
- 『誰のための排除アート? : 不寛容と自己責任論』
- 岩波書店
- 2022.6
- ISBN: 9784002710648
- 岩波ブックレット ; No.1064
- 出典:国立国会図書館書誌データ(2024年6月9日取得)
-- 誰のための排除アート? | 楽天ブックス寝そべれないベンチ、禁則事項だらけの公園…。建築物が本来の目的外に使用されないようにする、「排除アート」。これらは公共空間が特定層に対して臨む、厳しい態度の表れである。なぜ排除アートは設置されたのか。果たしてアートと呼べるのか。その歴史・背景をひもとき、日本の公共空間づくりの問題点を浮き彫りにする。
1 女性ホームレス殴打殺人事件の現場と周辺を歩く
2 ホームレスを不可視にする排除アート
3 一九九六年の新宿西口通路で何が起きたのか
4 進化する排除ベンチ
5 アートとデザインのあいだ
6 パブリックアートと排除アートの違い
7 コロナ禍がもたらした行動の制限
8 公共空間の変容と危機
9 街は誰のためにあるのか
あとがき
※表紙写真:新宿西口地下の先端が斜めになったオブジェ群