労働37

労働の思想史

労働の思想史
  • 『労働の思想史 : 哲学者は働くことをどう考えてきたのか』
  • 中山元 著
  • 平凡社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784582703658
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月8日取得)

なぜいま働くことは苦しいのかーアリストテレス、ルター、カルヴァン、アダム・スミス、ルソー、カント、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、ハイデガー、アレント、ヴェーユ、イリイチ…人類誕生からAI時代まで、哲学者の思想から労働の功罪の価値を明らかにし、生きる意味を問い直す画期的な思想史。

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WORLD WITHOUT WORK

WORLD WITHOUT WORK
  • 『WORLD WITHOUT WORK : AI時代の新「大きな政府」論』
  • ダニエル・サスキンド [著]、上原裕美子 訳
  • みすず書房
  • 2022.3
  • ISBN: 9784622090700
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月31日取得)

本書は、現代における最大の経済的試練の一つをテーマとしている。迫り来る驚くべき技術革新によって、働いて稼ぎを得るということを全員が全員行なえるわけではない世界が来たら、その先はどうするのか。イギリスの新進気鋭の経済学者が、来たるべき“所得分配国家”“資本分配国家”“労働者支援国家”を描きだす。『フィナンシャル・タイムズ』ビジネスブック・オブ・ザ・イヤー、『フォーチュン』ベストブック、英『タイムズ』ベスト・ビジネスブック。

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就活の社会学

就活の社会学
  • 『就活の社会学 : 大学生と「やりたいこと」』
  • 妹尾麻美 著
  • 晃洋書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784771036932
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月30日取得)

就職活動の背景にある構造と仕組み。なぜ大学生は「やりたいこと」や熱意を問われ、語るようになっていくのか?労働市場媒介者が果たす役割と大学生の状況の定義を明らかにし、就職情報サービスと彼らの行為によって成り立つ「就活」の仕組みを解明する。

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AIが職場にやってきた

AIが職場にやってきた
  • 『AIが職場にやってきた : 機械まかせにならないための9つのルール』
  • ケビン・ルース 著、田沢恭子 訳
  • 草思社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784794226297
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年9月1日取得)

人工知能が上司になったら、あなたはどうする?労働の機械化が実現しつあるいま、あるべき人間とAIの関係を、トヨタやUberなどの事例から得た考察を通して提案。機械時代に人間らしさを失わずに働き続けるための指南書。

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クリエイティブであれ

クリエイティブであれ
  • 『クリエイティブであれ: 新しい文化産業とジェンダー』
  • アンジェラ・マクロビ―/著、田中東子/監修・翻訳、中條千晴/翻訳、竹﨑一真/翻訳、中村香住/翻訳
  • 花伝社
  • 2023/02/27
  • ISBN: 9784763420275

「クリエイティブであれ(ビー・クリエイティブ)」という呪縛が生み出す、現代の“終わりなき労働”とその構造──
「自由」や「自己実現」と巧みに結びついて若者を魅了するクリエイティブな世界。劣悪な労働環境を甘受し、マルチタスク化に対応する「新しいミドルクラスの女性」は、いかにして作り出されるのか?
クリエイティブ経済の絶頂期を、フェミニズムの視座から批判的に捉える。

-- クリエイティブであれ アンジェラ・マクロビ―(著/文) - 花伝社 | 版元ドットコム

消費と労働の文化社会学

消費と労働の文化社会学
  • 『消費と労働の文化社会学: やりがい搾取以降の「批判」を考える』
  • 永田大輔/編集、松永伸太朗/編集、中村香住/編集
  • ナカニシヤ出版
  • 2023/01/20
  • ISBN: 9784779516900

私たちはどのように文化を消費し、どのように生み出しているのか。
労働の変化を問い直しながら、様々な現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

-- 消費と労働の文化社会学 永田 大輔(編集) - ナカニシヤ出版 | 版元ドットコム

消費者をケアする女性たち

消費者をケアする女性たち
  • 『消費者をケアする女性たち: 「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』
  • 満薗勇/著
  • 青土社
  • 2022/12/23
  • ISBN: 9784791775279

仕事も、家事も、育児、介護も……頑張りつづけた女たちの格闘の軌跡
「女性目線」を活かしてつくられた大ヒット商品、超人気サービスの裏には、実は「ヒーブ」と呼ばれる人びとの活躍があった。戦後日本社会はいかにしてケアを売り買いできるものに変えたのか。男女雇用機会均等法の制定前夜に注目した、知られざる「女性活躍」の歴史。

-- 消費者をケアする女性たち 満薗勇(著/文) - 青土社 | 版元ドットコム

監査文化の人類学

監査文化の人類学
  • 『監査文化の人類学』
  • マリリン・ストラザーン/著
  • 水声社
  • 2022/12/23
  • ISBN: 9784801006942

人類学者たちが直面するブルシット・ジョブ?!
《説明責任を果たせ!》、《それは何の役に立つのか?》――私たちの日常に忍び込んできた「監査文化」。
市場原理と結びついた生産性の追求とペーパーワークの増大によって、社会はどのように変容したのか? 新自由主義に基づく大学再編成の波を背景に、雑務に忙殺される人類学者たちがみずからの職場を描きだす!

-- 監査文化の人類学 マリリン・ストラザーン(著/文) - 水声社 | 版元ドットコム

個別化する現代日本企業の雇用関係

個別化する現代日本企業の雇用関係
  • 『個別化する現代日本企業の雇用関係: 進化する企業と労働組合の対応』
  • 三吉勉/著
  • シリーズ: MINERVA 現代経営学叢書
  • ミネルヴァ書房
  • 2023/03/22
  • ISBN: 9784623094936

日本の大企業セクターにおける個別化された雇用関係の現実とは――。労使関係論の方法である「どんな仕事をどれくらいやって、いくらもらうのか」という仕事に関する規則に着目、その規則を決定するために労使間でどのような合意形成のための取り組みがなされているのか、ある日本企業の企業別労働組合を事例に観察・分析、今後を展望する。

-- 個別化する現代日本企業の雇用関係 三吉 勉(著/文) - ミネルヴァ書房 | 版元ドットコム

ゆるい職場

ゆるい職場 若者の不安の知られざる理由
  • 『ゆるい職場: 若者の不安の知られざる理由』
  • 古屋星斗/著
  • 中央公論新社
  • 2022/12/08
  • ISBN: 9784121507815

「働きやすい会社」を、なぜ若者は辞めてしまうのか?
新時代の、若者・仕事・日本社会を紐解く――
「今の職場、“ゆるい”んです」「ここにいても、成長できるのか」。そんな不安をこぼす若者たちがいる。2010年代後半から進んだ職場運営法改革により、日本企業の労働環境は「働きやすい」ものへと変わりつつある。しかし一方で、若手社員の離職率はむしろ上がっており、当の若者たちからは、不安の声が聞かれるようになった――。本書では、企業や日本社会が抱えるこの課題と解決策について、データと実例を示しながら解説する。

-- ゆるい職場 古屋星斗(著/文) - 中央公論新社 | 版元ドットコム

お母さんは忙しくなるばかり

お母さんは忙しくなるばかり
  • 『お母さんは忙しくなるばかり: 家事労働とテクノロジーの社会史』
  • ルース・シュウォーツ・コーワン/著、高橋雄造/訳
  • 法政大学出版局
  • 2010/10/15
  • ISBN: 9784588364143

19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか? かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。

-- お母さんは忙しくなるばかり ルース・シュウォーツ・コーワン(著) - 法政大学出版局 | 版元ドットコム