哲学27

リアリティ+(プラス) 上

リアリティ+(プラス) 上
  • 『リアリティ+(プラス) 上: バーチャル世界をめぐる哲学の挑戦』
  • デイヴィッド・J・チャーマーズ/著、高橋則明/翻訳
  • NHK出版
  • 2023/03/25
  • ISBN: 9784140819364

この世界は本物か? 現代の代表的哲学者によるテクノロジーと「心の哲学」探求の最先端
私たちがいるこの世界は本物なのだろうか? それが「確か」だとなぜわかるのか?
テクノロジーが急速な発展を遂げるなか、古くて新しい哲学的難問があらためて問い直されている――
現実(リアリティ)とは何か、どのようにしてそれを知ることができるのか。「シミュレーション仮説」「可能世界」「水槽の中の脳」など、さまざまな思考実験を通じ、見えてくるものとは。
現代哲学の第一人者チャーマーズが、哲学とテクノロジーを大胆に融合させ、新しい現実(リアリティ)、新しい世界観を提示する。

-- リアリティ+(プラス) 上 デイヴィッド・J・チャーマーズ(著/文) - NHK出版 | 版元ドットコム

デューイ著作集2 哲学2 論理学理論の研究, ほか

デューイ著作集2 哲学2 論理学理論の研究, ほか
  • 『デューイ著作集2 哲学2 論理学理論の研究, ほか: デモクラシー/プラグマティズム論文集』
  • ジョンデューイ/著、古屋恵太/著、松下良平/著
  • 東京大学出版会
  • 2023/01/06
  • ISBN: 9784130142021

デューイが哲学者としての自己像を確立するに至る、初期から中期の論考を精選。多数派支配ではないデモクラシー、実用的な都合次第の真理の探究ではないプラグマティズムの特徴を提示し、ポスト・トゥルースの時代を生きる人々にアクチュアルな示唆を与える。

-- デューイ著作集2 哲学2 論理学理論の研究, ほか ジョン デューイ(著/文) - 東京大学出版会 | 版元ドットコム

分析フェミニズム基本論文集 木下 頌子(編訳) - 慶應義塾大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784766428551

近年盛り上がりを見せる「分析フェミニズム」の重要な論文を紹介。

分析フェミニズムは、英米系の分析哲学と呼ばれる潮流のなかでフェミニズムに関わるさまざまな問いに取り組む分野である。たとえば、「女性」概念をどう定義すべきか、性的なモノ扱いとはどういうことか 、マイノリティの声はどのように封じられるのか、トランスジェンダーの人々を抑圧するレトリックの根底にあるものは何か、といった問いが分析哲学の手法を用いて論じられている。

本書では、形而上学、認識論、倫理学の主要なトピックから、代表的な論文8本を選定。いずれも海外のフェミニズム哲学の授業で頻繁に購読されている必読論文である。

木下頌子/渡辺一暁/飯塚理恵/小草泰(編訳)。

知識とは何だろうか ダンカン・プリチャード(著/文) - 勁草書房 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784326103119

知識とは何か。知識はどこから来るのか。どんな種類の知識が存在するのか。そもそも何かを知ることはできるのか。認識論を学ぶ実践的重要性とは何か。本書は認識論におけるこうした問いに取り組み、明確で公平な見方を提示する。理解を助けるコラムや章ごとのまとめ、学習課題、読書案内、インターネット資料も完備した待望の入門書。

ダンカン・プリチャード(著)、笠木雅史(翻訳)。

このゲームにはゴールがない

このゲームにはゴールがない
  • 『このゲームにはゴールがない : ひとの心の哲学』
  • 古田徹也 著
  • 筑摩書房
  • 2022.10
  • ISBN: 9784480843272
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月20日取得)

ウィトゲンシュタインとスタンリー・カヴェル。ふたりの哲学者の議論を手掛かりに、ひとの心というものに迫る。懐疑論の悲劇を乗り越え、人間と関わりつづける勇気をくれる、古田哲学のあらたな一歩。

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言語哲学大全 1 増補改訂版

言語哲学大全 1 増補改訂版
  • 『言語哲学大全 1』
  • 飯田隆 著
  • 勁草書房
  • 2022.9
  • ISBN: 9784326103096
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

現代の言語哲学の始祖フレーゲとラッセルについて、その議論のエッセンスをわかりやすく解説。分析哲学が何を問題にしてきたかを論じて日本での受容の素地を作ったロングセラーの大河入門書第1巻、35年を経て遂に増補改訂!

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確率の哲学

確率の哲学
  • 『確率の哲学 : 因果論思考から帰納論理へ』
  • 金子裕介 著、一ノ瀬正樹 監修
  • 森北出版
  • 2022.9
  • ISBN: 9784627083011
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

哲学者は「確率」をどう解釈し、論じているのか?「ある会社の採用試験を受けたとき、採用される確率は?」「治安の悪い国へ行ったとき、事件に巻き込まれる確率は?」このような場面を深掘りしながら、確率の哲学的側面を解説します。

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そうしないことはありえたか?

そうしないことはありえたか?
  • 『そうしないことはありえたか? : 自由論入門』
  • 高崎将平 著
  • 青土社
  • 2022.9
  • ISBN: 9784791774920
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

「私たちは果たして自由であるのか」。この問いは長年の哲学者たちの悩みのタネで、この二千年来さまざまに議論が繰り広げられ、その論争は今日もなお続いている。決定論、他行為可能性、フランクファート型事例、自由の源泉性、ヴァンインワーゲンの帰結論証、リバタリアニズム、運、ストローソンの責任理論…。古典的な考え方から最新の議論まで網羅し、自由を考えるためのキーワードやその考え方をていねいに紐解く。入門書にして決定版。

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会話を哲学する

会話を哲学する
  • 『会話を哲学する : コミュニケーションとマニピュレーション』
  • 三木那由他 著
  • 光文社
  • 2022.8
  • ISBN: 9784334046224
  • 光文社新書 ; 1215
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

『ONE PIECE』『鋼の錬金術師』…あの登場人物たちが会話を通じて企んでいることー。私たちは会話を通じて何を伝え、何を企んでいるのか。あるいは相手の心理や行動にどんな影響を及ぼそうとしているのか。漫画や小説など、27のフィクション作品を題材に、「会話」という営みを徹底分析!

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「みんな違ってみんないい」のか?

「みんな違ってみんないい」のか?
  • 『「みんな違ってみんないい」のか? : 相対主義と普遍主義の問題』
  • 山口裕之 著
  • 筑摩書房
  • 2022.7
  • ISBN: 9784480684301
  • ちくまプリマー新書 ; 405
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

「正しさは人それぞれ」といって他人との関係を切り捨てるのでもなく、「真実は一つ」といって自分と異なる考えを否定するのでもなくー考え方の異なる者同士がともに生きていくために、「正しさ」とは何か、それはどのようにして作られていくものかを、さまざまな学問のこれまでの議論を概観したうえで考える。

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メタファー学のパラダイム

メタファー学のパラダイム
  • 『メタファー学のパラダイム』
  • ハンス・ブルーメンベルク [著]、村井則夫 訳
  • 法政大学出版局
  • 2022.8
  • ISBN: 9784588011467
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1146
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

絶対的メタファーの諸相。人間の存在意味という正解のない問いに哲学的思考はいかに応答するか。初期著作にして、後年の思想的展開をも予見する格好の案内書。

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