メディア38

メディアと自殺

  • 『メディアと自殺 : 研究・理論・政策の国際的視点』
  • トーマス・ニーダークローテンターラー, スティーブン・スタック 編者、太刀川弘和, 髙橋あすみ 監訳
  • 人文書院
  • 2023.8
  • ISBN: 9784409340639
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月25日取得)

メディアの自殺報道はどうあるべきか 世界的な自殺研究者たちが、多様なメディアが自殺に与える影響について、歴史的分析からウェルテル効果やパパゲーノ効果などの理論的分析、各国の政策などを紹介。ソーシャルメディアとどのように付き合うか、ネットいじめの影響、集団自殺や拡大自殺の報道についても最新の知見を示し、回復への道筋も探る。メディアと自殺の関係を問う最先端研究論集。 ◎目次 1 はじめに 1 メディア …

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メディア論の冒険者たち

メディア論の冒険者たち
  • 『メディア論の冒険者たち : Twenty-Eight Key Thinkers』
  • 伊藤守 編
  • 東京大学出版会
  • 2023.8
  • ISBN: 9784130502092
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月19日取得)

メディアについての議論百出諸説紛紛。ベンヤミン、マクルーハン、ボードリヤール、エーコ、マクロビー、キットラー、マノヴィッチ、ラマール、ホイ……。彼ら/彼女らがメディアに関して紡いだ思考の核心を浮かび上がらせる。第一線で活躍するメディア研究者が執筆するメディア論を知り学ぶための最強テキスト。 はじめに(伊藤 守) 1 メディア論の目覚め ガブリエル・タルド:モナド論からメディア論へ(伊藤 守) ヴァ …

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「玉音」放送の歴史学

「玉音」放送の歴史学
  • 『「玉音」放送の歴史学 : 八月一五日をめぐる権威と権力』
  • 岩田重則 著
  • 青土社
  • 2023.7
  • ISBN: 9784791775675
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月14日取得)

天皇の大恩か、権力の発動か 日本の近現代史のなかでもっとも有名なラジオ放送。ここで流された昭和天皇の声がアジア太平洋戦争終結を国民に告げた。この放送はなぜ必要だったのか。「御前」会議や原爆にかかわるメディアの報道、当時の人びとの肉声にいたるまでさまざまな文献資料を詳細にひもとくと、明治憲法体制における天皇とはいかなる存在か、そして「玉音」放送とはいったい何だったのかが明らかになる。これまで触れられ …

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観光が世界をつくる

  • 『観光が世界をつくる : メディア・身体・リアリティの観光社会学』
  • 須藤廣, 遠藤英樹, 山口誠, 松本健太郎, 神田孝治, 高岡文章 編著
  • 明石書店
  • 2023.7
  • ISBN: 9784750356181
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月19日取得)

本書は、観光が創り上げる独特の「世界=リアリティ」について書かれた論考集である。映画・小説・まんが・世相等、15の章から現代における観光の事例を考えることで、観光社会学の新たな地平を切り拓くことを試みる。〈観光が世界をつくる〉--本書を読み終わったとき、読者は、そんな感慨を抱くことになるはずだ。 はじめに 第1章 伝わらないことの快楽ーー映画『ロスト・イン・トランスレーション』から観光経験について …

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eスポーツ社会論

  • 『eスポーツ社会論』
  • 川又啓子 編著、菊地映輝, 權純鎬, 北條大和 著
  • 同友館
  • 2023.7
  • ISBN: 9784496056666
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月16日取得)

興行型ビジネスというかたちで広まったeスポーツは、そこから地域活性化、教育、福祉など社会性を帯びる分野へと広がりを見せています。本書では、そうした状況を踏まえ、前著の「産業」から一歩踏み込み、社会的影響まで見据えてeスポーツの「いま」と「これから」を分析し、考えていきます。 序 章 はじめに 第1章 2023年の概況 第2章 eスポーツとビジネスはどうなっているのか 第3章 メディア、コンテンツと …

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近代日本メディア史 1

  • 『近代日本メディア史 1』
  • 有山輝雄 著
  • 吉川弘文館
  • 2023.8
  • ISBN: 9784642039277
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月16日取得)

明治新政権のメディア政策により、報道新聞がつくられた。新聞言論が活発化し、政府は讒謗律・新聞紙条例を公布して取り締まりを行う。明治国家体制のなかのメディアの役割形成など、第一次世界大戦までの歴史を描く。 序 見えないメディアを見る方法/徳川政権とニュース・メディア(商業的印刷出版の旺盛と統制/制度外としてのかわら版/取締の悪循環/幕末の変動とメディア統制の空洞化/時事的報道メディアとジャーナリズム …

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ニューメディアの言語

  • 『ニューメディアの言語 : デジタル時代のアート、デザイン、映画』
  • レフ・マノヴィッチ 著、堀潤之 訳
  • 筑摩書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784480511867
  • ちくま学芸文庫 ; マ51-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年2月4日取得)

新旧メディアの連続と断絶。犀利な視線でニューメディアの論理を分析し、視覚文化の変貌を捉える。マクルーハン以降、最も示唆に富むメディア史。 === デジタル・テクノロジーの登場と進展は、既存のメディアを変えただけでなく、独自のメディアも生み出した。それは1990年代からいっそう顕著となる。本書は、〈ニューメディア〉を特徴づける原則を抽出し、デジタル・マテリアリズムとでも呼ぶべき方法で、体験を構成する …

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メディア考古学とは何か?

  • 『メディア考古学とは何か? : デジタル時代のメディア文化研究』
  • ユッシ・パリッカ 著、梅田拓也, 大久保遼, 近藤和都, 光岡寿郎 訳
  • 東京大学出版会
  • 2023.7
  • ISBN: 9784130502078
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年1月31日取得)

映画研究、想像上のメディア研究、ドイツメディア理論、ニューマテリアリズム、ノイズ、アーカイヴ、メディアアートなどの主要なメディア研究/対象を踏まえることで、メディア考古学の見取り図を描き出す。デジタル時代のメディア文化にアプローチするための必読文献。 Jussi Parikka, What is Media Archaeology?,Polity,2012を全訳。 謝辞 第1章 イントロダクショ …

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読み書きの日本史

  • 『読み書きの日本史』
  • 八鍬友広 著
  • 岩波書店
  • 2023.6
  • ISBN: 9784004319788
  • 岩波新書 新赤版 ; 1978
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月5日取得)

私たちが日々実践している文字による言語活動は、長い時をへて形づくられてきたものだ。古代における漢字の受容から、往来物による学びの時代へ。近世の文字文化の多様な展開から、近代学校の成立へ。──世界の事例にも目くばりしながら、識字の社会的意味を広くとらえ、今も揺らぎのなかにあるリテラシーの歩みを描く。

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読み書きの民俗学

  • 『読み書きの民俗学』
  • 渡部圭一 著
  • 吉川弘文館
  • 2023.7
  • ISBN: 9784642074131
  • 日本歴史民俗叢書
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月15日取得)

近世から近代の村落では、生活と一体化した読み書き実践が花開いていた。神社由緒書や石造物に刻まれた記録、真宗聖教の読誦と出版、頭役祭祀をめぐる文書や帳簿などを事例に、フィールドワークを駆使して丹念に検討する。声での伝達や身体動作と絡み合った、近世から近代の日本を舞台とする読み書きの特質を、初めて体系的に論じた注目の書。

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ラジオと戦争

  • 『ラジオと戦争 : 放送人たちの「報国」』
  • 大森淳郎, NHK放送文化研究所 著
  • NHK出版
  • 2023.6
  • ISBN: 9784140819401
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年11月7日取得)

ラジオは国民に何を伝え、何を伝えなかったのか?長期にわたる取材と膨大な資料渉猟から、アジア・太平洋戦争に直面した「放送人」たちの矜持や高揚、困惑や懊悩、才智や創意、そして諦念を克明に追い、戦時下ラジオの責任に真正面から向き合う渾身のノンフィクション!

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メディアと宗教

  • 『メディアと宗教』
  • 石井研士 著
  • 弘文堂
  • 2024.3
  • ISBN: 9784335161070
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月20日取得)

情報化は宗教活動をどう変えたのか。ラジオやテレビによる布教活動、パソコンでの檀家管理、インターネット法話、AI神社ー情報化の発展に伴い、宗教団体が信者と関わる方法も著しく変化を遂げてきた。1980年代から現代まで、各時代を象徴する15本の論考を時系列に並べることで、情報化社会の中で模索を続ける宗教団体の姿が浮かび上がる。メディアやサブカルチャーが映し出す宗教像を長年にわたってリアルタイムで追い続け …

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