2023年7月35

ヒゲの文化史

  • 『ヒゲの文化史 : 男性性/男らしさのシンボルはいかにして生まれたか』
  • クリストファー・オールドストーン=ムーア 著、渡邊昭子, 小野綾香 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784623094387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月31日取得)

男性のヒゲは時代とともに様々な変化を遂げてきた。男性性の象徴ともいえるヒゲの変化は、単なるファッションの一部にすぎないのだろうか? 長い歴史のなかでヒゲは男らしさの指標であり、社会的および政治的権威とも無関係でなかった。本書は紀元前から現代に至るまでの西洋社会において、男性がこぞってヒゲを伸ばした四つの時代を明らかにし、ヒゲの興隆期とヒゲ剃りの時代を対比することでヒゲの歴史の全体像に迫る。 《原 …

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レシート探訪

  • 『レシート探訪 : 1枚にみる小さな生活史』
  • 藤沢あかり 著
  • 技術評論社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784297135317
  • COMODO. LIFE BOOK
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月30日取得)

「レシート」には、なにかその人らしさが隠れている──。 今作が初の単著となる藤沢あかりさんが取材でみた、 「暮らしの断片、ささやかな生活の記録」。 食べること、好きなこと、仕事のこと、家族のこと、未来のこと。 外出もできない、人に会えない日々のなか、 買い物から見えてくる日常の大切さ、豊かさとは? ECサイト『北欧、暮らしの道具店』連載、待望の書籍化。 はじめに レシートからのぞいた「食卓」 故郷 …

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生きた労働への闘い

  • 『生きた労働への闘い : 沖縄共同体の限界を問う』
  • ウェンディ・マツムラ 著、増渕あさ子, 古波藏契, 森亜紀子 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.7
  • ISBN: 9784588603686
  • サピエンティア ; 68
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月30日取得)

琉球処分以後、地元知識人は日本資本に対抗するため「沖縄」という想像の共同体を構想し、近代化を推進した。しかし、農民や職工はこれを拒絶する。宮古島人頭税廃止運動、女性職工の異議申し立て、甘蔗農家の非売同盟、大宜味村村政革新運動。人びとが自分たちの未来を切り拓くために起こした行動をグローバルな反資本主義闘争の一環として読み解き、「生きた労働」を求めた闘いの可能性を探る。 日本語版への序文 謝辞 序章 …

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上昇

  • 『上昇(アップスウィング) : アメリカは再び〈団結〉できるのか』
  • ロバート・D・パットナム, シェイリン・ロムニー・ギャレット 著、柴内康文 訳
  • 創元社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784422360140
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月26日取得)

緻密な統計分析と幅広い領域を見渡すダイナミックな論理展開で、現代アメリカにおける格差拡大の背景と社会関係資本〈ソーシャルキャピタル〉の重要性を論じてきたR・D・パットナム。 『孤独なボウリング』『われらの子ども』などのベストセラーに次ぐ本書では、気鋭の作家S・R・ギャレットの協力のもと、アメリカの過去100年における「われわれ(We)」性の上昇と下降が描く逆U字曲線に着目する。 19世紀末には極端 …

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イノベーション

  • 『イノベーション : 世界を変える発想を創りだす』
  • マーク・ドジソン, デビッド・ガン 著、島添順子 訳
  • 白水社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784560093573
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月15日取得)

イノベーションとは何か? それがなぜ私たちに大きな影響を与えるのか? イノベーションはどのようにして起こり、何によって、誰によって促進され、どのように追求され組織化され、そしてプラスであれマイナスであれ、その結果は何であるのか? 本書は、イノベーションについて過去から得られる最良の洞察とイノベーションの今日的な性質を多様な角度から論じ、さらに、未来においてイノベーションがどのようになるのかを考察す …

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アクションリサーチ入門

  • 『アクションリサーチ入門 : 社会変化のための社会調査』
  • デヴィッド・J・グリーンウッド, モルテン・レヴィン 著、小川晃弘 監訳
  • 新曜社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784788518186
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月12日取得)

研究者と地域の人々が協働する実践の科学へ 応用のない理論は理論ではない。研究者と現地の人々が協働して問題解決に取り組むアクションリサーチの理論、戦略、よいリサーチャーになるためのスキル、具体的な実践例までを懇切に解説し、公正で持続的な変化のための新しい知見を提供。

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民主主義の危機

  • 『民主主義の危機 : 比較分析が示す変容』
  • アダム・プシェヴォスキ 著、吉田徹, 伊﨑直志 訳
  • 白水社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784560093580
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月12日取得)

過去数十年で最も景気が良い時に政権与党が敗北する。すべての政党がエリートを攻撃する選挙運動を展開し、選挙前よりもエリート主義的な議会が誕生するーー。 最近の政治は筋が通らないことばかりだ。いったい何が起きていて、それはなぜ起きているのか。本書は、手垢のつくほど語られてきた民主主義の危機について比較分析から迫る試みだ。 徹底的に歴史とデータを洗う中で、前例なき事態がいくつか見えてくる。 ひとつは、幾 …

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世俗化論の生成

  • 『世俗化論の生成 : 宗教という問いのゆくえ』
  • 諸岡了介 著
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784623095179
  • MINERVA社会学叢書 ; 65
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月19日取得)

近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。思想史や社会学史の上にこの概念の形成過程をたどるとともに、今日宗教社会学内外にわたって繰り広げられている世俗化に関する議論を詳細に分析、近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。

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読み書きの民俗学

  • 『読み書きの民俗学』
  • 渡部圭一 著
  • 吉川弘文館
  • 2023.7
  • ISBN: 9784642074131
  • 日本歴史民俗叢書
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月15日取得)

近世から近代の村落では、生活と一体化した読み書き実践が花開いていた。神社由緒書や石造物に刻まれた記録、真宗聖教の読誦と出版、頭役祭祀をめぐる文書や帳簿などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、初めて体系的に論じた注目の書。

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動物心理学入門

  • 『動物心理学入門 : 動物行動研究から探るヒトのこころの世界』
  • 日本動物心理学会 監修、小川園子, 富原一哉, 岡田隆 編
  • 有斐閣
  • 2023.7
  • ISBN: 9784641174887
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月5日取得)

ヒトの「こころ」の謎を解く動物心理学のすすめ。学習や記憶のメカニズム、性差、親子や他者との絆や葛藤、共感、ストレスなど、現代社会を生きる私たちが直面している課題に新たな視点を。

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