- 『ドイツにおける労働者の共同決定 : 歴史と制度』
- 早稲田大学出版部
- 2023.12
- ISBN: 9784657230126
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2026年4月16日取得)
-- ドイツにおける労働者の共同決定 | 楽天ブックスドイツにはコーポレートガバナンスのあり方の一つとして、会社経営の意思決定に労働者の半数を代表する者が参画する「労働者共同決定制度」が存在する。著者はこの分野の第一人者であり、長年にわたる研究成果として、同制度の歴史的経緯、現状と問題点をまとめた一冊。
これさえあれば、ドイツ労働者共同決定制度のすべてがわかる。すべての企業法研究者におすすめの一冊。
はじめに
第1編 フランス革命からドイツ帝国の成立に至るまで(1789-1871年)
第1章 序論ーーフランス革命後のヨーロッパの政治・経済体制
第2章 19世紀前半の労働者代表制の構想
第3章 1848年の三月革命ーーパウロ教会憲法と営業法草案
第4章 カール・マルクスー思想と行動
第5章 19世紀後半頃の企業家による労働者保護の施策
第6章 19世紀末までの会社制度の歴史
第2編 ドイツ帝国の成立から第ー一次世界大戦に至るまで(1871-1914年)
第7章 ドイツ帝国の成立と帝国憲法の制定
第8章 ビスマルクの政策
第9章 帝国営業法とプロイセン鉱業法ーー制定と改正
第3編 第一次世界大戦からヴァイマル共和国の成立・崩壊まで(1914-1933年)
第10章 第一次世界大戦と祖国救援勤務法
第11章 1918年の革命ーー労働者・兵士評議会(レーテ)と中央労働共同体
第12章 革命後の情勢・ヴァイマル憲法・社会化条項と労働者参加法制
第13章 ヴァイマル共和国の崩壊に至る過程
第14章 労働組合の種類、自由労働組合の活動と政党との関係
第15章 労働者参加に関する思潮
第4編 ナチス政権の時代(1933-1945年)
第16章 ヒトラーの権力掌握・独裁と政策
第5編 第二次世界大戦後からドイツの再統一に至るまで(1945-1990年)
第17章 連合国の占領政策
第18章 占領下における状況ーー労働組合の再建と労働者の参加法制
第19章 ドイツ連邦共和国基本法の制定
第20章 東ドイツの体制と労働法
第21章 西ドイツの経済政策ーー社会的市場経済
第22章 1951年石炭・鉄鋼共同決定法
第23章 1952年事業所組織法ーー制定と展開
第24章 労働者参加に関する社会民主党の見解
第25章 1965年株式法の制定
第26章 1976年共同決定法ーー制定と展開
第6編 ドイツの再統一から現在まで(1990年ー)
第27章 東ドイツ時代の施策の処理と再統一
第28章 共同決定制度の展開(1994年から2004年まで)
第29章 事業所共同決定制度ーー事業所組織法の規制
第30章 1990年以降の共同決定制度をめぐる議論
第31章 1990年代末以降の監査役会に関係する企業法制
第32章 シュレーダー政権の施策ーーハルツ改革
第33章 メルケル政権の労働法・社会保障法に関する施策
第34章 ドイツの共同決定制度に対するEUの法制からの影響
第35章 イギリスのEU離脱・その影響
第36章 デジタル化の雇用への影響ーー「労働4.0」
第37章 企業共同決定制度の現状と問題点
おわりにーー総括・展望
あとがき
索引