歴史34

医学が子どもを見出すとき

  • 『医学が子どもを見出すとき : 孤児、貧困児、施設児と医学をめぐる子ども史』
  • 土屋敦, 野々村淑子 編著
  • 勁草書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784326603626
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月24日取得)

18?20世紀にかけ規範的な子ども像が確定していくプロセスに医学がいかに関与したかを問う、「逸脱」と医学をめぐる子ども史。 貧困階層における生殖・再生産への医療的介入、子ども司法や貧児、孤児などの処遇に医療はどのようにかかわってきたのか。フロイト派の展開や知能検査などの心理学・児童精神医学上のツールの展開は「逸脱児」のラベリングにどう寄与したのか──子どもと発達に介在する医学のあり方の編年史を子ど …

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家政婦の歴史

  • 『家政婦の歴史』
  • 濱口桂一郎 著
  • 文藝春秋
  • 2023.7
  • ISBN: 9784166614141
  • 文春新書 ; 1414
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月4日取得)

家政婦と女中はどう違う? 家政婦は歴史上、いつから家政婦と呼ばれるようになったのか? 2022年9月、ある家政婦の過労死裁判をめぐって、日本の労働法制の根本に潜む大きな矛盾に気づいた労働政策研究者の著者は、その要因の一端を、市原悦子演じるドラマ『家政婦は見た!』に見出し、家政婦をめぐる歴史をひも解くことを決意した。 戦後80年近くにわたって、労働法学者や労働関係者からまともに議論されることなく放置 …

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メディア考古学とは何か?

  • 『メディア考古学とは何か? : デジタル時代のメディア文化研究』
  • ユッシ・パリッカ 著、梅田拓也, 大久保遼, 近藤和都, 光岡寿郎 訳
  • 東京大学出版会
  • 2023.7
  • ISBN: 9784130502078
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月31日取得)

映画研究、想像上のメディア研究、ドイツメディア理論、ニューマテリアリズム、ノイズ、アーカイヴ、メディアアートなどの主要なメディア研究/対象を踏まえることで、メディア考古学の見取り図を描き出す。デジタル時代のメディア文化にアプローチするための必読文献。 Jussi Parikka, What is Media Archaeology?,Polity,2012を全訳。 謝辞 第1章 イントロダクショ …

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ヒゲの文化史

  • 『ヒゲの文化史 : 男性性/男らしさのシンボルはいかにして生まれたか』
  • クリストファー・オールドストーン=ムーア 著、渡邊昭子, 小野綾香 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784623094387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月31日取得)

男性のヒゲは時代とともに様々な変化を遂げてきた。男性性の象徴ともいえるヒゲの変化は、単なるファッションの一部にすぎないのだろうか? 長い歴史のなかでヒゲは男らしさの指標であり、社会的および政治的権威とも無関係でなかった。本書は紀元前から現代に至るまでの西洋社会において、男性がこぞってヒゲを伸ばした四つの時代を明らかにし、ヒゲの興隆期とヒゲ剃りの時代を対比することでヒゲの歴史の全体像に迫る。 《原 …

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上昇

  • 『上昇(アップスウィング) : アメリカは再び〈団結〉できるのか』
  • ロバート・D・パットナム, シェイリン・ロムニー・ギャレット 著、柴内康文 訳
  • 創元社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784422360140
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月26日取得)

緻密な統計分析と幅広い領域を見渡すダイナミックな論理展開で、現代アメリカにおける格差拡大の背景と社会関係資本〈ソーシャルキャピタル〉の重要性を論じてきたR・D・パットナム。 『孤独なボウリング』『われらの子ども』などのベストセラーに次ぐ本書では、気鋭の作家S・R・ギャレットの協力のもと、アメリカの過去100年における「われわれ(We)」性の上昇と下降が描く逆U字曲線に着目する。 19世紀末には極端 …

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憧れの感情史

  • 『憧れの感情史 : アジアの近代と〈新しい女性〉』
  • 山口みどり, 中野嘉子 編著、後藤絵美 [ほか] [著]
  • 作品社
  • 2023.6
  • ISBN: 9784861829802
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月8日取得)

19世紀から20世紀にかけては、増幅するスペクタクルのなかで「憧れ」の経済価値が高まり、「憧れ」の形を戦略的に操作した時代である。この「憧れ」の構築する近代に、女性たち、とくに既存の価値観を乗り越えようとする「新しい女性」たちはどうかかわったのだろうか。本書は、国内・海外の研究者たちが共同で、「憧れ」とジェンダーを軸に歴史を読み解く。

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犬は「びよ」と鳴いていた

  • 『犬は「びよ」と鳴いていた : 日本語は擬音語・擬態語が面白い』
  • 山口仲美 著
  • 光文社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784334770709
  • 光文社未来ライブラリー ; 0020
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月28日取得)

「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなんです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていても、にわかには信じられない。(中略)これが、私が擬音語・擬態語に興味をもったきっかけでした。」。日本語の「名脇役」の歴史と謎に研究の第一人者が迫る。ロングセラーが待望の文庫化! …

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社会変容と民衆暴力

社会変容と民衆暴力
  • 『社会変容と民衆暴力 : 人びとはなぜそれを選び、いかに語られたのか』
  • 須田努 編
  • 大月書店
  • 2023.5
  • ISBN: 9784272510146
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

日本・アジア・欧州に通底する矛盾を含んだ民衆のリアル。普通の人びとは、なぜ暴力という手段を選び、その力を行使したのか。また被害と加害が同居する地域社会で、それはいかに記憶・記録され語られていったのか。歴史の文脈から、民衆の多様性を読み解く。

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戦争と社会主義を考える

戦争と社会主義を考える
  • 『戦争と社会主義を考える : 世界大戦の世紀が残したもの』
  • 久保亨 著
  • かもがわ出版
  • 2023.2
  • ISBN: 9784780312652
  • 講座 わたしたちの歴史総合 ; 5
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月17日取得)

戦争はなぜ起きるのか、どうすれば平和を守れるのか。第一次・第二次の世界大戦の教訓を深く掘り下げることによって、現下のウクライナ戦争が突き付けた大問題への解答を探っていく。あわせて、両大戦とともに誕生したソ連型社会主義が崩壊した原因を解明しつつ、広い意味での社会主義の可能性にも言及していく。

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ナチズムの美学

ナチズムの美学
  • 『ナチズムの美学 : キッチュと死についての考察』
  • ソール・フリードレンダー 著、田中正人 訳
  • 筑摩書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784480511614
  • ちくま学芸文庫 ; フ49-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

何によって民衆はナチズムに魅惑されたのか。本書は、第二次世界大戦後につくられた映画・小説等を中心に言説分析を行うことにより、ナチスに魅入られた大衆心理の意外な正体を暴きだす。『地獄に堕ちた勇者ども』『リリー・マルレーン』『ブリキの太鼓』『ヒトラー、あるいはドイツ映画』等の作品中に、記憶と想像力によって再構成された第三帝国の姿。そこから照射されてくるのはキッチュと死という二要素の「完全な綜合」であ …

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明治・大正・昭和の時代劇メディアと時代考証

明治・大正・昭和の時代劇メディアと時代考証
  • 『明治・大正・昭和の時代劇メディアと時代考証』
  • 大石学, 時代考証学会 編
  • 勉誠社
  • [2023.2]
  • ISBN: 9784585320258
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

多くの記録が残され、我々の身近な人々が生きていた明治・大正・昭和。現在に近い時代を考証する困難性はどこにあるのか。そして、史実に沿うノンフィクションにおいても時代考証が求められるのはなぜか。近現代史とノンフィクションにおける考証実務や作品の考察から、虚構と現実の間を埋めるという重要な役割を持つ「時代考証」がもつ可能性の広がりを考える。

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