コミュニケーション41

語る組織

  • 『語る組織 : ストーリーテリング・オーガニゼーションズ』
  • DAVID M BOJE [著]、高橋正泰 監訳、増田靖 監訳・解説、ストーリーテリング・オーガニゼーションズ翻訳プロジェクトチーム 訳
  • 同文舘出版
  • 2023.8
  • ISBN: 9784495390808
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月19日取得)

語りへの気づき・創発の意義を示し、より生きた語りを捉えるストーリーテリング研究の進展に貢献したボージェ。組織内の語りを活かす「語る組織」を論じたボージェの本邦初の翻訳。 第1部 語る組織の複雑性 序章 第1章 システム思考から複雑性思考へ 第2章 いかに語りの対話主義は創発を生み出すか 第3章 語る組織における集合的記憶の類型 第2部 語る組織の戦略 第4章 ポリフォニー的戦略の語り 第5章 文体 …

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謝罪論

  • 『謝罪論 : 謝るとは何をすることなのか』
  • 古田徹也 著
  • 柏書房
  • 2023.10
  • ISBN: 9784760155330
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年6月12日取得)

「すみません」では済まないとき、 何をすれば謝ったことになる? 責任、償い、約束、赦し、後悔、誠意への懐疑ーー 謝罪の機能や不適切な謝罪の特徴を解き明かし、 学際的な知を総動員して、「謝罪の全体像」に迫る! 【本書の内容】 親はある時期から、悪さをした子どもを叱る際、そういうときは「ごめんなさい」と言うんだ、と教え始める。すると、子どもはやがて、「ごめんなさい」と言うことはできるようになる。けれど …

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未来社会と「意味」の境界

  • 『未来社会と「意味」の境界 : 記号創発システム論/ネオ・サイバネティクス/プラグマティズム』
  • 谷口忠大, 河島茂生, 井上明人 編著
  • 勁草書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784326603602
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月14日取得)

AI・ロボットと人間が共存する未来社会における「意味」の意味とは何か。大規模言語モデルを超えて新たな意味の学理を構想する。 私たちにとって、あるいはAI・ロボットにとって「意味」とはどのようなものか。その「意味」はどこから立ち上がり、どのように作用するのか。大規模言語モデルがAIの可能性を拓いた現在だからこそ、重要となる「意味」についての考察。AI・ロボットと共存する未来社会に向けて構想すべき意味 …

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動物たちは何をしゃべっているのか?

  • 『動物たちは何をしゃべっているのか?』
  • 山極寿一, 鈴木俊貴 著
  • 集英社
  • 2023.8
  • ISBN: 9784087901153
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年4月9日取得)

つい最近まで、動物には複雑な思考はないとされ、研究もほとんどされてこなかった。 ところが近年、動物の認知やコミュニケーションに関する研究が進むと、驚くべきことが分かってきた。 例えば、小鳥のシジュウカラは仲間にウソをついてエサを得るそうだ。ほかにも、サバンナモンキーは、見つけた天敵によって異なる鳴き声を発して警告を促すという。 動物たちは何を考え、どんなおしゃべりをしているのか? シジュウカラにな …

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悪口ってなんだろう

  • 『悪口ってなんだろう』
  • 和泉悠 著
  • 筑摩書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784480684592
  • ちくまプリマー新書 ; 432
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月19日取得)

友だち同士の軽口とはなにが違うのか。あだ名はどういう時に問題になるのか。悪口を言うことはなぜ面白い感じがするのか。言葉の負の側面から、その本質を知る。 1 悪口はどうして悪いのか(人を傷つけるから悪いのか;悪意があるから悪いのか;人のランクを下げるから悪い ほか);2 どこからどこまでが悪口なのか(口が悪い;お互い様;あだ名と悪口ライセンス ほか);3 悪口はどうして面白いのか(笑いと悪口;悪口の …

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患者の話は医師にどう聞こえるのか

  • 『患者の話は医師にどう聞こえるのか : 診察室のすれちがいを科学する』
  • ダニエル・オーフリ [著]、原井宏明, 勝田さよ 訳
  • みすず書房
  • 2020.11
  • ISBN: 9784622089513
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月31日取得)

現代医学はMRI、PETスキャンなどのハイテク機器に夢中だが、最大にして最良の診断ツールは医師と患者の会話だ。有史以来、会話がもっとも病気を発見してきたのだ。 だが、患者が「しゃべった」ことと医師が「聞いた」ことは、どんなときも、いともたやすく別のストーリーになる可能性を秘めている。 症状を伝えたい一心の患者は、一刻も早く医師に言い分を主張したい。一方、つねに数多くのタスクを抱えながら、効率を上げ …

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ヘイト・スピーチという危害

  • 『ヘイト・スピーチという危害』
  • ジェレミー・ウォルドロン [著]、谷澤正嗣, 川岸令和 訳
  • みすず書房
  • 2015.4
  • ISBN: 9784622078739
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月18日取得)

ヘイト・スピーチとは何か。それは社会の何を壊すのか。ヘイト・スピーチが不快感をもたらすことは規制の根拠にはならない。それは人の「尊厳」を傷つけるから規制されるべきなのである。ヘイト・スピーチが攻撃するのは、社会の基盤そのものである。ではヘイト・スピーチ規制と、表現の自由はどう両立するか。日本と同じくヘイト・スピーチ規制のないアメリカの議論を紹介し、ヘイト・スピーチの定義、その問題点、法規制の根拠 …

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「持続可能性」の言説分析

  • 『「持続可能性」の言説分析 : 知識社会学の視点を中心として : 持続可能性って何?』
  • 山田肖子 編著
  • 東信堂
  • 2023.6
  • ISBN: 9784798918303
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月12日取得)

国際規範としての「持続可能性」の功罪ーわれわれはどう取り組むか?自然環境や動植物への配慮、途上国の貧困削減、雇用創出などを謳った「持続可能な開発」ないし「SDGs」は今日、国際機関や企業に広く共有された規範概念となっている。これらの言葉は私たちの日常生活にまでも溶け込みつつある一方、あまりに広範な概念であるがゆえに有名無実化しているきらいもある。「持続可能性」という概念の本質に立ち返り、現代社会に …

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サークル有害論

  • 『サークル有害論 : なぜ小集団は毒されるのか』
  • 荒木優太 著
  • 集英社
  • 2023.6
  • ISBN: 9784087212662
  • 集英社新書 ; 1166
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月7日取得)

読書会、勉強会、NPO、趣味の集い……あなたのコミュニティは大丈夫?一人ひとりは心優しい人間だとしても、全てのメンバーが互いをよく知っている小規模で親密な集いには、親密でよく通じ合っているが故に発生してしまう「毒」がある。その集いは人々の間のミクロな違い、その隙間に巣くうコミュニケーションによって「有害な小集団」と化し、わたしたちを日々毒す。本書はロシアに由来する小集団「サークル」を、小林多喜二か …

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聞くこと、話すこと。

  • 『聞くこと、話すこと。 : 人が本当のことを口にするとき』
  • 尹雄大 著
  • 大和書房
  • 2023.5
  • ISBN: 9784479394051
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月13日取得)

論理的に話すことが、「上手な話し方」ではない。共感することが、「ちゃんと聞いている」ことではない。テクニックより大切なこととはー

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