消費7

〈消費者〉の誕生

  • 『〈消費者〉の誕生 : 近代日本における消費者主権の系譜と新自由主義』
  • 林凌 著
  • 以文社
  • 2023.5
  • ISBN: 9784753103751
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月10日取得)

“消費者”は社会を変えられるのか?戦後消費社会の出現とともに語られる“消費者”は、戦前期からすでに知識人の構想のなかに蠢いていた。戦後の生活協同組合を支える論理を生み出した賀川豊彦・奥むめお・本位田祥男、流通行政の礎を築いた向井鹿松・谷口吉彦・福田敬太郎らの戦前・戦中期の思想=活動に肉薄し、近代日本に通底する社会改良主体/庇護対象としての“消費者”像を掘り起こす。これまで黙殺されてきた/にもかかわらず私たちの生を根底から規定する、消費者主権の思想史。

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百貨店の戦後史

百貨店の戦後史
  • 『百貨店の戦後史 : 全国老舗デパートの黄金時代』
  • 夫馬信一 著
  • 国書刊行会
  • 2023.1
  • ISBN: 9784336074539
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月23日取得)

かつて「百貨店」は、そこに行けばすべてが手に入る魔法の玉手箱であったー。地元に愛され隆盛を誇ったものの今は消えてしまった全国各地の老舗デパートについて徹底取材。関係者の証言や当時の新聞記事などをつぶさに取り上げつつ、そのドラマチックな興亡の歩みを戦後の世相とともにあぶりだすノンフィクション。貴重図版300点以上掲載。

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消費社会を問いなおす

消費社会を問いなおす
  • 『消費社会を問いなおす』
  • 貞包英之 著
  • 筑摩書房
  • 2023.1
  • ISBN: 9784480075338
  • ちくま新書 ; 1706
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月6日取得)

平成のデフレ不況を乗り越えてもなお、消費社会は私たちの生活全体を覆い尽くしている。消費社会がもたらしたのは「豊かさ」ばかりでなく、深刻な格差や環境問題でもあった。一方で、消費社会はその根本において個人の自由かつ多様な生き方を実現し、今も多くの人々を魅了してやまない。大量消費の限界に向き合いつつ、消費社会が私たちにもたらした「自由」の意味をあらためて問いなおし、その可能性について、ベーシックインカムをはじめとする政策提言も視野に検討する。

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消費と労働の文化社会学

消費と労働の文化社会学
  • 『消費と労働の文化社会学 : やりがい搾取以降の「批判」を考える』
  • 永田大輔, 松永伸太朗, 中村香住 編著
  • ナカニシヤ出版
  • 2023.1
  • ISBN: 9784779516900
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月8日取得)

労働の変化を問い直しながら、さまざまな現代の消費文化と関わる労働を描きだし、外在的な批判を超える多様な「批判」のあり方を考える。

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消費者をケアする女性たち

消費者をケアする女性たち
  • 『消費者をケアする女性たち : 「ヒーブ」たちと「女らしさ」の戦後史』
  • 満薗勇 著
  • 青土社
  • 2022.12
  • ISBN: 9784791775279
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月10日取得)

仕事も、家事も、育児、介護も…頑張りつづけた女たちの格闘の軌跡。「女性目線」を活かしてつくられた大ヒット商品、超人気サービスの裏には、実は「ヒーブ」と呼ばれる人びとの活躍があった。戦後日本社会はいかにしてケアを売り買いできるものに変えたのか。男女雇用機会均等法の制定前夜に注目した、知られざる「女性活躍」の歴史。

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地理学で読み解く流通と消費

地理学で読み解く流通と消費
  • 『地理学で読み解く流通と消費 : コンビニはなぜ集中出店するのか』
  • 土屋純 著
  • ベレ出版
  • 2022.7
  • ISBN: 9784860646950
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年7月12日取得)

ユニクロはなぜ郊外から都心へ出店場所や規模を変化させたのか。身のまわりでいつの間にか起きている「街」「お店」「買い物」をめぐる変化を浮き彫りにし、その理由を地理学的な視点から明らかにします。

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消費は何を変えるのか

消費は何を変えるのか
  • 『消費は何を変えるのか : 環境主義と政治主義を越えて』
  • ダニエル・ミラー [著]、貞包英之 訳
  • 法政大学出版局
  • 2022.7
  • ISBN: 9784588642050
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年2月20日取得)

あなたはなぜ、何のために買い物をしているの?わたしたちは日々、自分のため、家族のため、大切なひとのためにたくさんの買い物をしている。消費は物質主義的で、資本主義的で、地球環境を破壊する「悪」なのか。むだな消費をやめれば地球は救われるのか。消費文化のこれからを考えるための入門書。

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