労働37

主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら

主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら
  • 『主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら: 15冊から読み解く家事労働と資本主義の過去・現在・未来』
  • チョン・アウン/著、生田美保/翻訳
  • DU BOOKS
  • 2023/01/20
  • ISBN: 9784866471891

「主婦は家でぐうたら」している? そう言われた韓国のひとりの主婦が、
日本でも翻訳されている話題の書を含む15冊を読み解き、
こんな言葉を生む社会の仕組みの始まりをたどる旅へ──
「労働者が妻を扶養しているのではなく、妻が、
労働者を働きに出られるように扶養しているのだ。」──本文より
女性、男性、非婚女性、すべての人類のこれからを考えるための教養エッセイ!

-- 主婦である私がマルクスの「資本論」を読んだら チョン・アウン(著/文) - DU BOOKS | 版元ドットコム

霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界

霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界
  • 『霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界』
  • 霞いちか/著
  • カンゼン
  • 2023/02/17
  • ISBN: 9784862555960

政治家対応、大量の資料作成、、、霞が関の人のことをもっと知ってほしい!
国民の多くが残念ながらちゃんと理解していない官僚の日々の仕事や役割。
政治家とのやり取りも含め、ブラックボックスのようになっている霞が関の人の 日常を、実際に霞が関で働く著者が、ユニークにわかりやすく解説します!

-- 霞が関の人になってみた 知られざる国家公務員の世界 霞いちか(著/文) - カンゼン | 版元ドットコム

クジラ捕りが津波に遭ったとき 森田 勝昭(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784815811044

鯨びと、鯨の町、鯨の海

うち続く逆境のなか、生命をかけてクジラと闘うのはなぜか。

歴戦の解剖リーダーや老いたる船の若き船長、多くの人生を 背負う社長らの声を聴き、捕鯨という「仕事」が織りなす 厳しくも豊かな世界を見つめる。

「生きてあること」のタスクスケープ

森田勝昭(著)。

転機におけるキャリア支援のオートエスノグラフィー 土元 哲平(著/文) - ナカニシヤ出版 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784779516870

現在ある自己は,折々の転機に際し,どう選択をし,どうのり越えてきたのか。その折々に,どのような相互交流があり,どのような支援に巡り合ったのか。今ある人生は結果としてどのような文化の産物なのか。

土元哲平(著)。

失業を埋めもどす 森 宜人(著) - 名古屋大学出版会 | 版元ドットコム

https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784815811037

失業はいかにして発見され、社会政策の中心課題になったのか。繰り返し大量失業に悩まされたドイツにおいて、都市が国家に先駆けてセーフティネット構築をはかる姿を初めて解明、慈善団体や国家との対抗/連携の過程も鮮やかに捉えて、労働をめぐるモダニティの大転換を、現代も視野に描き出す。

森宜人(著)。

働きがいのある会社とは何か

働きがいのある会社とは何か
  • 『働きがいのある会社とは何か : 「働きがい理論」の発見』
  • ロバート・レベリング 著、斎藤智文, 伊藤健市, 岡田寛史, 佐藤健司, 楠奥繁則 訳
  • 晃洋書房
  • 2022.10
  • ISBN: 9784771036666
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月20日取得)

どんな企業でも「働きがいのある会社」になれる。数百の会社、数千人を超える社員へのインタビュー調査から「働きがいのある会社」を追究した経営学の歴史的名著の完訳版。フォーチュン誌が毎年発表している「最も働きがいのある会社」の選考基準「GPTWモデル」誕生の経緯がここに明かされる。

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デジタルプラットフォームと労働法

デジタルプラットフォームと労働法
  • 『デジタルプラットフォームと労働法 : 労働者概念の生成と展開』
  • 石田信平, 竹内(奥野)寿, 橋本陽子, 水町勇一郎 著
  • 東京大学出版会
  • 2022.10
  • ISBN: 9784130361576
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月20日取得)

“ウーバー配達員は「労働者」か?”ギグワーカー問題の根底に迫る。デシタルプラットフォームの急拡大が惹き起こす労働法の課題と展望を、歴史的・比較法的な視点を踏まえ分析する。ドイツ・フランス・イギリス・アメリカ・日本。

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日本労使関係史

日本労使関係史
  • 『日本労使関係史 : 1853-2010』
  • アンドルー・ゴードン 著、二村一夫 訳
  • 岩波書店
  • 2012.8
  • ISBN: 9784000242936
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

1980年代に「日本型雇用システム」として世界的に喧伝された雇用形態、すなわち「終身雇用」「年功序列型賃金制」「企業福祉」「企業別労働組合」といったシステムはどのように形成され、現在に至ったのか。労働者・経営者・官僚の相互関係に注目し、彼らが目的・利害をめぐって争い、妥協してきた幕末開港から1950年代までの過程を分析して1985年に刊行された英語版に、2010年までの変容を増補し、150年に亘る日本労使関係を描いた決定版。

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オートメーションと労働の未来

オートメーションと労働の未来
  • 『オートメーションと労働の未来』
  • アーロン・ベナナフ、佐々木隆治 監訳・解説、岩橋誠, 萩田翔太郎, 中島崇法 翻訳
  • 堀之内出版
  • 2022.10
  • ISBN: 9784909237774
  • Z books ; 2
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月22日取得)

「AI技術の発展にともなう急速な自動化(オートメーション)によって、多くの仕事が不要になり大量失業が引き起こされる」そんな言説が、シリコンバレーの有力者から、政治家、批評家などにまで広がり、雇用危機が盛んに論じられている。しかし、本当に「オートメーション化」によって、私たちが直面しつつある雇用危機は説明できるのだろうか?世界的に注目を集める社会理論家アーロン・ベナナフが、このような「オートメーション論」が抱える誤りを明らかにし、その裏に隠された資本主義の根本的な問題に迫る。これまでの「AIと仕事」論を塗り替える、革新的な一冊。読んだあとには、新たな未来が拓ける!

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「修養」の日本近代

「修養」の日本近代
  • 『「修養」の日本近代 : 自分磨きの150年をたどる』
  • 大澤絢子 著
  • NHK出版
  • 2022.8
  • ISBN: 9784140912744
  • NHKブックス ; 1274
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

明治からみんな「意識高い系」だった。明治大正期に「帝大出」のようなエリートでなかった人々、昭和期にサラリーマンとして会社で研修に励んだ人々、ビジネス書や自己啓発の消費者となった若い人々-。彼らが拠りどころにしたのは、あくなき向上への意欲だった。本書は、「教養」として語られがちな自己成長のための営為が実は明治初頭から宗教の力を借りて社会に広く行きわたり、近代日本の社会を根底で支える水脈となっていたことを示す。時代ごとの大衆文化の豊かさ、切なさ、危うさに触れながら“日本資本主義の精神”の展開史を描き出す気鋭の力作!

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〈サラリーマン〉のメディア史

〈サラリーマン〉のメディア史
  • 『〈サラリーマン〉のメディア史』
  • 谷原吏 著
  • 慶應義塾大学出版会
  • 2022.8
  • ISBN: 9784766428322
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月16日取得)

大衆化と差異化「普通の人々」の昭和・平成を描く。「サラリーマン」という戦後の成人男性の典型的な表象が揺らぎつつある昨今。昭和・平成の映画、雑誌、ドラマ、漫画など…。サラリーマンがサラリーマンをまなざすメディアの分析を通じ、大衆化と差異化という視点から、日本社会を支える“普通の人々”の通史を描く。

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タイムバインド

タイムバインド
  • 『タイムバインド : 不機嫌な家庭、居心地がよい職場』
  • A.R.ホックシールド 著、坂口緑, 中野聡子, 両角道代 訳
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480511256
  • ちくま学芸文庫 ; ホ24-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月5日取得)

「会社のファミリーフレンドリー制度が充実していても利用しない人がいるのはなぜか」。ホックシールドが調査したある企業ではこうした重要な謎に直面していた。その謎を解明すべく、工場労働者から会社役員まで男女問わず様々な人にインタビューをしていき、分かったのは「職場にいる時間を減らしたくない、家にいたくない」という社員の存在であった。日本でも問題とされるワークライフバランスはただの時間の配分の問題ではなく、仕事と家庭の根源的な構造に起因するものであることが見えてくる。私たちにこのパズルを解く手段はあるのか?社会学の名著が問いかける。

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