辞 第1部 危機と適応ーーはじめに 第1章 恐 …

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検証ナチスは「良いこと」もしたのか?

  • 『検証ナチスは「良いこと」もしたのか?』
  • 小野寺拓也, 田野大輔 著
  • 岩波書店
  • 2023.7
  • ISBN: 9784002710808
  • 岩波ブックレット ; No.1080
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月13日取得)

「ナチスは良いこともした」という言説は、国内外で定期的に議論の的になり続けている。アウトバーンを建設した、失業率を低下させた、福祉政策を行ったーー功績とされがちな事象をとりあげ、ナチズム研究の蓄積をもとに事実性や文脈を検証。歴史修正主義が影響力を持つなか、多角的な視点で歴史を考察することの大切さを訴える。 はじめに 第一章 ナチズムとは? 第二章 ヒトラーはいかにして権力を握ったのか? 第三章 ド …

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アメリカの家庭と住宅の文化史

  • 『アメリカの家庭と住宅の文化史 : 家事アドバイザーの誕生』
  • サラ・A・レヴィット 著、岩野雅子, 永田喬, エィミー・D・ウィルソン 訳
  • 彩流社
  • 2014.3
  • ISBN: 9784779120015
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月4日取得)

システム・キッチンの原型を作ったキャサリン・ビーチャー(1800〜78)から、現代のカリスマ、マーサ・スチュアート(1941〜)まで、有名無名の「家事アドバイザー」の提案に呼応して、アメリカの「家庭」は形づくられてきた。1850年〜1950年までの「家事アドバイス本」の系譜を辿り、アメリカの家庭と住宅を「文化史」の視点から再考する。

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火器の誕生とヨーロッパの戦争

  • 『火器の誕生とヨーロッパの戦争』
  • バート・S.ホール 著、市場泰男 訳
  • 平凡社
  • 2023.6
  • ISBN: 9784582769456
  • 平凡社ライブラリー ; 945
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月8日取得)

戦争の様相を一変させた火器だが、14世紀の誕生から戦争の主役となるまでには300年を要した。兵士の生活や国家財政などさまざまな背景を織り交ぜて辿る戦略・戦術、軍組織の歴史。

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チャリティの帝国

  • 『チャリティの帝国 : もうひとつのイギリス近現代史』
  • 金澤周作 著
  • 岩波書店
  • 2021.5
  • ISBN: 9784004318804
  • 岩波新書 新赤版 ; 1880
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月5日取得)

イギリス独自の重層的なセーフティネットの中で、社会の「錨」のように今日まで働き続けてきたチャリティ。自由主義の時代から、帝国主義と二度の大戦をへて、現代へ。「弱者を助けることは善い」という人びとの感情の発露と、それが長い歴史のなかでイギリスにもたらした個性を、様々な実践のなかに探る。

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ナショナリズムとナショナル・インディファレンス

  • 『ナショナリズムとナショナル・インディファレンス : 近現代ヨーロッパにおける無関心・抵抗・受容』
  • マールテン・ヴァン=ヒンダーアハター, ジョン・フォックス 編著、金澤周作, 桐生裕子 監訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.6
  • ISBN: 9784623094356
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月7日取得)

本書は、幅広い射程を持つ「ナショナル・インディファレンス(国民への無関心)」現象の歴史的な意義を追究する。19世紀から20世紀後半までの、ソ連を含むヨーロッパ各地の多彩な事例を取り上げ、様々なアプローチのもと、ナショナリズム理解に画期的な切り口を与える。本書を読めば、この先「ナショナル・インディファレンス」を念頭に置かずにナショナリズムの過去・現在・未来を見ることはできなくなるだろう。 …

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