社会思想79

見知らぬ者への贈与

見知らぬ者への贈与
  • 『見知らぬ者への贈与 : 贈与とセキュリティの社会学』
  • 小幡正敏 著
  • 武蔵野美術大学出版局
  • 2023.2
  • ISBN: 9784864631532
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月26日取得)

格差社会の行き詰まりのなかで社会的なつながりをいかに再構築するか。モースの贈与論を敷衍し、さまざまな事象を参照し、贈与行為としての社会保障制度を通して、社会的連帯の可能性を問う。

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争わない社会

争わない社会
  • 『争わない社会 : 「開かれた依存関係」をつくる』
  • 佐藤仁 著
  • NHK出版
  • 2023.5
  • ISBN: 9784140912799
  • NHKブックス ; 1279
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

周りに頼る作法を根本から考え直そう。国家間の戦争、社会の分断、個人同士やネット上の諍いなど、豊かになり余裕ができた時代にも争いが絶えないのはなぜか?国からは「自助」を、市場からは「競争に勝ち残ること」を求められて、個人が孤立無援となってしまうのはなぜか?本書は、その原因が近代人の「自立」への欲求にあったと見て、その陰で見落とされてきた「依存」の可能性を問う試みである。進化論の誤読、対外援助、入会権 …

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ブラジルの社会思想

ブラジルの社会思想
  • 『ブラジルの社会思想 : 人間性と共生の知を求めて』
  • 小池洋一, 子安昭子, 田村梨花 編
  • 現代企画室
  • 2022.12
  • ISBN: 9784773822120
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

暴力的な対立と分断の危機にさらされた社会に、南の世界が指し示す対話と共生のためのヒント。文豪マシャード・ジ・アシスからルーラ大統領まで。激動と困難の時代を生き抜き、つむがれてきたブラジル社会思想のエッセンスを集成。

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『啓蒙の弁証法』を読む

『啓蒙の弁証法』を読む
  • 『『啓蒙の弁証法』を読む』
  • 上野成利, 高幣秀知, 細見和之 編
  • 岩波書店
  • 2023.1
  • ISBN: 9784000615785
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月7日取得)

啓蒙の極限たる最高の知的段階に達したかに見える文明が、なぜナチスという野蛮に転化したのかー。ホルクハイマーとアドルノの主著『啓蒙の弁証法』における複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、前史から後史に至るドイツ思想、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏えて、この難解な書物の全体像を解明する。

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アントピア

アントピア
  • 『アントピア : だれもが自由にしあわせを追求できる社会の見取り図』
  • ウォルター・モズリイ、品川亮 訳
  • 共和国
  • 2022.12
  • ISBN: 9784907986964
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

どうすれば、みんなの人生はもっとよくなるのだろう?『ブルー・ドレスの女』をはじめ、数多くの推理小説で知られるアメリカ合衆国の黒人作家が提言する、新しい社会のありかた。政治、経済、所有、食べもの、税、労働時間や生き方をめぐって、いっしょに考えるためにー。

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トゥーキュディデースとホッブズ

トゥーキュディデースとホッブズ
  • 『トゥーキュディデースとホッブズ : 真のリアリズムを求めて』
  • 木庭顕 編訳
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095590
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

国際情勢の緊張の中でリアリズムが標榜されるとき、決まって引き合いに出される二人の知的巨人ThoukydidesとHobbes。しかし、前者は現実の戦争を、一切の情緒的部分を排して凝視した。情念が意思決定へ短絡する、出口なしの絶望的状況を歴史家は描いた。視線はさらに深く貫通し、デモクラシーの腐食を生む社会の病理すら捉えた。Thoukydidesにとって歴史とは現代史であり政治史でなければならなかっ …

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アディクションと金融資本主義の精神

アディクションと金融資本主義の精神
  • 『アディクションと金融資本主義の精神』
  • 鈴木直 [著]
  • みすず書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784622096047
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「わかっちゃいるけど、やめられない」。認知機能が短期報酬を求めて無限に暴走。実体経済が敗北し、資本主義のカジノ化が進む危機のメカニズムと回避への道。

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公共哲学入門

公共哲学入門
  • 『公共哲学入門 : 自由と複数性のある社会のために』
  • 齋藤純一, 谷澤正嗣 著
  • NHK出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784140912782
  • NHKブックス ; 1278
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「支配と抑圧を免れた生」を保障する。余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えることの意味は何か?本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、これからを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快に整理してフェミニ …

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アーレントと革命の哲学

アーレントと革命の哲学
  • 『アーレントと革命の哲学 : 『革命論』を読む』
  • 森一郎 [著]
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095545
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

アーレント『革命論』をどう読むか。本書は『革命論』の訳者による、詳細なテクスト読解である。「革命とは何か」についてのアーレントの基本的考え方、フランス革命からロシア革命にいたる系譜だけでなく、アメリカ独立革命にアーレントが重点を置いた意味、さらに、始まりとは、約束とは、「どんな革命にも驚くべき規則性で現われてくる新しい国家形態」である評議会制とは、そして憲法とはいかなるものか。このように『革命論』 …

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