心理学19

つながりの社会心理学

つながりの社会心理学
  • 『つながりの社会心理学 : 人を取り巻く「空気」を科学する』
  • 鬼頭美江 著
  • 弘文堂
  • 2023.2
  • ISBN: 9784335552106
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月11日取得)

学校、職場、家庭、街の中、2人以上の人が集まって暮らす私たちの生き方は、他者からの影響を受けずにはいられない。電車の中で遭遇した急病人に見て見ぬふりをしてしまったり、初対面の人ばかりのチームで自分の好感度が気になったり…誰もが感じたことのあるその気持ちを科学的に解析し、日常生活に社会心理学が活かせるようになる一冊。

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悪意の科学

悪意の科学
  • 『悪意の科学 : 意地悪な行動はなぜ進化し社会を動かしているのか?』
  • サイモン・マッカーシー=ジョーンズ 著、プレシ南日子 訳
  • インターシフト
  • 2023.1
  • ISBN: 9784772695787
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

悪意の力を明かし、人間観をくつがえす傑作!悪意はなぜ失われずに進化してきたか?悪意をもたらす遺伝子、脳の仕組みとは?なぜ自分に害が及んでも意地悪をするのか?善良な人まで引きずり下ろそうとするわけ。悪意と罰の起源とは?悪意にはどのような効用・利点があるか?悪意をコントロールするには?…脳科学・心理学・遺伝学・人類学・ゲーム理論などの最新成果を駆使して、まったく新しい人間観が示される… …

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ハッピークラシー

ハッピークラシー
  • 『ハッピークラシー : 「幸せ」願望に支配される日常』
  • エドガー・カバナス, エヴァ・イルーズ [著]、高里ひろ 訳
  • みすず書房
  • 2022.11
  • ISBN: 9784622095491
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「ハッピクラシー」は「幸せHappy」による「支配ーcracy」を意味する造語。誰もが「幸せ」をめざすべき、「幸せ」なことが大事ー社会に溢れるこうしたメッセージは、人びとを際限のない自己啓発、自分らしさ探し、自己管理に向かわせ、問題の解決をつねに自己の内面に求めさせる。それは社会構造的な問題から目を逸らさせる装置としても働き、怒りなどの感情はネガティブ=悪と退けられ、ポジティブであることが善とされ …

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もうひとつの声で

もうひとつの声で
  • 『もうひとつの声で : 心理学の理論とケアの倫理』
  • キャロル・ギリガン 著、川本隆史, 山辺恵理子, 米典子 訳
  • 風行社
  • 2022.10
  • ISBN: 9784938662387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

フェミニズムに画期をもたらし、“ケアの倫理”の原点とされる名著の増補版を完訳。女性の道徳発達を低く見積もってきた、主流派心理学の男性中心主義を剔抉、「目の前の苦しみを和らげよ、誰ひとり取り残されてはならない」と命じる“ケアの倫理”の声を聴き取る。

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私たちはどう学んでいるのか

私たちはどう学んでいるのか
  • 『私たちはどう学んでいるのか : 創発から見る認知の変化』
  • 鈴木宏昭 著
  • 筑摩書房
  • 2022.6
  • ISBN: 9784480684318
  • ちくまプリマー新書 ; 403
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月29日取得)

知識は身につくものではない!? 実は能力を測ることは困難だ!? 「学び」の本当の過程を明らかにして、教育現場によってつくられた学習のイメージを一新する。

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集団浅慮

集団浅慮
  • 『集団浅慮 : 政策決定と大失敗の心理学的研究』
  • アーヴィング・L・ジャニス 著、細江達郎 訳
  • 新曜社
  • 2022.5
  • ISBN: 9784788517707
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月20日取得)

*組織のリーダーが学ぶべき、大失敗を避けるための条件とは なぜ、聡明な人々が議論を重ねたのに重大な失敗となってしまったのか。歴史的に重要なアメリカの政策決定の事例を取り上げて、集団にはたらく心理学的過程を明らかにし、どうしたら避けることができるかに答えた、社会心理学の重要文献の待望の完訳。

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誰も正常ではない

誰も正常ではない
  • 『誰も正常ではない : スティグマは作られ、作り変えられる』
  • ロイ・リチャード・グリンカー [著]、高橋洋 訳
  • みすず書房
  • 2022.5
  • ISBN: 9784622090915
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

正常・異常をめぐるスティグマは、ただ漫然と生じたものではない。科学や医学はつねに権威をもって「異常」とすべきもののカテゴリーを作りだし、それはコミュニティを通して社会的・文化的に学習されてきた。本書はおもに精神疾患や発達障害のスティグマを中心に、スティグマが構築と再構築を重ねてきた変遷の力学を、18世紀以降、複数の戦時期を経て、高度に経済化した今日の社会に至るまでたどる。 しかし、だからこそスティ …

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