ドイツ「緑の党」史

  • 『ドイツ「緑の党」史 : 価値保守主義・左派オルタナティブ・協同主義的市民社会』
  • 中田潤 著
  • 吉田書店
  • 2023.9
  • ISBN: 9784910590127
  • 出典:国立国会図書館書誌データ(2025年5月26日取得)

「新しい社会運動」はいかにして「緑の党」へと転化していったのか。各史資料やインタビューを基に、1970年代からドイツ再統一期までの歴史を丹念に描く。“緑”の勢力の結集、連邦政党の成立、躍進、党内対立、混迷、解党的再編…。
【目次】
序章
はじめに
第1部 市民運動から連邦政党へ
 第1章 前身としての環境保護市民運動ーーニーダーザクセン州における原子力関連施設建設反対運動
 第2章 「緑のリスト・環境保護」の成立ーー環境保護市民運動からエコロジー政党へ
 第3章 抗議政党から綱領政党への転換
 第4章 緑の勢力の結集
 第5章 連邦政党緑の党の成立
第2部 社会構成と地域的広がり
 第6章 左派オルタナティブと各州での緑の運動
 第7章 緑の党の社会構成
第3部 混迷の時期
 第8章 党内対立解消の試みーー「左派フォーラム」と「出発派」
 第9章 「原理派の」影響力喪失とベルリンの壁崩壊
結びにかえてーー緑の党の現在

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