社会学18

リーディングス合理的選択論

リーディングス合理的選択論
  • 『リーディングス合理的選択論 : 家族・人種・コミュニティ』
  • 小林盾, 金井雅之, 佐藤嘉倫 編、鈴木伸生 [ほか] 訳
  • 勁草書房
  • 2022.8
  • ISBN: 9784326603534
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月17日取得)

社会科学の多様な展開を支えてきた合理的選択論の最重要論文集。人びとの行動や社会の動きを「各個人の合理的判断の結果」とみなす合理的選択論(合理的選択理論、rational choice theory)の、現代社会でも輝きを失わない、骨太な古典的業績。

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歴史学派とドイツ社会学の起原

歴史学派とドイツ社会学の起原
  • 『歴史学派とドイツ社会学の起原 : 学問史におけるヴェーバー資本主義論』
  • 竹林史郎 著、田村信一, 山田正範 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.7
  • ISBN: 9784623088690
  • MINERVA人文・社会科学叢書 ; 252
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年4月14日取得)

本書はドイツ社会学の黎明期における資本主義論、とりわけマックス・ヴェーバーのそれが成立する過程を探る。同時代の著述家たちの膨大な文献を渉猟して、従来曖昧であった歴史学派から初期社会学へと至る道筋を実証的に跡付け、ヴェーバーやゾンバルトの資本主義論がいかなる学問史的文脈に立脚するかを解き明かしている。ドイツにおいて高い評価を得た日本人研究者による、ドイツ社会学の起原に迫る労作。

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アクターネットワーク理論入門

アクターネットワーク理論入門
  • 『アクターネットワーク理論入門 : 「モノ」であふれる世界の記述法』
  • 栗原亘 編著、伊藤嘉高, 森下翔, 金信行, 小川湧司 著
  • ナカニシヤ出版
  • 2022.6
  • ISBN: 9784779516719
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年3月12日取得)

社会学や人類学はもとより、経営学、経済学、政治学から科学技術社会論などに至る広範な分野において参照されているANT。その活動をフラットな観点からの記述を通して、人間だけではなく、人間以外の多種多様な存在が果たしている役割を正当に評価することを目指す動的な運動体として捉え、基礎的な事項を踏まえ、コンパクトに解説するとともに、その多岐にわたる主要な成果と展開をテーマごとに紹介しながら全体像の描写を試みた画期的入門書!

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個人化の社会学

個人化の社会学
  • 『個人化の社会学』
  • ウルリッヒ・ベック, エリーザベト・ベック=ゲルンスハイム 著、中村好孝, 荻野達史, 川北稔, 工藤宏司, 高山龍太郎, 吉田竜司, 玉本拓郎, 有本尚央 訳
  • ミネルヴァ書房
  • 2022.2
  • ISBN: 9784623092871
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年1月20日取得)

現代社会は伝統やコミュニティや家族などの価値が解体し個人化したといわれる。本書は、この個人化概念について構造的・制度論的議論を展開し論争も巻き起こしたまさに古典といえる一書。

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原書は、Ulrich Beck and Elisabeth Beck-Gernsheim, Individualization: Institutionalized Individualism and its Social and Political Consequences,SAGE Publications, 2002.