社会思想101

自然、文化、そして不平等

自然、文化、そして不平等 -- 国際比較と歴史の視点から
  • 『自然、文化、そして不平等 : 国際比較と歴史の視点から』
  • トマ・ピケティ 著、村井章子 訳
  • 文藝春秋
  • 2023.7
  • ISBN: 9784163917252
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

世界的ベストセラー『21世紀の資本』のトマ・ピケティが、「格差」について考察。 「r>g」の衝撃から10年。戦争、気候危機、経済不安などを受け、世界は”第二次ピケティ・ブーム”へ。 その最新思想エッセンスを、ピケティみずからコンパクトな一冊にまとめたのが本書である。 ・「社会は平等に向かうべき」との思想はいつ始まったのか ・所得格差が最も少ない地域、最も多い地域は ・「所得格差」と「資産格差」につ …

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ブラジルの社会思想

ブラジルの社会思想
  • 『ブラジルの社会思想 : 人間性と共生の知を求めて』
  • 小池洋一, 子安昭子, 田村梨花 編
  • 現代企画室
  • 2022.12
  • ISBN: 9784773822120
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

文豪マシャード・ジ・アシスからルーラ大統領まで。 激動と困難の時代を生きぬき、脈々とつむがれてきたブラジル社会思想のエッセンスを集成。 暴力的な対立と分断の危機にさらされた社会に、南の世界が指し示す対話と共生のためのヒント。 ブラジルの社会的現実に対応して独自の思想を生み出してきた思想家・表現者たちを取り上げ、各章・コラムでその生涯と仕事を解説。 1.社会を解剖する セルジオ・ブアルケ・デ・オラン …

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『啓蒙の弁証法』を読む

『啓蒙の弁証法』を読む
  • 『『啓蒙の弁証法』を読む』
  • 上野成利, 高幣秀知, 細見和之 編
  • 岩波書店
  • 2023.1
  • ISBN: 9784000615785
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月7日取得)

なぜ人類は、真に人間的な状態に踏み入っていく代わりに、一種の新しい野蛮状態へ落ち込んでいくのかーー。難解なことで知られるホルクハイマーとアドルノの代表作『啓蒙の弁証法』。この書物で展開される複雑に入り組んだ「理性の自己批判」の理路を余すところなく読み解き、その前史、フランス現代思想、アメリカ批判理論との関係をも踏まえて全体像を解明する。

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アントピア

アントピア
  • 『アントピア : だれもが自由にしあわせを追求できる社会の見取り図』
  • ウォルター・モズリイ、品川亮 訳
  • 共和国
  • 2022.12
  • ISBN: 9784907986964
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

「ぼくたち全員の人生をよりよいものにするには、どうしたらいいのだろう?」--仕事、税金、収入、住居をはじめとする政治・経済から暮らしまで、社会主義と資本主義のハイブリッドを提起する20章。 『ブルー・ドレスの女』(ハヤカワ文庫)など、多くのミステリーで知られるアメリカを代表する黒人作家が、新しい社会のありかたを提言。政治、経済、差別、所有、食べもの、税、労働時間、文化などについてわかりやすく語りな …

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断絶としての教育

断絶としての教育
  • 『断絶としての教育 : アルチュセールにおける革命への問い』
  • 野見収 著
  • 東京大学出版会
  • 2023.1
  • ISBN: 9784130160452
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月11日取得)

経済格差や社会的不平等が拡大している現在、学校教育の場は結果的に階級支配を正当化する装置となっている。アルチュセールの思考をたどることで、諸個人を階級支配のイデオロギーから「断絶」し、科学的認識へと導くための新たな教育原理の提示を試みる。 まえがき 序章 イデオロギー・偶然性・教育 第1章 上部構造の相対的自律性 第1節 エンゲルスの回答 第2節 弁証法の変形と重層的決定 第2章 1960年代のエ …

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トゥーキュディデースとホッブズ

トゥーキュディデースとホッブズ
  • 『トゥーキュディデースとホッブズ : 真のリアリズムを求めて』
  • 木庭顕 編訳
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095590
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

国際情勢の緊張の中でリアリズムが標榜されるとき、決まって引き合いに出される二人の知的巨人ThoukydidesとHobbes。 しかし、前者は現実(リアル)の戦争を、一切の情緒的部分を排して凝視した。情念が意思決定へ短絡する、出口なしの絶望的状況を歴史家は描いた。視線はさらに深く貫通し、デモクラシーの腐食を生む社会の病理すら捉えた。Thoukydidesにとって歴史とは現代史であり政治史でなければ …

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アディクションと金融資本主義の精神

アディクションと金融資本主義の精神
  • 『アディクションと金融資本主義の精神』
  • 鈴木直 [著]
  • みすず書房
  • 2023.3
  • ISBN: 9784622096047
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

中毒、依存、嗜癖(しへき)などと訳される「アディクション」。スマホ、ギャンブル、ゲーム、飲酒、買い物……その対象は多岐にわたり、今日のネット社会ほどアクセスが容易になったことは人類史上かつてない。短期報酬を追い求めるアディクション化した金融経済は、実体経済を呑み込みながら、資本主義のカジノ化を推進している。 拡大するアディクションと、不安定化する金融資本主義。著者はそこに、人間の認知機能にそなわっ …

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公共哲学入門

公共哲学入門
  • 『公共哲学入門 : 自由と複数性のある社会のために』
  • 齋藤純一, 谷澤正嗣 著
  • NHK出版
  • 2023.3
  • ISBN: 9784140912782
  • NHKブックス ; 1278
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

「支配と抑圧を免れた生」を保障するために 余裕が失われ、「自分ファースト」が浸透していく時代に「公共的なもの」について考えようとすることの意味は何か? 本書は、皆が自らの価値をそれぞれ追求する「自由」と、そこから必然的に生じる「複数性」を最重要視し、 これらを保障する制度や規範をめぐって交わされてきた真摯な議論の積み重ねとして、公共哲学の全体像を描く。 カントから始め、リベラリズム前後の議論を明快 …

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アーレントと革命の哲学

アーレントと革命の哲学
  • 『アーレントと革命の哲学 : 『革命論』を読む』
  • 森一郎 [著]
  • みすず書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784622095545
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

暴力によるのではない仕方で、新しく始めることはいかにして可能か。…革命の成否のカギは暴力にあるとする固定観念を疑問に付し、政治的なものに固有な「権力(パワー)」、つまり言論と行為にみなぎる人間力に革命の本質を見出そうとするのが、アーレントの『革命論』なのである。同じく人類古来の言い伝えを借りて表現すれば、こうなろうーー「はじめに言論(ロゴス)があった」と。新しい始まりとしての革命を構想する哲学は、 …

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価値論

価値論
  • 『価値論 : 人類学からの総合的視座の構築』
  • デヴィッド・グレーバー 著、藤倉達郎 訳
  • 以文社
  • 2022.11
  • ISBN: 9784753103713
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月14日取得)

『負債論』や『ブルシット・ジョブ』そして遺作となった『万物の黎明(The dawn of everything)』(D・ウェングロウとの共著)などの著作で、つねに世の「常識」とされるものの根幹にある思考パターンの転覆を試みてきたデヴィッド・グレーバーが、自身の博士論文の出版を後回しにしてまで取り組んだ「最初の主著」であり、袋小路に入り込んでいる社会理論がそこから抜け出すために仕掛けられた「価値の総 …

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公衆衛生の倫理学

公衆衛生の倫理学
  • 『公衆衛生の倫理学 : 国家は健康にどこまで介入すべきか』
  • 玉手慎太郎 著
  • 筑摩書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784480017628
  • 筑摩選書 ; 0244
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月13日取得)

健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどう変えるのか。セン、ロールズ、ヌスバウムなどの議論を手掛かりに、現代社会に広がる倫理的な難問をじっくり考える。

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変革する文体

変革する文体
  • 『変革する文体 : もう一つの明治文学史』
  • 木村洋 著
  • 名古屋大学出版会
  • 2022.12
  • ISBN: 9784815811082
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月13日取得)

新たな文体は 新たな社会を つくる 小説中心主義を脱し、政論・史論から翻訳・哲学まで、徳富蘇峰を起点にして近代の「文」の歩みを辿りなおし、新興の洋文脈と在来の和文脈・漢文脈の交錯から、それまでにない人間・社会像や討議空間が形づくられる道程をつぶさに描いた意欲作。

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