2021年11月2

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?

アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か?
  • 『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か? : これからの経済と女性の話』
  • カトリーン・マルサル 著、高橋璃子 訳
  • 河出書房新社
  • 2021.11
  • ISBN: 9784309300160
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

食事をどうやって手に入れるか。これは経済学の根本的な問題だ。1776年、経済学の父アダム・スミスは、現代の経済学を決定づける一文を書いた。「我々が食事を手にいれられるのは、肉屋や酒屋やパン屋の善意のおかげではなく、彼らが自分の利益を考えるからである」人々の利己心のおかげで、我々は食事にありつける。合理的な経済人の自己利益の追求が市場を、世界を回すーいや、本当にそうだろうか?ちなみにその夕飯のステー …

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ケアの倫理と共感

ケアの倫理と共感
  • 『ケアの倫理と共感』
  • マイケル・スロート 著、早川正祐, 松田一郎 訳
  • 勁草書房
  • 2021.11
  • ISBN: 9784326102983
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年10月15日取得)

ギリガンやノディングズが立ち上げたケアの倫理を、道徳を包括的に説明しうる規範理論として提示。成熟した共感という概念を軸に、人間の情緒や関係性に根ざした道徳理解から行為や制度の正/不正、自律と尊重を論じる。

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