美学4

なぜ美を気にかけるのか

  • 『なぜ美を気にかけるのか : 感性的生活からの哲学入門』
  • ドミニク・マカイヴァー・ロペス, ベンス・ナナイ, ニック・リグル 著、森功次 訳
  • 勁草書房
  • 2023.7
  • ISBN: 9784326852017
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年3月17日取得)

おしゃれ、ダサい、ステキ、つまらない。こうした日々の感動をなぜ大事にするのか。生活の彩りの意味を問うあたらしい哲学入門。 お気に入りの服を着る、おいしいものを食べる、好きな映画をみるーーこうした日常のさまざまな美的選択は、人生にどのような意味をもたらすのか。人はなぜ美的な暮らしを送るのか。現代美学を代表する論者たちが3つの答えを提案する、哲学入門の授業向けに書かれた教科書。著者たちによる座談会とテ …

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魅惑する帝国

  • 『魅惑する帝国 : 政治の美学化とナチズム』
  • 田野大輔 著
  • 名古屋大学出版会
  • 2007.6
  • ISBN: 9784815805623
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

総統、労働者、民族共同体をモチーフに「芸術作品」として創造された第三帝国ーナチズムの「政治の美学化」による支配の全体構造と、キッチュと結びつき統合力を発揮していくメカニズムを、歴史社会学的手法によって浮彫りにする。

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小説のフィクショナリティ

小説のフィクショナリティ
  • 『小説のフィクショナリティ : 理論で読み直す日本の文学』
  • 高橋幸平, 久保昭博, 日高佳紀 編
  • ひつじ書房
  • 2022.8
  • ISBN: 9784823411625
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月19日取得)

人はなぜ虚構の物語にリアリティを感じるのか。フィクションとファクトの境界はどこに引かれるのか。分析美学の影響下に、ポスト構造主義以降の文学・芸術理論を形成しつつあるフィクション論。欧米の主要な理論的アプローチを概観しながら日本独自の「フィクショナリティ」を照射し、近現代小説の新たな読みを提案する。

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力
  • 『力 : 美的人間学の根本概念』
  • クリストフ・メンケ 著、杉山卓史, 中村徳仁, 吉田敬介 訳
  • 人文書院
  • 2022.7
  • ISBN: 9784409031162
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月27日取得)

近代的主体の哲学は、美学から始まる 人間は美をいかに捉え、美は人間をいかに主体たらしめるのか。本書はバウムガルテンとカントの美学を出発点に、ヘルダーやシラー、ニーチェ、フーコーまでの系譜を人間にそなわる「力」という観点から辿り直し、美学史の刷新を試みる。現代ドイツで最も重要とされるフランクフルト学派新世代の思想家による、美的人間学始まりの書。 「美的な経験とは、実践的自由からの自由が存在するという …

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