福沢諭吉の初期思想

福沢諭吉の初期思想
  • 『福沢諭吉の初期思想 : 近代的概念の受容と変容』
  • 姜兌玧 著
  • 慶應義塾大学出版会
  • 2022.8
  • ISBN: 9784766428384
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月6日取得)

翻訳者・福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。幕末〜明治初年、福沢諭吉が西洋の近代知を自家薬籠中の物とする過程を丹念に辿る。

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イタリア料理の誕生

イタリア料理の誕生
  • 『イタリア料理の誕生』
  • キャロル・ヘルストスキー 著、小田原琳, 秦泉寺友紀, 山手昌樹 訳
  • 人文書院
  • 2022.8
  • ISBN: 9784409510940
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月6日取得)

アメリカへ渡った移民の存在と二つの大戦、そして戦後の消費文化が食に及ぼした影響をたどることで、「イタリア料理」成立の歴史が見えてくる。多様な史料をもとに複雑な食糧政策と庶民の反応を鮮やかに描く、食のイタリア現代史。

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レイシズム運動を理解する

レイシズム運動を理解する
  • 『レイシズム運動を理解する : 理論、方法、調査』
  • キャスリーン・M・ブリー 著、鈴木彩加 訳
  • 人文書院
  • 2022.6
  • ISBN: 9784409241462
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月6日取得)

本書の著者ブリーは、1920年代のKKKと現代の人種差別主義運動、とくにそこに参加する女性についての調査で知られる、アメリカ右翼運動研究の第一人者である。しかし、その研究には独特の困難が伴っている。調査対象の見つけ難さ、信頼関係構築の是非、現場にみなぎる緊張と暴力による脅し…。運動の実態に迫ると同時に、調査における数々の問題に揺れる姿を率直に論じる、貴重な研究ドキュメント。

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自治体職員のためのナッジ入門

自治体職員のためのナッジ入門
  • 『自治体職員のためのナッジ入門 : どうすれば望ましい行動を後押しできるか?』
  • Policy Garage 編
  • 公職研
  • 2022.9
  • ISBN: 9784875264316
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

「チラシを一生懸命作ったのに、どうして行動してもらえないのだろうか?」こうした人の行動に関する問題に新たな解決策を提示するものとして、国内外で新たなトレンドとなっているナッジ。現役自治体職員でありナッジの実践者であるNPO法人Policy Garageと、「自治体の政策にナッジを取り入れる方法」をともに学びましょう!

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タイムバインド

タイムバインド
  • 『タイムバインド : 不機嫌な家庭、居心地がよい職場』
  • A.R.ホックシールド 著、坂口緑, 中野聡子, 両角道代 訳
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480511256
  • ちくま学芸文庫 ; ホ24-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月5日取得)

「会社のファミリーフレンドリー制度が充実していても利用しない人がいるのはなぜか」。ホックシールドが調査したある企業ではこうした重要な謎に直面していた。その謎を解明すべく、工場労働者から会社役員まで男女問わず様々な人にインタビューをしていき、分かったのは「職場にいる時間を減らしたくない、家にいたくない」という社員の存在であった。日本でも問題とされるワークライフバランスはただの時間の配分の問題ではなく、仕事と家庭の根源的な構造に起因するものであることが見えてくる。私たちにこのパズルを解く手段はあるのか?社会学の名著が問いかける。

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ヒトは〈家畜化〉して進化した

ヒトは〈家畜化〉して進化した
  • 『ヒトは〈家畜化〉して進化した : 私たちはなぜ寛容で残酷な生き物になったのか』
  • ブライアン・ヘア, ヴァネッサ・ウッズ 著、藤原多伽夫 訳
  • 白揚社
  • 2022.6
  • ISBN: 9784826902397
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

ヒトは「自己家畜化」によって友好的になり、見知らぬ人とも協力できるよう進化した。相手の心を思いやり、仲間と技術や文化を共有できたおかげでヒトは繁栄し、他の人類が絶滅しても生きのびることができた。しかし、その友好性には負の側面もある。ヒトは自分の集団が他集団に脅かされたと感じると、相手を「非人間化」し、残虐な行為をするようになるのだ。なぜヒトは地球上で最も寛容であると同時に、最も残酷な種になったのか?自己家畜化仮説を軸に、ヒトの進化と本性の深奥に斬り込む。

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私たちはどう学んでいるのか

私たちはどう学んでいるのか
  • 『私たちはどう学んでいるのか : 創発から見る認知の変化』
  • 鈴木宏昭 著
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480684318
  • ちくまプリマー新書 ; 403
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

教育現場ではこれまでのイメージから、間違った学習観が広まっている。その弊害をなくすために、認知科学の視点から「学び」の実態を科学的に明らかにする。

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生命機械が未来を変える

生命機械が未来を変える
  • 『生命機械が未来を変える : 次に来るテクノロジー革命「コンバージェンス2.0」の衝撃』
  • スーザン・ホックフィールド 著、久保尚子 訳
  • インターシフト
  • 2022.6
  • ISBN: 9784772695763
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

生命の叡智を活かすテクノロジー革命の最前線へ。ウイルスが育てるバッテリー、タンパク質を活用した水フィルター、がんを早期発見・治療できるナノ粒子etc…。「コンバージェンス2.0」は、人類が直面する難題をいかに超えるか?世界の科学技術研究のリーダーMIT初の女性学長が明かす。

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遺伝学者、レイシストに反論する

遺伝学者、レイシストに反論する
  • 『遺伝学者、レイシストに反論する : 差別と偏見を止めるために知っておきたい人種のこと』
  • アダム・ラザフォード 著、小林由香利 訳
  • フィルムアート社
  • 2022.6
  • ISBN: 9784845920266
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

遺伝学の「わかること」と「わからないこと」から人種差別主義者の論理をぶち破る。

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フランス革命史

フランス革命史
  • 『フランス革命史 : 自由か死か』
  • ピーター・マクフィー 著、永見瑞木, 安藤裕介 訳
  • 白水社
  • 2022.7
  • ISBN: 9784560098950
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

「いったい、これは誰の革命なのだろうか?」なぜ革命は起きたのか?また革命は誰にとってのものだったのか?そして革命が残した遺産とは?世界的権威が描き切った「全史」。当時の詳細な地図と貴重な図版多数。

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人種主義の歴史

人種主義の歴史
  • 『人種主義の歴史』
  • 平野千果子 著
  • 岩波書店
  • 2022.5
  • ISBN: 9784004319306
  • 岩波新書 新赤版 ; 1930
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月12日取得)

「人種」という根拠なき考えに基づいて、人を差別・排除する。人種主義(レイシズム)はナショナリズムや植民地主義や反ユダヤ主義と結びつき、近代世界に計りしれぬ惨禍をもたらし、ヘイトスピーチ・黒人差別など、現代にも深い影を落としている。大航海時代から今日まで、その思想と実態を世界史的視座からとらえる入門書。

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加速する社会

加速する社会
  • 『加速する社会 : 近代における時間構造の変容』
  • ハルトムート・ローザ 著、出口剛司 監訳
  • 福村出版
  • 2022.7
  • ISBN: 9784571410697
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月12日取得)

私たちには時間がない、あふれんばかりに勝ち取っているはずなのに。近代の技術革新はなぜ人々を時間欠乏から解放しないのか?近代のパラドクスに隠された加速の論理の解明、その文化的・構造的起源の探求、個人・集団のライフスタイルへの影響や歴史経験の変化に関する分析までー。社会・経済のあり方が根本から問われるいまこそ読みたい、よき生のための社会学。ドイツで最も注目されている社会学者の著書、初邦訳。

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