社会思想98

シャドウ・ワーク

シャドウ・ワーク
  • 『シャドウ・ワーク』
  • イリイチ 著、玉野井芳郎, 栗原彬 訳
  • 岩波書店
  • 2023.11
  • ISBN: 9784003423219
  • 岩波文庫 ; 34-232-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月26日取得)

家事などの人間の本来的な諸活動は、市場経済を支える無払いの労働〈シャドウ・ワーク〉へと変質している。人間がシステムの従属変数となっている危機を、経済、社会、政治、知的活動などさまざまな切り口から論じ、自立・自存した生の回復を唱える。文明批評家イリイチによる現代産業社会への挑戦と警告。 凡 例 序 フランス語版への序 1 平和とは人間の生き方 2 公的選択の三つの次元 3 ヴァナキュラーな価値 4 …

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アナキズムの歴史

アナキズムの歴史
  • 『アナキズムの歴史 : 支配に抗する思想と運動』
  • ルース・キンナ 著、米山裕子 訳
  • 河出書房新社
  • 2020.11
  • ISBN: 9784309249803
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月23日取得)

「アナキズム」の目的とは、秩序の破壊や混乱などではない。草創期から現在まで、自由と協調の世界を徹底追求する理論家・アクティヴィストの系譜を描き出す!100人を超えるアナキスト人名録収録。

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逆境の中の尊厳概念

逆境の中の尊厳概念
  • 『逆境の中の尊厳概念 : 困難な時代の人権』
  • セイラ・ベンハビブ 著、加藤泰史 監訳、岩佐宣明, 宇佐美公生, ギブソン松井佳子, 小林道太郎, 庄司信, 高木駿, 高畑祐人, 徳地真弥, 馬場智一 訳
  • 法政大学出版局
  • 2023.11
  • ISBN: 9784588011603
  • 叢書・ウニベルシタス ; 1160
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月22日取得)

人権の哲学と人権の政治学とともに人間の尊厳を問う。討議倫理学とコミュニケーション的合理性において人権を体系的に説明し、「権利を持つ権利」を主張するアーレントや、アドルノ、ホルクハイマー、シュミットらの思想史的考察とともに、「民主主義的反復」や「法生成性」を展開させる。主権、シティズンシップ、ジェノサイド、反ユダヤ主義、国民国家の危機、「スカーフ事件」など現在もなお紛糾する諸問題を論じて、幻想なきコ …

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悪をなし真実を言う

悪をなし真実を言う
  • 『悪をなし真実を言う : ルーヴァン講義1981』
  • ミシェル・フーコー 著、ファビエンヌ・ブリヨン, ベルナール・E・アルクール 編、市田良彦 監訳、上尾真道, 信友建志, 箱田徹 訳
  • 河出書房新社
  • 2015.1
  • ISBN: 9784309246895
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月18日取得)

1981年、フーコーがルーヴァン・カトリック大学で集中講義を行う。それは告白と裁判を主題にしつつ、『狂気の歴史』から『性の歴史』にいたるフーコーの全思考を凝縮して展開するとともに、その「ミッシング・リンク」をもあきらかにするものだったーフーコーが西欧思想史を総括して、その「問題系」を語った唯一の講義。

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スコットランド啓蒙の社会理論

スコットランド啓蒙の社会理論
  • 『スコットランド啓蒙の社会理論』
  • クリストファー・J. ベリー 著、坂本達哉, 壽里竜 訳
  • 知泉書館
  • 2023.11
  • ISBN: 9784862853943
  • 知泉学術叢書 ; 27
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年2月14日取得)

「スコットランド啓蒙」とは,ヒューム『人間本性論』からスミス『道徳感情論』の刊行に至る1740-90年までの半世紀,中でも1750年から75年までを「中核」とする40名に及ぶ幅広い思想家の作品群によって構成された概念で,社会思想の観点から啓蒙の時代と精神を解明する。 「社会理論」とは,歴史の理論化作業,政治的・経済的著作,道徳哲学,スコットランド人の「文化的」争点等についての一般的で包括的な関心を …

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権力について

権力についてーーハンナ・アレントと「政治の文法」
  • 『権力について : ハンナ・アレントと「政治の文法」』
  • 牧野雅彦 著
  • 中央公論新社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784121101440
  • 中公選書 ; 143
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年1月26日取得)

暴力の支配するところに、本当の意味の権力は存在しないーーアレントがそう定義するのはなぜか。そして、アレントの言う「権力」を理解することによって、私たちは何を得ることができるのか。 世界の行く末が見通せない現在、ますます重みを増すアレントの思想を解読する。 目次より 第1章 政治の文法 第2章 評議会とはどのような組織か 第3章 「連合」の原理と国際関係 第4章 抵抗のための条件ーー黒人問題と暴力 …

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ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む

ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス論集』を読む
  • 『ミシェル・フーコー『コレージュ・ド・フランス講義』を読む』
  • 佐藤嘉幸, 立木康介 編
  • 水声社
  • 2021.3
  • ISBN: 9784801005563
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年1月14日取得)

瞠目の著作群を著す傍ら、13年にわたって続けられたコレージュ・ド・フランス講義は、人文科学の全域を講究するフーコーの思考のうねりそのものであった。苛烈な知性が遺しためくるめく言説の歴程を前期・中期・後期に分け、各時期の中核的主題を際立たせつつ、フーコー理論の真の骨格を抉出する初の試み!

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立法者・性・文明

立法者・性・文明
  • 『立法者・性・文明 : 境界の法哲学』
  • 谷口功一 著
  • 白水社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784560093764
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月4日取得)

この20年間はどんな時代だったのか? 浮かび上がってくるのは、「公共性」・「性」・「文明」という巨大な問題群だ。 著者は第一論集『ショッピングモールの法哲学』で、1970年代以降の政治理論、とりわけ正義論の枠組みを「郊外」という具体的な場で再考してみせた。社会の境界で考えるという基本姿勢は第二論集である本書でも変わらない。 著者の大きな転換点となったのは2003年のいわゆる「性同一性障害」特例法の …

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失われた〈重商主義〉の探求

失われた〈重商主義〉の探求
  • 『失われた〈重商主義〉の探求 : ジェイムズ・ステュアートの商業・利潤・貨幣』
  • 塩見由梨 著
  • 白水社
  • 2023.11
  • ISBN: 9784560093917
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月3日取得)

経済学の歴史は、自由主義と重商主義の争いの歴史であるとも言われる(ロドリック『貿易戦争の政治経済学』)。資本主義の機能不全が指摘される昨今、重商主義への関心はこれまで以上に高まっている。 この重商主義を体系的に総括したとされるのが、本書の主人公ジェイムズ・ステュアート(1713-1780)である。その『経済学原理』(1767年)を丹念に読み解きながら、重商主義を捉え直すのが本書である。 ステュアー …

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スーザン・ソンタグ

スーザン・ソンタグ 「脆さ」にあらがう思想
  • 『スーザン・ソンタグ : 「脆さ」にあらがう思想』
  • 波戸岡景太 著
  • 集英社
  • 2023.10
  • ISBN: 9784087212846
  • 集英社新書 ; 1184
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年9月2日取得)

“反解釈・反写真・反隠喩”で戦争やジェンダーといった多岐にわたる事象を喝破した、批評家スーザン・ソンタグ。あらゆる脆さにあらがう、その「カッコよさ」は、しかし生誕から九〇年を迎え、忘れかけられている。本書は「“キャンプ”についてのノート」で六〇年代アメリカの若きカリスマとなったデビューから、「9・11事件」への発言で強烈なバッシングの対象になった晩年までの生涯とともに、ソンタグという知性がなぜ読者 …

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メディア論の冒険者たち

メディア論の冒険者たち
  • 『メディア論の冒険者たち : Twenty-Eight Key Thinkers』
  • 伊藤守 編
  • 東京大学出版会
  • 2023.8
  • ISBN: 9784130502092
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年8月31日取得)

メディアについての議論百出諸説紛紛。ベンヤミン、マクルーハン、ボードリヤール、エーコ、マクロビー、キットラー、マノヴィッチ、ラマール、ホイ……。彼ら/彼女らがメディアに関して紡いだ思考の核心を浮かび上がらせる。第一線で活躍するメディア研究者が執筆するメディア論を知り学ぶための最強テキスト。 はじめに(伊藤 守) 1 メディア論の目覚め ガブリエル・タルド:モナド論からメディア論へ(伊藤 守) ヴァ …

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宮本常一〈抵抗〉の民俗学

宮本常一 〈抵抗〉の民俗学
  • 『宮本常一〈抵抗〉の民俗学 : 地方からの叛逆』
  • 門田岳久 著
  • 慶應義塾大学出版会
  • 2023.8
  • ISBN: 9784766429039
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年7月30日取得)

宮本常一は敗北したのか ポスト高度経済成長期の日本において、疲弊する離島の人びとに寄り添い、 彼らの自立を促すために奔走した宮本常一の思想や行動は 完全なる敗北だったのか。 たんなる民俗学者ではなく、地方の代弁者として活動した宮本常一の思想の核心に迫る。 柳田国男、南方熊楠、折口信夫と並ぶ民俗学界のビッグネームーー宮本常一。 本書では、斯界の巨人としてではなく、 当時広がっていた地域文化運動を構成 …

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