社会思想105

強欲資本主義は死んだ

強欲資本主義は死んだ
  • 『強欲資本主義は死んだ : 個人主義からコミュニティの時代へ』
  • ポール・コリアー, ジョン・ケイ 著、池本幸生, 栗林寛幸 訳
  • 勁草書房
  • 2023.2
  • ISBN: 9784326550920
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

イギリスの最強エコノミストからの警告! 「古い資本主義」の混迷を検証し、「新しい資本主義」を展望する! 現在、経済と政治を混乱させているのは、強欲の蔓延である。必要なのは独善的リーダーでも、株主主権の強化でも、国家による中央集権化でもなく、地域コミュニティや多様な中間組織の再生だ。資本主義とコミュニティは共存できる。その処方箋を本書は提示する。 【原著】Paul Collier and John …

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消え去る立法者

消え去る立法者
  • 『消え去る立法者 : フランス啓蒙における政治と歴史』
  • 王寺賢太 著
  • 名古屋大学出版会
  • 2023.2
  • ISBN: 9784815811204
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月26日取得)

かつてこんなふうに読まれたことがあっただろうかーー。モンテスキューとルソー、そしてディドロへ。彼らが格闘し、解き明かし、残した問題とは何か。新たな共同体の創設という課題に直面し、法の根拠を問い直す重層的なテクストを読み抜き、「啓蒙」をクリシェから解き放つ、気鋭の労作。

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見知らぬ者への贈与

見知らぬ者への贈与
  • 『見知らぬ者への贈与 : 贈与とセキュリティの社会学』
  • 小幡正敏 著
  • 武蔵野美術大学出版局
  • 2023.2
  • ISBN: 9784864631532
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月26日取得)

パンデミック、そして終わりの見えない破壊と殺戮。行き詰まり閉塞した今だからこそ、マルセル・モースの贈与論の読み解きを通して、 来るべき新しい社会のシステムを模索する。 1923-24年モースは贈与論を発表し、当時整備され始めた各種の社会保険に大きな期待を寄せた。第一次世界大戦とロシア革命によって多くのものが失われ、社会のシステムが大きく揺らいだ時代だった。同時にモースはまたボリシェヴィズムへの危惧 …

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争わない社会

争わない社会
  • 『争わない社会 : 「開かれた依存関係」をつくる』
  • 佐藤仁 著
  • NHK出版
  • 2023.5
  • ISBN: 9784140912799
  • NHKブックス ; 1279
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

「自立=善、依存=悪」という思い込みを覆す、逆転の文明論 豊かになったはずの現代でなぜ紛争が絶えないのか? 格差を生み出し、争いのもとになる「自立志向」の考え方を問い直し、中間集団との新しい「依存関係」が争いを防ぐ可能性を提言する。 序章 争わないための依存 1部 発展の遠心力ーー「自立した個人」を育てる 第1章 競争原理ーー規格化される人々 第2章 社会分業ーー特技を社会に役立たせる 第3章 対 …

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自然、文化、そして不平等

自然、文化、そして不平等 -- 国際比較と歴史の視点から
  • 『自然、文化、そして不平等 : 国際比較と歴史の視点から』
  • トマ・ピケティ 著、村井章子 訳
  • 文藝春秋
  • 2023.7
  • ISBN: 9784163917252
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。 「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。 その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。 ・「社会は平等に向かうべき」との思想はいつ始まったのか ・所得格差が最も少ない地域、最も多い地域は ・「所得格差」と「資産格差」につ …

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ブラジルの社会思想

ブラジルの社会思想
  • 『ブラジルの社会思想 : 人間性と共生の知を求めて』
  • 小池洋一, 子安昭子, 田村梨花 編
  • 現代企画室
  • 2022.12
  • ISBN: 9784773822120
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

文豪マシャード・ジ・アシスからルーラ大統領まで。 激動と困難の時代を生きぬき、脈々とつむがれてきたブラジル社会思想のエッセンスを集成。 暴力的な対立と分断の危機にさらされた社会に、南の世界が指し示す対話と共生のためのヒント。 ブラジルの社会的現実に対応して独自の思想を生み出してきた思想家・表現者たちを取り上げ、各章・コラムでその生涯と仕事を解説。 1.社会を解剖する セルジオ・ブアルケ・デ・オラン …

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『啓蒙の弁証法』を読む

『啓蒙の弁証法』を読む
  • 『『啓蒙の弁証法』を読む』
  • 上野成利, 高幣秀知, 細見和之 編
  • 岩波書店
  • 2023.1
  • ISBN: 9784000615785
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月7日取得)

なぜ人類は、真に人間的な状態に踏み入っていく代わりに、一種の新しい野蛮状態へ落ち込んでいくのかーー。難解なことで知られるホルクハイマーとアドルノの代表作『啓蒙の弁証法』。この書物で展開される複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、その前史、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏まえて全体像を解明する。

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アントピア

アントピア
  • 『アントピア : だれもが自由にしあわせを追求できる社会の見取り図』
  • ウォルター・モズリイ、品川亮 訳
  • 共和国
  • 2022.12
  • ISBN: 9784907986964
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

「ぼくたち全員の人生をよりよいものにするには、どうしたらいいのだろう?」--仕事、税金、収入、住居をはじめとする政治・経済から暮らしまで、社会主義と資本主義のハイブリッドを提起する20章。 『ブルー・ドレスの女』(ハヤカワ文庫)など、多くのミステリーで知られるアメリカを代表する黒人作家が、新しい社会のありかたを提言。政治、経済、差別、所有、食べもの、税、労働時間、文化などについてわかりやすく語りな …

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断絶としての教育

断絶としての教育
  • 『断絶としての教育 : アルチュセールにおける革命への問い』
  • 野見収 著
  • 東京大学出版会
  • 2023.1
  • ISBN: 9784130160452
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

経済格差や社会的不平等が拡大している現在、学校教育の場は結果的に階級支配を正当化する装置となっている。アルチュセールの思考をたどることで、諸個人を階級支配のイデオロギーから「断絶」し、科学的認識へと導くための新たな教育原理の提示を試みる。 まえがき 序章 イデオロギー・偶然性・教育 第1章 上部構造の相対的自律性 第1節 エンゲルスの回答 第2節 弁証法の変形と重層的決定 第2章 1960年代のエ …

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トゥーキュディデースとホッブズ

トゥーキュディデースとホッブズ
  • 『トゥーキュディデースとホッブズ : 真のリアリズムを求めて』
  • 木庭顕 編訳
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095590
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

国際情勢の緊張の中でリアリズムが標榜されるとき、決まって引き合いに出される二人の知的巨人ThoukydidesとHobbes。 しかし、前者は現実(リアル)の戦争を、一切の情緒的部分を排して凝視した。情念が意思決定へ短絡する、出口なしの絶望的状況を歴史家は描いた。視線はさらに深く貫通し、デモクラシーの腐食を生む社会の病理すら捉えた。Thoukydidesにとって歴史とは現代史であり政治史でなければ …

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アディクションと金融資本主義の精神

アディクションと金融資本主義の精神
  • 『アディクションと金融資本主義の精神』
  • 鈴木直 [著]
  • みすず書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784622096047
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

中毒、依存、嗜癖(しへき)などと訳される「アディクション」。スマホ、ギャンブル、ゲーム、飲酒、買い物……その対象は多岐にわたり、今日のネット社会ほどアクセスが容易になったことは人類史上かつてない。短期報酬を追い求めるアディクション化した金融経済は、実体経済を呑み込みながら、資本主義のカジノ化を推進している。 拡大するアディクションと、不安定化する金融資本主義。著者はそこに、人間の認知機能にそなわっ …

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公共哲学入門

公共哲学入門
  • 『公共哲学入門 : 自由と複数性のある社会のために』
  • 齋藤純一, 谷澤正嗣 著
  • NHK出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784140912782
  • NHKブックス ; 1278
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「支配と抑圧を免れた生」を保障するために 余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えようとすることの意味は何か? 本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、 これらを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。 カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快 …

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