倫理学8

臨床現場のもやもやを解きほぐす緩和ケア×生命倫理×社会学

臨床現場のもやもやを解きほぐす 緩和ケア×生命倫理×社会学
  • 『臨床現場のもやもやを解きほぐす緩和ケア×生命倫理×社会学』
  • 森田達也, 田代志門 著
  • 医学書院
  • 2023.6
  • ISBN: 9784260050555
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月27日取得)

患者は余命を知りたいのに、家族が反対するのはなぜ? 患者が頑なに貫いてきた面会拒否は、亡くなった後も続けるべき? 緩和ケアの日常臨床は、答えに辿りつかない「もやもや事例」に満ちている。 悩める緩和ケア医・森田達也と、生命倫理学者兼社会学者・田代志門によるリアルな往復書簡が、臨床のもやもやを解きほぐす! 文系×理系の視点で「それでどうするの?」から「なんでそうなるの?」までを考える、ゆるくて深い越境 …

-- 臨床現場のもやもやを解きほぐす 緩和ケア×生命倫理×社会学 | 楽天ブックス

責任という倫理

  • 『責任という倫理 : 不安の時代に問う』
  • 國部克彦, 後藤玲子 編著
  • ミネルヴァ書房
  • 2023.8
  • ISBN: 9784623095599
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年12月7日取得)

国際紛争、経済格差の拡大、そしてパンデミック。文明社会が容易に解答を見出せない問題に直面するなか、求められている倫理とはどのようなものなのだろうか。本書はこの問いに応答するための鍵概念として「責任」に着目する。リスク社会、政策決定、政治過程、隣人、公平、ジェンダー、企業といった領域に生じている問題を分析するなかで、「責任」という手垢のついた概念を再検討し、時代に対応した形に鍛えなおすことで、問題解 …

-- 責任という倫理 | 楽天ブックス

秩序と企業倫理

秩序と企業倫理
  • 『秩序と企業倫理 : ドイツ・オルドヌンク倫理学Ordnungsethikの学説研究』
  • 柴田明 著
  • 文眞堂
  • 2023.1
  • ISBN: 9784830952005
  • 文眞堂現代経営学選集 ; 2-15
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月23日取得)

「秩序」からより良い企業のあり方を考える!個人の良心や規範意識ではなく、ルールや制度などの「秩序」に倫理の根源を求める、ドイツの「経済と企業の倫理学」の代表的アプローチである「オルドヌンク倫理学」について、方法論、理論、実践の観点から、その特徴、意義や課題を学説史的に考察することで、混迷を深めるこれからの時代におけるより良い企業のあり方を追求する。

-- 秩序と企業倫理 | 楽天ブックス

ケアの倫理と共感

ケアの倫理と共感
  • 『ケアの倫理と共感』
  • マイケル・スロート 著、早川正祐, 松田一郎 訳
  • 勁草書房
  • 2021.11
  • ISBN: 9784326102983
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

ギリガンやノディングズが立ち上げたケアの倫理を、道徳を包括的に説明しうる規範理論として提示。成熟した共感という概念を軸に、人間の情緒や関係性に根ざした道徳理解から行為や制度の正/不正、自律と尊重を論じる。

-- ケアの倫理と共感 | 楽天ブックス

未来倫理

未来倫理
  • 『未来倫理』
  • 戸谷洋志 著
  • 集英社
  • 2023.1
  • ISBN: 9784087212488
  • 集英社新書 ; 1148
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

私たちの行動はいま生きている世代に限らず、遠い未来にまで影響を与えることがある。テクノロジーの発達によってもたらされた行為と結果の大きな時間差は、私たちの社会に倫理的な課題を次々投げかける。気候変動、放射性廃棄物の処理、生殖細胞へのゲノム編集…。現在世代は未来世代に対して倫理的な責任があるのならば、この責任をどのように考え、どのように実践したらよいのか。倫理学の各理論を手掛かりに、専門家任せにせず …

-- 未来倫理 | 楽天ブックス

公衆衛生の倫理学

公衆衛生の倫理学
  • 『公衆衛生の倫理学 : 国家は健康にどこまで介入すべきか』
  • 玉手慎太郎 著
  • 筑摩書房
  • 2022.12
  • ISBN: 9784480017628
  • 筑摩選書 ; 0244
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月13日取得)

パンデミックにおける行動制限から肥満対策、健康格差や自己責任論、健康増進にかかわるナッジの問題点に至るまで。健康をめぐる社会のしくみは、人々の自由をどのように変えるのか。選択すべきは介入か、それとも個人の自律かー。高度化する健康管理の技術を注意深く読み解きながら、健康を守る社会の仕組みと個人の生き方の複雑な関係をめぐる問いにじっくり向き合う。自分自身で考え、共に生きるための倫理学。 …

-- 公衆衛生の倫理学 | 楽天ブックス

もうひとつの声で

もうひとつの声で
  • 『もうひとつの声で : 心理学の理論とケアの倫理』
  • キャロル・ギリガン 著、川本隆史, 山辺恵理子, 米典子 訳
  • 風行社
  • 2022.10
  • ISBN: 9784938662387
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年8月21日取得)

フェミニズムに画期をもたらし、“ケアの倫理”の原点とされる名著の増補版を完訳。女性の道徳発達を低く見積もってきた、主流派心理学の男性中心主義を剔抉、「目の前の苦しみを和らげよ、誰ひとり取り残されてはならない」と命じる“ケアの倫理”の声を聴き取る。

-- もうひとつの声で──心理学の理論とケアの倫理 | 楽天ブックス