昭和歌謡と人文学の季節
- 『昭和歌謡と人文学の季節』
- ナカニシヤ出版
- 2023.5
- ISBN: 9784779517365
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月19日取得)
-- 昭和歌謡と人文学の季節 | 楽天ブックスかつて歌には詩と知があった。昭和の大衆歌の豊かなメッセージを掘り起こし今日の歌が失った教養と公共性の意味を問う。
-- 昭和歌謡と人文学の季節 | 楽天ブックスかつて歌には詩と知があった。昭和の大衆歌の豊かなメッセージを掘り起こし今日の歌が失った教養と公共性の意味を問う。
-- 世俗化論の生成(65) | 楽天ブックス近現代における宗教の変容を指すのに用いられてきた「世俗化」という概念について、長い間激しく交わされてきた議論の歴史を振り返る。思想史や社会学史の上にこの概念の形成過程をたどるとともに、今日宗教社会学内外にわたって繰り広げられている世俗化に関する議論を詳細に分析、近現代社会において宗教を問うことの意味を明らかにする。
-- 自称詞〈僕〉の歴史 | 楽天ブックス明治以降、なぜ日本語“僕”は、男性だけに普及したのか?幕末の志士・吉田松陰の書簡から村上春樹の最新長編まで、自称詞に込められた意味を読み解く。
-- 読み書きの民俗学 | 楽天ブックス近世から近代の村落では、生活と一体化した読み書き実践が花開いていた。神社由緒書や石造物に刻まれた記録、真宗聖教の読誦と出版、頭役祭祀をめぐる文書や帳簿などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、初めて体系的に論じた注目の書。
-- 「世界史」の誕生 | 楽天ブックス戦後から現在に至るまで、歴史研究では「ナショナル・ヒストリー」の限界が叫ばれ、「ヨーロッパ中心史観」からの脱却が指向されてきた。しかしヨーロッパ中心史観自体が、どのような内容と論理をもって形成されてきたのかは、必ずしも明らかではない。本書は、ヨーロッパ、北アメリカにおいて、世界史がいかにして形成され、幕末から明治維新以後の日本にいかなる影響を及ぼしたか、膨大な先行研究を咀嚼のうえ明らかにする。
-- 社会的企業の挫折 | 楽天ブックス英雄的な物語を超えて。NPOと営利企業のハイブリッドとして現れた社会的企業。華々しい成功譚の背後には、使命と利益の両立をめぐる苦悩が隠されていた。注目を集めるソーシャルビジネスの具体的事例を、インタビューと現地調査を中心に長期の視点から検証。持続的で多元的な社会貢献の可能性をさぐる。
-- 不正義とは何か | 楽天ブックス不運と不正義の違いとは?なぜ不正義は蔓延するのか?正義よりも不正義を考えるべき理由とは?感情や主観を切り捨てる政治理論の限界を指摘し、“不正義への感覚”を無視する社会の危険性を説く。“恐怖のリベラリズム”で知られる政治哲学の泰斗による不正義論入門。
-- ラジオと戦争 | 楽天ブックスラジオは国民に何を伝え、何を伝えなかったのか?長期にわたる取材と膨大な資料渉猟から、アジア・太平洋戦争に直面した「放送人」たちの矜持や高揚、困惑や懊悩、才智や創意、そして諦念を克明に追い、戦時下ラジオの責任に真正面から向き合う渾身のノンフィクション!
-- ナショナリズムとナショナル・インディファレンス | 楽天ブックス本書は、幅広い射程を持つ「ナショナル・インディファレンス(国民への無関心)」現象の歴史的な意義を追究する。19世紀から20世紀後半までの、ソ連を含むヨーロッパ各地の多彩な事例を取り上げ、様々なアプローチのもと、ナショナリズム理解に画期的な切り口を与える。本書を読めば、この先「ナショナル・インディファレンス」を念頭に置かずにナショナリズムの過去・現在・未来を見ることはできなくなるだろう。
-- 動物心理学入門 | 楽天ブックスヒトの「こころ」の謎を解く動物心理学のすすめ。学習や記憶のメカニズム、性差、親子や他者との絆や葛藤、共感、ストレスなど、現代社会を生きる私たちが直面している課題に新たな視点を。
-- アメリカ〈主婦〉の仕事史 | 楽天ブックス家事を担う主婦の「仕事」とはー各時代の社会環境・条件に対応した主婦の日常行動に内在する特徴を描き出す。
-- ドイツ人が語る ドイツ現代史 | 楽天ブックス本書は、ドイツ連邦共和国の歴史を再検討し、その新たな一側面を照射する。著者は外交史を専門とし、冷戦や欧州統合に直面した戦後ドイツの葛藤、苦悶を、世界やヨーロッパという視点から見直すとともに、文学や映画、歴史政策など、文化史的な現象にも言及する。ドイツ人ならではの、日本人では絶対に思いつかない視点で描かれた、コンパクトなドイツ現代史の通史。