政治63

ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか

  • 『ヒトラーはなぜ戦争を始めることができたのか : 民主主義国の誤算』
  • ベンジャミン・カーター・ヘット 著、寺西のぶ子 訳
  • 亜紀書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784750518176
  • 亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ ; 4-13
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月30日取得)

《 民主主義の危機から、戦争は現れる 》 格差、移民、差別、陰謀論……分断社会に解決策を示せないリベラル諸国。 渦巻く不安と不信、露わになるナチズムの脅威。 アメリカを代表する歴史家が描く、緊迫の第二次大戦前夜。 ーーーーーーーーー 「他国が脅威として現れたとき、民主主義はどう対応すればいいのか」 「自国のリーダーが無謀で危険、あるいは無能とわかったとき、私たちはどう行動すべきか」 平和を望む民意 …

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ドイツ「緑の党」史

  • 『ドイツ「緑の党」史 : 価値保守主義・左派オルタナティブ・協同主義的市民社会』
  • 中田潤 著
  • 吉田書店
  • 2023.9
  • ISBN: 9784910590127
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月26日取得)

「新しい社会運動」はいかにして「緑の党」へと転化していったのか。各史資料やインタビューを基に、1970年代からドイツ再統一期までの歴史を丹念に描く。“緑”の勢力の結集、連邦政党の成立、躍進、党内対立、混迷、解党的再編…。 【目次】 序章 はじめに 第1部 市民運動から連邦政党へ 第1章 前身としての環境保護市民運動ーーニーダーザクセン州における原子力関連施設建設反対運動 第2章 「緑のリスト・環境 …

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江戸時代の官僚制

  • 『江戸時代の官僚制』
  • 藤井讓治 著
  • 法藏館
  • 2023.9
  • ISBN: 9784831826527
  • 法蔵館文庫 ; ふ1-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月20日取得)

260年あまりに及ぶ徳川社会を運営した統治機構は、いかなる局面から生み出されたのか。そしてそれは、いかに運用されていたのか。 一次史料にもとづく堅実な分析と考察から、幕藩官僚=「職」の創出過程とその実態・特質を解明。また考察を通じて、武家社会を「身分や家格に縛られた閉鎖的な社会」とする理解にも再考を迫る。 日本近世史研究をリードしてきた著者が、幕藩官僚制の内実を明瞭かつコンパクトに論じた快著。 【 …

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投票の政治心理学

  • 『投票の政治心理学 : 投票者一人ひとりの思考に迫る方法論』
  • マイケル・ブルーター, サラ・ハリソン [著]、岡田陽介 監訳、上原直子 訳
  • みすず書房
  • 2023.9
  • ISBN: 9784622096412
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月17日取得)

本書の特徴は、「選挙の機能」の捉え方にある。伝統的な政治心理学における投票行動研究では、「政治の代表者の選出」をはじめとした制度に基づく機能に焦点が当てられてきた。しかし本書では、選挙には投票者を中心に据えた機能も備わっている、と考える。選挙は政府と市民、さらには市民同士の交流の機会となっていて、そのことが確かに個々の投票者に影響を与えているーーこれがその考えの中核である。 著者らは選挙のそうした …

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政策立案の技法

  • 『政策立案の技法 : 問題解決を「成果」に結び付ける8つのステップ』
  • ユージン・バーダック, エリック・M・パタシュニック 著、白石賢司, 鍋島学, 南津和広 訳
  • 東洋経済新報社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784492212561
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月30日取得)

「全米で最も優れた政策立案プログラム」 カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の奥義 問題の発見から政策の設計、支持の獲得まで、必要な技術をすべて公開 本書は、政策立案を行う日本の実務家や学生を対象としている。 『正しい答え』ではなく『正しい質問』こそが政策立案の本質だ。 十分な訓練を積めば、「正しい質問」を発することが、 シンプルで自然で、当たり前の動作になる。 [政策立案の8つのステッ …

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コモンの「自治」論

  • 『コモンの「自治」論』
  • 斎藤幸平, 松本卓也 編、白井聡, 松村圭一郎, 岸本聡子, 木村あや, 藤原辰史 著
  • 集英社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784087370010
  • 集英社シリーズ・コモン
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月8日取得)

【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】 戦争、インフレ、気候変動。資本主義がもたらした環境危機や経済格差で「人新世」の複合危機が始まった。 国々も人々も、生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。 崖っぷちの資本主義と民主主義。 この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自 …

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何が投票率を高めるのか

  • 『何が投票率を高めるのか』
  • 松林哲也 著
  • 有斐閣
  • 2023.8
  • ISBN: 9784641149472
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月19日取得)

期日前投票期間や投票所の数,選挙啓発活動や議員定数の不均衡などの投票環境条件に注目し,それらがどのように投票率に影響を与えているのかを実証的に論じます。日本の有権者を対象とした投票率についての最新の研究成果をわかりやすく解説! 第1章 何が投票率を高めるのか? 第2章 投票所が近いと投票に行く?─投票所と投票参加 第3章 「投票日,雨の予報」は投票率に影響する?─投票期間と投票参加 第4章 投票啓 …

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「玉音」放送の歴史学

「玉音」放送の歴史学
  • 『「玉音」放送の歴史学 : 八月一五日をめぐる権威と権力』
  • 岩田重則 著
  • 青土社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784791775675
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月14日取得)

天皇の大恩か、権力の発動か 日本の近現代史のなかでもっとも有名なラジオ放送。ここで流された昭和天皇の声がアジア太平洋戦争終結を国民に告げた。この放送はなぜ必要だったのか。「御前」会議や原爆にかかわるメディアの報道、当時の人びとの肉声にいたるまでさまざまな文献資料を詳細にひもとくと、明治憲法体制における天皇とはいかなる存在か、そして「玉音」放送とはいったい何だったのかが明らかになる。これまで触れられ …

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揺らぐ中間層と福祉国家

  • 『揺らぐ中間層と福祉国家 : 支持調達の財政と政治』
  • 高端正幸, 近藤康史, 佐藤滋, 西岡晋 編
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.7
  • ISBN: 9784779517495
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月22日取得)

中間層が縮小するなかで、福祉国家はどこに向かうのか。 日本、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンの6カ国について、財政学と政治学の観点から考察する。 ●著者紹介 高端正幸(たかはし まさゆき) 東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。博士(経済学)。埼玉大学大学院人文社会科学研究科准教授。財政学、地方財政論。『福祉財政』(共編著、ミネルヴァ書房、2018年)、『財政学の扉をひ …

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鉄道と国家

鉄道と国家 ─「我田引鉄」の近現代史 新装改訂版
  • 『鉄道と国家 : 「我田引鉄」の近現代史』
  • 小牟田哲彦 著
  • 交通新聞社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784330044231
  • 交通新聞社新書 ; 172
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月22日取得)

日常の移動手段として利用される鉄道は必ず目的があって造られたが、その背景には「政治」「国家」という大きなベクトルが関わっている。当書は、その関わりをキーワードに多くの事例を取り上げ、より実感的に解説。中央集権、戦争、利便、災害復旧、国際協力など、鉄道が関わってきた役割の重要な一断面を通し、日本の近現代史を体系的に浮き彫りにする。 改訂新版まえがき 第1章 鉄道は国家百年の大計 第2章 日本の鉄道を …

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同調圧力

  • 『同調圧力 : デモクラシーの社会心理学』
  • キャス・サンスティーン 著、永井大輔, 髙山裕二 訳
  • 白水社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784560093658
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月19日取得)

同調は、人類と同じくらい長い歴史をもつ。エデンの園では、アダムがイヴに追従した。世界のさまざまな大宗教が広まったのは、同調の産物だといえる部分もある。 同調によって暴虐な行為が実現してしまうこともある。ホロコーストは同調がきわめて巨大な力をもつことの証だったと言える。 共産主義の台頭もまた、この力を表わしたものだった。現代のテロリズムは、貧困の産物でもなければ精神疾患や無教育の産物でもない。その大 …

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ルポ リベラル嫌い

  • 『ルポ リベラル嫌い : 欧州を席巻する「反リベラリズム」現象と社会の分断』
  • 津阪直樹 著
  • 亜紀書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784750518046
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月13日取得)

〈「もう、リベラルはうんざりだ」?〉 極右に惹かれる若者たち、移民を不安視する労働者たち、敵視される団塊世代、そして高まるEUへの不信感……。 近年、欧州で広がる「反リベラリズム」感情の底流には、一体何があるのか? EU本部の置かれるベルギー・ブリュッセルに赴任した著者が、揺れる欧州の現場に取材し、不安の根源に迫る、渾身のルポルタージュ! ■プロローグ……リベラリズムの行方 ■第1章………… …

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