2023年5月36

犬は「びよ」と鳴いていた

  • 『犬は「びよ」と鳴いていた : 日本語は擬音語・擬態語が面白い』
  • 山口仲美 著
  • 光文社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784334770709
  • 光文社未来ライブラリー ; 0020
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月28日取得)

「私が一番最初にひっかかったのは、平安時代の『大鏡』に出てくる犬の声です。「ひよ」って書いてある。頭注にも、「犬の声か」と記してあるだけなんです。私たちは、犬の声は「わん」だとばかり思っていますから、「ひよ」と書かれていても、にわかには信じられない。(中略)これが、私が擬音語・擬態語に興味をもったきっかけでした。」。日本語の「名脇役」の歴史と謎に研究の第一人者が迫る。ロングセラーが待望の文庫化! …

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ガールズ・アーバン・スタディーズ

  • 『ガールズ・アーバン・スタディーズ : 「女子」たちの遊ぶ・つながる・生き抜く』
  • 大貫恵佳, 木村絵里子, 田中大介, 塚田修一, 中西泰子 編著
  • 法律文化社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784589042729
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月28日取得)

現代の都市は、「女性」を通せばどのように見えるのか。都市において「女性をする楽しさ」や「女性をさせられる苦しさ」に焦点を合わせればいかなる視点が得られるのか。本書では、都市を生きる女性たちが「都市にいること/女性であること」の付き合い方を自覚的にとらえ返すことで、これまでとは異なる都市のリアリティを明らかにする。それは結果として、女性たち(のみならずすべての人々)のあり方をより自由にするであろう。 …

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タイミングの社会学

  • 『タイミングの社会学 : ディテールを書くエスノグラフィー』
  • 石岡丈昇 著
  • 青土社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784791775569
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月21日取得)

フィールドワークが世界の見方を変えるー舞台は、マニラの貧困地区。突然試合が中止だと告げられるボクサー、自宅が急に目の前で破壊されるスラム街の住人、常に主人の顔色を窺う家事労働者…。何が起こるかわからない明日を待ち、絶えざる今を生きのびるとはどういうことか。かれらが生きる時間のディテールをともに目撃し、ともに書くための理論と思想。

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エイジズムを乗り越える

  • 『エイジズムを乗り越える : 自分と人を年齢で差別しないために』
  • アシュトン・アップルホワイト、城川桂子 訳
  • ころから
  • 2023.5
  • ISBN: 9784907239671
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月21日取得)

国連「Healthy Ageing 50」の一人に選ばれたアシュトン・アップルホワイトが「年齢」による思い込みや偏見がフェイクであることを明かし文化に根ざした偏見にどう抗うのか「アクション」を示す!

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ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所 新装版

  • 『ハンナ・アーレント、あるいは政治的思考の場所』
  • 矢野久美子 [著]
  • みすず書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784622096252
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月21日取得)

『全体主義の起原』や『人間の条件』をはじめ、20世紀を代表する政治哲学者ハンナ・アーレントへの注目は、ますます高まってきている。しかし、彼女独特の鍵概念である“現われ”や“あいだ”は、伝統の崩壊という認識からはじめられた彼女の政治的思考と、どのように結びつくのか。また亡命ユダヤ人であるアーレントは、なぜ論争を生んだ『イェルサレムのアイヒマン』を書いたのだろうか。本書は、ヤング=ブルーエルのアーレン …

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若者支援の日英比較

  • 『若者支援の日英比較 : 社会関係資本の観点から』
  • 井上慧真 著
  • 晃洋書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784771037212
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月18日取得)

大人になるまでの道のり(「成人期への移行」)は、一様ではない。その道のりをサポートする日本の公的支援のうち地域若者サポートステーション事業に着目し、日本のモデルとなったイギリスとの比較をつうじて、支援現場での人と人とのかかわりのあり方を描きだす。

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世界に学ぶミニ・パブリックス

  • 『世界に学ぶミニ・パブリックス : くじ引きと熟議による民主主義のつくりかた』
  • OECD(経済協力開発機構)Open Government Unit 著、日本ミニ・パブリックス研究フォーラム 訳
  • 学芸出版社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784761528522
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月18日取得)

代議制民主主義の限界が露呈するなか、無作為抽出による少人数グループが十分な専門的情報を得て熟議を行い、提言を策定して公共政策の検討過程へ反映させるミニ・パブリックスと呼ばれる取組みが拡大している。世界289事例の分析をふまえ、成功のための原則、既存の制度に熟議を埋め込む方法をまとめた初の活用ガイドライン。

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聞くこと、話すこと。

  • 『聞くこと、話すこと。 : 人が本当のことを口にするとき』
  • 尹雄大 著
  • 大和書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784479394051
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月13日取得)

論理的に話すことが、「上手な話し方」ではない。共感することが、「ちゃんと聞いている」ことではない。テクニックより大切なこととはー

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〈消費者〉の誕生

  • 『〈消費者〉の誕生 : 近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』
  • 林凌 著
  • 以文社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784753103751
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

“消費者”は社会を変えられるのか?戦後消費社会の出現とともに語られる“消費者”は、戦前期からすでに知識人の構想のなかに蠢いていた。戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦・奥むめお・本位田祥男、流通行政の礎を築いた向井鹿松・谷口吉彦・福田敬太郎らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄し、近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての“消費者”像を掘り起こす。これまで黙殺されてきた/にもかかわ …

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なぜ美術は教えることができないのか

  • 『なぜ美術は教えることができないのか : 美術を学ぶ人のためのハンドブック』
  • ジェームズ・エルキンス 著、小野康男, 田畑理恵 訳
  • 三元社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784883035588
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月6日取得)

「美術を教える」とは何か、何をいかにして教え、学んでいるのか、教師も学生も、ほとんど分かっていない。講評で使われる批評の言葉を手がかりに、美術の授業で「起こっていること」を記述することで、私たちが普遍と信じ、行い続けていることの意味を問い直す。-「美術を教える」ことについて、誰も口にすることのなかった数々の事実を提示する。

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