フランス革命の代償

フランス革命の代償
  • 『フランス革命の代償』
  • ルネ・セディヨ 著、山﨑耕一 訳
  • 草思社
  • 2023.2
  • ISBN: 9784794226341
  • 草思社文庫 ; セ3-1
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

フランス革命はその栄光だけでなく、支払った代償も大きかった。大革命からナポレオン帝政の25年間、戦場で、断頭台で、どれだけの人間が死んだのだろう。どのような芸術作品が生まれ、どれだけ文化財が破壊されたのだろう。フランスは本当に人権の国、自由・平等・博愛の国になったのだろうかー。人口動態、領土、法制、文化、芸術、農業、産業、商業、財政、社会の各分野について、大革命前夜とナポレオン帝政崩壊直後を比較し、革命がもたらしたものを検証する。革命の負をあぶり出す斬新な切り口で、より正確な革命像を描き出した本書は、フランス革命に関する貴重な書である。

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